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第14回「今年は虐待とどう向き合うか~個人としても、社会としても~」

2021年最初のAbuse Dialogueを開催できました!ありがとうございます!
今年もよろしくお願いします。

そんな新年最初の会ということでテーマは「今年は虐待とどう向き合うか~個人としても、社会としても~」としました!

ですので比較的フリートークに近かったかなと思います。参加はしてないけれど、自分もどうしようかと考えている方にも届いたらよいなと思います。そして「社会としても」と付けたので、私のように虐待被害当事者ではないけれど...という方が少しでも関心をもって虐待問題について考えてくれるきっかけになったらさらにうれしいです。

関心の輪を広げて虐待問題をマイノリティではなくさせたくない。みんなごとにしたいですね。

さて、今回の開催で出てきたものを共有しますね!ざっと以下のような感じでした。

・ヤングケアラーとしての自分を分解し、親の問題と自分の問題を分けられるようになりたい。
・必要以上に周りからの評価を気にしてしまうことから変わりたい
・NO!と言える勇気を持ちたい
・自分の中に常にある怒りの根源には、虐待経験によるものがあるのではないかと思うようになったため、そろそろ向き合って考えたい
・なぜか自分のメンタルを維持できないことがあり、さかのぼると虐待によるものかなと思ったので、様々な人の考えを聞きたい
・固定的な家族観からの解放を社会にも発信したい
・距離を置くことへの罪悪感から解放されて、距離を置けるようになりたい
・自分の取説を作りたい

参加者の方から「ヤングケアラー」という言葉を深く知るきっかけをいただけました。下のブログを見ると少し、ヤングケアラーについて考えるきっかけにもなるし、こんな存在があるんだなということを知れると思います。

こういうことを考えると、やっぱり「家族」だけの問題ではなく社会の問題だよなと改めて感じます。

そのあと、盛り上がった話の内容は「普通になりたい。」でも「普通」ってなんだ?という話でした

被虐待経験者かどうかに関係なく、「普通」にとらわれすぎている一面ありますよね…
この話で、たどり着いたのは結局、幸せな状態が普通になったらよいよね
ということでした。それぞれの幸せがあってそれぞれの「普通」があって良いんですよね。

「この場(Abuse Dialogue)の温かい雰囲気が大好きです」「この場(Abuse Dialogue)の空気が普通になったらよいな」という言葉もいただけて、僕ら運営にとって幸せすぎるお言葉も聞けました。

幸せを考えると、やっぱり自分の人生を自分の舵で生きている状態ですよね。ある意味で虐待は舵を虐待者に奪われている状態なのだと思います。
舵を取り戻すにはやっぱり、距離が大事なんだなと改めて交流する中で思いました。自立・独立の仕方、部屋の借り方、などで大変な面や良い面を共有したいですねという話になりました。

ということで次回、第15回は「虐待者と距離をとる方法」というテーマで話します。日時は、1月26日19:30~20:45です!

主に家出をする方法など物理的に距離をとることについてですね!距離をとろうとして大変だったことや知っておきたかったこと、距離をとってよかったことなど共有できたら良いですね!

今後ともよろしくお願いします。

マモ

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