【レポート】Vtuberファンの娘のライブ参戦!‐付き添い保護者の立場で見えてきたもの‐
時代は推し活ブーム
旬を逃さない100円均一ショップにも推し活のためのグッズが並び、
缶バッチの保護フィルム、推しブロマイドのケース、手作りぬいキットなどがぎっしりと並ぶ。
好きなキャラクターを愛情でラッピングし、時には一から生み出し、バッグを彩り、祭壇を作る。
【推し奉る】という陳腐な表現しかできないが、その推し活が灰色の現代の生活を色鮮やかにしているのは間違いないだろう。
裁縫やイラストが好きな小学生女児にも大人気のごく普通の一般的な趣味になりつつある。
オタク迫害の歴史から〇〇年
世界はゆとりと多様性の名の下で少しだけ優しくなったような気がする。
唐突な自己紹介なのですが、私はVTuberファンの娘がいるママです。
…多分、一般的…な?
以下、ママとしての視点で娘の推し活をレポートしてみたので、
ここからは一人称ママも交えて記載させていただき、
これから推しTuberたちのライブ観戦に連れ立っていく保護者様の一つの視点として、参考になれば、と思い書き連ねたいと思います!
思春期を迎えるかどうかの頃、
きっと皆さんも何かにハマることがあったと思うし、
私自身もどっぷりと何かに浸かっていた気がする。ぬるま湯のような温泉のような、それでいてじっとりとサウナで熱にうかされる陶酔体験のような。
そんな訳で、好きなものがあるのはいいことだ、と娘が狂っていく様子をほっこり見ていたのだが、唐突に「Vtuberの初ライブ参戦したい」と言い始めた。
え?この前まで赤ちゃんだったじゃん?
都会の人が多いライブに?
Vtuber?ホストみたい??どこの男がうちの子を誑かしたんだ…?
そう。心配性で拗らせているママです。
ぶっちゃけ過保護で【推しは娘】です。
春休みとはいえ、平日、ライブ会場ですって?
歴代幼稚園、小学校の先生たちからも「ぼーっとしている」と太鼓判をもらっている、野生で生きていけないタイプの小娘が…電車を乗り…継いで?
ディスってない。ほんとにそう思ってるの。ママ心配性なので…。
そんな心配なんてつゆしらず、あれこれヌケもモレもあるぐずぐずのスケジュールをだしてくるものだから、グッズ作りや痛バッグ指導、公演マナーなどを叩き込んで送り迎えすることに決めた。
ここから先は
¥ 300
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?