平安の祈り

平安の祈り

神様、私にお与えください。
自分に変えられないものを受け入れる落ち着きを、
変えられるものは変えていく勇気を、
そして二つのものを見分ける賢さを。

これはミーティングの最後に必ず唱えられる祈りです。

ミーティングは決して宗教ではありません。ミーティングにでなければならないということは決してないからです。でるか出ないかは個人の選択に任されています。この世界は、多くの回復の手段がありますが、ミーティングはその手段の一つに過ぎないと私は考えています。しかし、私が回復するのには、このミーティングが一番合っていると思う。ただ、それだけです。時々、回復にこだわりすぎて苦しくなるときもありますが、そういうときは、ステップ１かあるいはHALT（お腹が空いているとき、怒っているとき、ひとりぼっちで寂しい時、疲れている時はストップしよう）というスローガンを思い出します。そして、振り返るのをやめます。いまに戻ってくるようになります。

「過去」のことを変えるのではなく、「過去」の出来事をありのまま受け入れて、「今」起こっている行動パターンを改めて、新しい行動パターンを獲得して、新しい人生を生きることを「回復」するというのではないかと思いました。

今上の言葉を書いていて自分でも驚きました。私はまだまだ回復の途上にあります。まだ、新しい行動パターンを獲得できていない。

自分に変えられないもの

私にとって自分に変えられないものは「過去」に起こった出来事とそれに対する自分の行動です。過去に起こったことは変えられません。でも、まだ過去に起こったことをなかったことにしようとしたり、違う出来事に置きかえようとしたりしています。その作業は、分かち合いと棚卸しでやっていきます。あんまりにも、恥ずかしい出来事が多い。でも、それは「過去」のことだから、「今」現在はその影響を受けた行動をとっているに過ぎない。と、自分に言い聞かせる。私の恥ずかしい出来事は、分かち合える範囲であれば、分かち合っていきます。

変えられるもの

私が変えられるものは、今後の私の行動パターンと、私の考えや思いです。ACとして得た特徴もあると思うけれど、それを取り除いてくださいと神に祈って取り除いてもらうこともできます。

私が今取り除いてもらいたいなと思う欠点は、「ぐずぐずと物事を先延ばしにする」という特徴です。

私は今あるイベントを控えていますが、そのイベントでどうするかということに対して、先延ばし先延ばししています。もう１ヶ月を切っていますが、その日が来るのをとても恐れています。多くの方が関わることですので、失礼のないようにと思っていますが、どうしても、逃げてしまって先に進みません。。。

自分の責任に関わることになると逃げます。

それと、自分のことばかり考えてしまって、周りのことが見えなくなるという性格特性もあります。

つい、自分のことばかり見つめてしまって、相手のことが見えなくなります。

でも、相手のことばかり見過ぎても、今度は共依存的になってしまいます。自分に目を向ける時は、慈愛を持って、自分を厳しく裁かないで優しい眼差しを向けながら、ゆっくりと回復を目指していこうと思います。

まだまだ、自分の欠点は多くありますが、一つずつ丁寧に扱ってあげようと思います。

読んでくださったことを感謝します。今日一日、皆さんに神様の祝福とお恵みが豊かにありますように。

あお