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動画マーケティングの仕事とは?動画マーケターがどんな業務をするのかの仕事まとめ。

こんにちは。ごきげんいかがでしょうか?

本日は、動画マーケティング/動画マーケターの仕事について説明します。

動画マーケティングとは、最近重要になっている新しい分野です。その仕事を担当する人が動画マーケター(動画マーケッター)と呼びます。

どんな仕事内容なのかをこの記事で説明します。
この記事は、「これから動画マーケターになるために勉強したい」「動画マーケティングの分野で活躍してみたい」方に向けたものです。

動画マーケティングの全体像や、仕事内容がイメージできる内容にしています。

※私は動画事業に5年ほど取り組んでいます。
この比較的新しい業界の中でのキャリアは長い方だとも言えます。
動画に関わる知人もたくさんいますので、それなりに現場からの知識になっていると思っています。

それでは早速始めましょう。

動画マーケティングとは?

動画マーケティングとは、簡単に言うと、「動画で人を集めること」「動画でモノを売ること」です。
つまり優秀な動画マーケターとは、「動画を使って人を集められる人」です。

動画を作る、届ける、行動させるところまでの全てが重要です。
「かっこいい動画を作れるだけの人」は動画クリエイターです。
「動画をたくさんの人に届けられるだけの人」は、動画広告マンです。

それらの全体の一連の流れを管理することが動画マーケティング、動画マーケターの仕事です。

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動画マーケティングの種類

まずは、動画マーケティングの種類について。
大きく分けて2つあります。

①動画コンテンツマーケティング
②動画広告マーケティング

①のコンテンツマーケティングとは、誰かに役立つ動画や再生数を狙う動画(コンテンツ)を用意して、YoutubeやInstagramなどに乗せるマーケティングです。
その動画が拡散されてユーザーに注目され、その動画から動画をアップロードした会社や関連製品のことを知ってもらう流れです。

②の広告マーケティングに関しては、テレビCMのWEBバージョンです。YoutubeやInstagramで流れてくる広告、プロモーションとして動画を流すことです。

動画広告では、不特定多数の人や特定のターゲット層に絞って動画を届けることができます。そのため①コンテンツマーケティングよりも早いスピードで成果が出ます。
ただ、広告をする分だけ広告費用が要りますので、①と比べお金はかかります。
①の特徴としては、時間はかかるものの、一度コンテンツがそろったタイミングでは、費用が要らないこと、長期間にわたって流入が入り続けることです。

掲載先

動画の掲載先としては、基本はWEBになります。スマホやパソコンで見られる流れですね。

・自社サイト
・まとめサイト/ポータルサイト
・SNS*
・メルマガ
・ネット以外:屋外広告、店舗、展示会で流す

基本的に自社サイトや、メルマガなどのネット上で、よりサービスや会社のことをしってもらうために動画を用意します。

ネット以外だと、屋外広告(都会の駅や電車内で見る液晶画面の広告)や、店舗で流す用の広告も増えてきています。
例えば、ホームセンターに置いている新しいキッチングッズの宣伝のために、小さい画面で動画が繰り返し流されているようなケースですね。

SNS *動画マーケティングの掲載先として

2021年時点のメインどころの動画掲載先のSNSについてです。

・Youtube
・Instagram
・TikTok
・Facebook
・Twitter

各SNSごとにターゲットの違いや使われ方の違いに特色がありますので、動画マーケティングの際は適切なSNS選びが重要です。

今2021年時点で勢いがあるのはYoutubeとTiktokですね。
SNSでのビジネス用途には基本的にYoutubeやInstagramが好まれます。

Facebookは下降しつつありますが、2021年時点の動画広告の単価としては、非常に安い(Youtubeよりも数十倍も安くリーチさせられる場合もある)ので、目的に沿ったSNS選びが大切ですね。

