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未来の娘のために望むことを、いま、誰かに

先日、娘が1歳になりました。

目の前にいるリアルないまの娘と、OneDriveに保存された1年前の娘の写真を見比べると、本当に変わったな、すごい成長したな、と思います。

嬉しいようで寂しくもあり、寂しいようで嬉しくもあります。今の娘は、いま、このときだけ。娘との時間を存分に楽しまなくちゃ(楽しんでもらわなくちゃ)と思います。

未来の娘についても、想像してみます。もちろん、そんなものは単なる妄想であって、先のことなんてわからないですが。

インシャーアッラー
いつか娘は大人になって、結婚するでしょう。
80歳や90歳になっても、元気なおばあちゃんとして生きているかもしれません。

8歳、15歳、20歳、46歳、58歳、72歳、84歳、96歳、・・・

どの年齢の娘にも、幸せであって欲しいと父は願います。

そしてこの願いは、わたし自身への問いになって、突き返されてきます。

将来の娘の夫には、娘を大切にして欲しい。
では、自分は妻に対してどうか?
自分の娘に対してして欲しい以上に、大切にできているだろうか?

年老いた娘の家族や周囲の人たちには、娘に親切にして欲しい。
では、自分は家族や、周囲にいる老人に対してどうか?
自分の娘に対してして欲しい以上に、親切にできているだろうか?

逆に、こうも考えられる気がしました。

わたしは娘の夫ではありませんが、わたしの妻(義父の娘)の夫です。

わたしは未来の年老いた娘の孫ではありませんが、自分の祖母の孫です。

娘が年老いた頃には、わたしはこの世を去っているでしょう。
年老いた娘のためにできることはありませんが、いま、自分の祖母や、周りのお年寄りに喜ばれることをするチャンスはあります。

そう考えると、なんだか周囲の人たちが、より身近に感じられてきます。

いま、バスで近くに座っているおばあちゃん(おじいちゃん)も、誰かの娘(息子)であり、いまの娘と同じような時期があったんだなぁと。

自分の娘と同じように、周囲の人たちのことも、もっともっと大切にしたい。もちろん、自分にできる範囲で。

なんだか、世界の見方がちょっと変わりそうです。

フィリッパ・ペリー『自分の親に読んでほしかった本』

最近、読んでいる本です。この本の最初の方で、子どもに対して怒りや憎しみなどのマイナスの感情が起こるメカニズムについて解説されています。

わたしはまだ、子どもに対してそのようなマイナス感情を抱いたことはありません(本当に!)。大変なことはママがやってくれて、パパは楽しいところだけいいとこ取り、の子育てになってしまっているだけかもしれませんが・・・。

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