ただ、ひとりになりたい。
取り止めもなく、ただ、胸の内を書いただけの文章です。
些細でちっぽけで情けなくなる、
でもわたしにとってはどうしようもない、叫びです。
今大変な状況にいらっしゃる方は嫌な気持ちになるかもしれません。
*
先週は、金曜日の夜から実家に帰ってきました。
もともとは娘だけ預けるつもりだったのだけど、娘が『ばーばのおうちやだ!ママのおうちがいい!』と言うので、一緒に行くことにしました。
それでも、自分時間は確保する気満々でした。
一緒に帰れば、
わたしの『夢に向かって勉強したい欲求』と
娘の『ママと一緒にいたいという欲求』を両方満たせるだろうと思って出発しました。
ところが、蓋を開けてみると…
娘は実家に着いても『ママ、ママ!』と私にくっついてばかり。
お風呂も、寝かしつけも、『ママがいい!』というのでやりました。
最終日の午前中は、ばーばがお出かけに誘ってくれて、しばし一人時間ができました。
それでも私の胸の中は、疲労感でいっぱいでした。
実家に持っていった本を読むことも、noteを書くことも、ほとんどできなかった。
休息の時間も、思うように取れなかった。
周りに祖父母がいるのに、必死に私の手を掴み、『ママ、ママ!』と抱っこをせがむ娘。
横になるとすぐやってきて、『ママ、起きてよー!』と身体を揺すってくる娘。
お願いだから、ひとりにして!!!!!!
何度もそんな叫びが出てしまいそうになりました。
(出していません)
そしてそのたびに、
私はなんて無責任で、
依存心でいっぱいで、
自己中心的なお母さんなのだろう、
と情けなくなりました。
*
娘は、まだたった2歳半です。
一人でお泊まりなんて、したくないに決まっています。
ママ、パパと一緒がいいのです。
それが当たり前です。
その寂しい気持ちを押し殺して、今までは一人でお泊まりしていたのです。
両親だって、私がすこしでも休めるよう、心を砕いてくれました。
仕事の後、車を運転できない私を1時間以上かけて迎えにきて、帰り道も同様に送ってくれた父。
食事、洗濯、ぜんぶやってくれた上で、娘の相手もしてくれた母。
当たり前のことはありません。
忙しい中、私のために、娘のために手を尽くしてくれたのです。
感謝すべきことは山ほどあるのに、
どうして私はいつまでもどこまでも
『もっと、もっと!』と思ってしまうのだろう。
もっと私を助けて!
もっと私を心配して!
もっと私を楽にして!
もっと私を、私を…
*
世の中には、様々な理由で、
大切なひとを抱きしめられない人がいる。
抱きしめたいと切に願うのに、抱きしめられない人が。
私には、抱きしめる相手がいて、抱きしめられる腕があるのに。
大切なものはこの腕の中にすべてあるというのに。
なぜ、ないものばかりを探すのだろう。
私は、本当に、自分を心から受け入れられるひとになれるのかな。
ひとに光を届けられるような人間に、なれるのかな。