abubu nounanka

StableDiffusionの記事描きたくなったのでnote開設。

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StableDiffusionの記事描きたくなったのでnote開設。

最近の記事

AIを利用したイラスト作成!意外と直感的に使いやすいSegmentation

 こんにちは、一般イラストレーターです。StableDiffusion関連の新しい動きがあまり無いようですが、如何お過ごしでしょか?openposeの精度向上したDW openposeが登場したくらいですかね。  さて前回の更新で一年間毎月更新を達成しましたのでもうそろそろ良いかと思ったんですが、なんか複雑で面倒そうで放置してたcontrol netのsegmentationを試してみたところ、意外と直感的に塗れて結構使い易かったのでご紹介します。segmentationは

    • AIと3Dを使った楽しい実写風ホラーづくり[StableDiffusion]

       こんにちは。一般3Dモデラーです。StableDiffusionの利用方法について去年の8月から月一ペースで更新しておりましたが、前回の記事投稿から少々間が開いてしまいました。ControlNetの登場は革新的でしたが、それ以降はあまり大きな動きが無いので、いい加減ネタが枯渇してしまったのでした。しかしnoteが「今月中に更新すれば12カ月連続更新ですよ^^」と煽って来る。確かにStableDiffusionXLの一般公開は大きな動きですし、基本解像度1024*1024への

      • AIと3Dを利用したアニメ制作 統一性のある背景を様々なアングルから生成

         こんにちは。一般クリエイターです。前回からlineart(AI着色)を利用したイラスト製作を色々と試していましたが、lineartを使用することでかなり細部に渡って生成物の形状を制御できることが分かってきました。3D背景と併用することで、統一性のある背景を様々なアングルから描写することができます。これによって「AIが生成する背景は描写毎に形が変わってしまうので、同一室内の複数カットを作成できない」という問題がある程度解決されてしまいました。されてしまいましたよ!ある程度!

        • AIを利用したイラスト作成 ControlNet1.1のAI着色が使い物になった

           こんにちは。一般イラストレーターです。ControlNet1.1でLineartが実装され、AI着色の精度が1.0から大きく向上し、ある程度使い物になるレベルになっています。私もここのところAI着色を使用したイラストを7枚ほど作成してみたのですが、いずれも細部修正を施した上で3~4時間で1枚描けてしまいました。手描きと比べて作業時間は半分程度なので、これはかなり驚異的と言えます。  なので「AI着色が良い感じになったしnoteのネタにすっぺ」と思い、note用の何か良い感

        AIを利用したイラスト作成!意外と直感的に使いやすいSegmentation

          AIを利用した漫画製作!1ページ丸ごと生成させて漫画化してみる

           こんにちは。一般同人漫画家です。基本解像度1024*1024のmidjourney v5の登場や、同じく基本1024*1024のStableDiffusion XLモデルのDreamStudio上での試験稼働が始まっていますが、いかがお過ごしでしょうか?日々様々な機能が登場する画像AIですが、そんな中でこの基本解像度の向上はハッキリとした「進歩」であると考えています。まぁ、それに応じて動作に必要なスペックも増加していくんだけど。そろそろ私のVRAM8GBの2060Sじゃキツ

          AIを利用した漫画製作!1ページ丸ごと生成させて漫画化してみる

          AIを利用したイラスト作成!OPENPOSE&自動着色&3Dで描いてみる

           こんにちは。一般イラストレーターです。ControlNetが登場して以来、AI画像のポーズ指定や自動着色の話題を多く見かけるようになりました。私も前回は試さなかった自動着色を最近何度か触ってみて、イラストなどに取り入れを試みています。  今回は私なりのAIを利用した製作ワークフローをご紹介しつつ、便利な部分と「うーん、これはちょっとダメなのでは?」という部分も挙げたいと思います。  じゃあ少女と戦車でミリタリーな感じのイラストを描いていくぞい。  まずはアタリ作業です

          AIを利用したイラスト作成!OPENPOSE&自動着色&3Dで描いてみる

          AI画像のポーズを自在にコントロール!『OPENPOSE』が結構凄かった

           こんにちは。Automatic1111のアップデートでControlNetが実装され、各種拡張機能が登場しております。その中でも被写体のポーズをコントロールできる『openpose』が注目されていますが、早速試したところ結構凄かったので取り急ぎ感想をnoteにまとめます。しばらく弄っていましたが、凄い部分と現時点ではまだダメな部分が分かった感じです。  今回のアプデでは他にも以前紹介したdepth2imgや、線画に自動着色を行うCannyなど複数の新機能が登場しています。こ

          AI画像のポーズを自在にコントロール!『OPENPOSE』が結構凄かった

          より思い通りのAI画像を作る!inpaintと複数モデルの使い分け[StableDiffusion]

          こんにちは。最近フォトリアルな映画風画像を作成するのにハマっております。以前もイメージ通りの画像をAIで作成する方法についてご紹介しましたが、今回は以前は未実装だったinapint、outpainting、要所でのAIモデルの切り替えなども駆使して作成していきますので良ければご覧ください。作業としては以前よりもやり易くなっています。 また以前のワークフロー解説noteも読んでいただけると内容がスッと入って来るかと思いますのでどーぞ↓ では前回に続き、狐娘とベイマックスが食

          より思い通りのAI画像を作る!inpaintと複数モデルの使い分け[StableDiffusion]

          AIを使った楽しい地獄づくり[StableDiffusion]