SNS動画が使われている理由としては、画像や文字だけより、動画の方がユーザーの反応が圧倒的に高いことが理由です。

私が携わった動画広告では、画像を使ったケースと動画を使ったケースでは、3倍のクリック率が出ることもありました。

画像でなら広告費が300万円かかるところ、動画なら100万円で済む、ということです。
これはものすごい成果です。やはりこれからは動画の時代ですね。

ただ、現状としては動画マーケティングを適切にできる人が少ない状況です。
何かしらのスキルを身につけたい人は、2021年時点ではまだゼロから始めるのもありじゃないかなと思っています。

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動画マーケティングの目的

動画を使う目的についてです。

・認知度UP
・ストーリーや価値を伝える
・購入や行動を促す
・ファンを増やす

目的に沿った動画マーケティングをしないと大変なことになります。
「この前の動画、若年層にバズったので再生数が100万回行きました!」と喜んでいても、「いやこのマーケティングのターゲットは40代主婦だから」という事を言われれば失敗です。

動画マーケティングは、目的に沿った企画と流れが必須です。
これ冗談じゃなくて、たまにあります。「申込みを増やすべきなのに再生数ばかり増えた」などですね。
再生数は増やしやすいものの、再生数だけではマーケティングになりにくいケースが多いです。
その後のリンククリックや、シェア数などが重要だったりしますが、案件ごとに考える必要がありますので、ご注意を。


動画の使い方

動画の具体的な使い方です。少し目的と被りますが、具体的にどんなケースで動画を使われることが多いのかを書いています。

・サービス商品紹介
・会社紹介
・客の口コミ紹介
・生産者や生産工程の紹介
・ブランディング
・コンテンツ(ファンつくり)
・人材採用
・株主向け

動画の案件としてダントツに多いのは、サービス/商品の紹介動画です。
新しいサービスを出したから動画で認知を上げたい。

売れ筋の商品をもっと売るために、動画で購入させたいなどですね。

あとは人材採用向けなどの動画分野も伸びてきています。新しく働く人を採用するためのサイトに、会社や仕事内容を紹介する動画を用意するなどですね。
人材採用は会社にとって重要な部分ですので、大きめのお金が動きますので、動画案件も多いことが特徴です。

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動画マーケティング 仕事の流れ


①動画コンテンツマーケティング 仕事の流れ:

戦略をたてる(どうやって集客/認知UPするか計画)
企画する(どんな動画でどういう風に集客する?)
動画制作(動画の撮影編集)
目標達成の動線を作る(集客ならリンクを用意、認知UPなら会社ロゴを入れ込むなど)
アップロード(掲載先に適した動画とリンクなどを貼る)
成果分析→改善(再生数は?イイネ数やクリック数は?どのくらいの申込が来たかなど分析→改善)


②動画広告マーケティング 仕事の流れ:

戦略をたてる(どうやって申込みを得る?)
企画する(どんな動画でどこにどんな広告をすれば申込みが来るのか?)
動画制作(動画の撮影と編集)
広告リンク先用意(広告動画からクリックする先のリンクを用意。HPかランディングページか。)
広告セットアップ(広告企画に沿ってターゲットや予算期間を設定。)
成果分析→改善(広告動画はどんな層に届いて、どんな反響があったのかを分析して改善。)

ざっくり①と②の流れを説明しました。

基本的に案件として多い、集客や申込み目的をベースに書きましたが、これらも各自案件によります。

例えば新卒採用に使うための動画であれば、「エントリー数がたくさん欲しいのか」「エントリーする人物を絞り込むことが目的なのか」で変わってきます。
人物を絞り込むことなら、「会社に会いそうな人だけを選別する」つまり、「会社には合わなそうな人物を排除させる」ことが目的になります。
少しトリッキーな案件ですが、このように目的に沿ったマーケティングが重要となります。

動画マーケティングの仕事として、特に上流部分の戦略や企画が最も重要なパートになります。しかし、最初は良くても分析がダメならマーケティングとしては頼りないものになりますので、一連の流れをしっかり手抜きせずに動かしていくことが重要ですね。

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以上、動画マーケティングの仕事についてでした。本日はこのあたりにします。
もし反響をいただけるようであれば、「動画マーケティングで成果を出すために重要な考え方」や「動画マーケティングに向いている人」「動画マーケティングの事例まとめ、実例集」なども用意します。

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それではごきげんよう。


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