           こんにちは。最近群馬を地獄に変えるのにハマっております。ワークフローが複雑化してきたのでいっそnoteのネタにしたいと思います。まずその地獄づくりって何だよ??  地獄づくりというか架空新聞記事創作ですね。11枚ほどの連作をtwitterやpixivに上げてますので良ければどうぞ。実際作ってみて分かったのは、本文作成と記事レイアウトにやたら時間かかることです。新聞記事っぽい文章とかどういうレイアウトが新聞っぽいのかとか、いちいちリアルの新聞を参考にしないと分かりませんし、

          AIを使った楽しい地獄づくり[StableDiffusion]

          イラストレーターが真面目にAIイラストを加筆修正してみた。[niji journey]

           こんにちは。一般イラストレーターです。今回は新しい情報ではないのですが、前々からやってみたかった「AIイラストを真面目に加筆修正する。」をやってみたのでそのまとめとなります。現在のAIイラストは細部描写の甘い部分が多く、真面目に作品に使っていこうとすると手作業での修正が不可欠となります。AI絵師を名乗る人々の中にはそういった加筆を行ってイラストをアップしている人も居るので、今後はそういうスタイルも定着するんじゃないかなと思っています。イラスト依頼系でも「このAI絵を加筆修正

          イラストレーターが真面目にAIイラストを加筆修正してみた。[niji journey]

          新機能『Depth to image』でベース画像の形状を維持したまま画像生成

          こんにちは。StableDiffusion2.0発表の際に、画像の深度情報を元に被写体の形状を損なうことなく画像生成を行うDepth to Image Diffusion Modelが公開されていましたが、試してみましたところ結構凄かったのでご紹介します。 早く触りてぇ!と言う方はhuggingfaceのデモ版が一番お手軽サクサクに試せると思いますのでどうぞ。 https://huggingface.co/spaces/radames/stable-diffusion-de

          新機能『Depth to image』でベース画像の形状を維持したまま画像生成

          高解像度生成における形状崩壊[StableDiffusion]

          こんにちは。昨日StableDiffusion2.0と1.5の比較記事を投稿しましたが、内容に大きな誤りがあると同時に、今の今まで知らなかった「高解像度生成時に形状が崩壊する現象」を知りましたので、今回は個人的なまとめとなります。 上記記事の投稿時は「はえ~、2.0すっごい…」と思ったのですが、よく考えたら流石になんかおかしいので再度検証してみましたが、そもそもStableDiffusion自体が過剰な高解像度生成を行う際に形状が崩壊するみたいですねこれ。生成はSD1.5で

          高解像度生成における形状崩壊[StableDiffusion]

          AI画像生成を利用した着色高速化ワークフロー[NovelAI]

          こんにちは。NovelAIDiffusionが公開されたことで良い方にも悪い方にも激震が起こっているイラスト界隈ですが、如何お過ごしでしょうか? 私は「強くて便利な武器があるなら使え」主義なのでAIをイラスト製作に取り入れる方法も模索しており、ちょっとした背景や模様生成や、フォトリアル創作方面でAIを活用しています。ですがイラスト創作でのメイン利用となると、やはり「使い辛い」というのが現在の結論です。理由は細部描写の甘さや解像度の低さやレイヤー概念が無いことなど多々あります

          AI画像生成を利用した着色高速化ワークフロー[NovelAI]

          より思い通りの画像を作る!img2img&フォトバッシュ複合ワークフローについて[StableDiffusion]

          こんにちは。今回はStableDiffusionのimg2imgと昔ながらのフォトバッシュを複合することで、より思い通りに、より完璧に近い画像を仕上げる手法について紹介します。SDやimg2imgについては過去記事を参照して下さい。まずこちらをご覧下さい。 ■『昼飯を食べるバットマンとジョーカー』を作る。 なんでしょうかこの凶悪な白塗りバットマンは。『昼飯を食べるバットマンとジョーカー』を生成させると高確率でこのような画像が出て来ます。 現在のSDは二つの異なる要素を独立

          より思い通りの画像を作る!img2img&フォトバッシュ複合ワークフローについて[StableDiffusion]

          img2imgとその他全部盛りのツールをローカルで動かそう[StableDiffusion]

          2022/09/28追記。現在は色々アプデされて内容が結構変わってしまったので他の導入記事を参考にすることをオススメします。 こんにちは。前回StableDiffusionの単独動作版アプリを紹介しましたが、今回は、画像をベースに画像を生成するimg2img、テキストから生成するtext2img、顔補正、画像拡大など、全部盛りのローカル動作版ツールを紹介します。インストールは前回ほど楽ではありませんが、基本的にクリックして待ってるだけなのでまぁ。 必要になるもの ・VRA

          img2imgとその他全部盛りのツールをローカルで動かそう[StableDiffusion]

          SDのローカル動作版アプリ「Stable Diffusion GRisk GUI 0.1」が公開されました。

          2022/08/31追記 別製作者によるtext2img、img2img可能なローカル動作アプリが公開されているようです。 こんにちは。みなさん、StableDiffusionやDreamStudioを触ってますでしょうか。今回は面倒なpytorch環境構築などの必要なく、自分のPC上で手軽にStableDiffusionを動作させられるアプリ「Stable Diffusion GRisk GUI 0.1」が公開されましたので、簡単にご紹介します。どんどん便利になりやがるぜ

          SDのローカル動作版アプリ「Stable Diffusion GRisk GUI 0.1」が公開されました。