マガジンのカバー画像

オーディオびより

15
趣味のオーディオやレコードについて書いています
運営しているクリエイター

記事一覧

幸せなアナログレコードとの再会(今は昔編)自分史上初めてのマイ・オーディオ・システム。

 今は昔、あるところに管弦好みの男子があったそうじゃ…… ◯父が新しい家電大好き人間だった  60年ほども前の話。電気炊飯器、テレビ、電気洗濯機、電気冷蔵庫など当時の「先端家電」が発売されるやいち早く父は購入していました。その後もカラーテレビ、電子レンジなど近所では一番手。  音楽も好きな人だったので、その後流行り出した「コンソール型」ステレオ(真空管式でアンプやスピーカーが一体型。横長・脚付き)なんかも家にありました。 ◯コンソール型のステレオ  日立製作所の製品

幸せなアナログレコードとの再会(番外編)針飛び・プチプチノイズの原因と対策

 長期保存や中古のレコードにはプチプチ雑音や針飛びを起こすものが珍しくありません。  今回入手したレコードの中にも何枚かそれがありましたが、下記対策で無事治まりました。2枚だけはどうしてもダメで廃棄しました。  なお、以下すべて自己責任でお願いします。 原 因 キズ、カビ、チリ、ホコリや不純物です。 対 策 その原因がカビなのかキズなのかホコリなのか、見分けは難しいですが、対策はある程度共通しています。  肉眼では見えないけど、どうしても針飛びが起きることもあります。

幸せなアナログレコードとの再会(3)

 今回、オークションで入手したレコードですが想定外に良かったことがあります。それは、届くレコードの状態が想像していたよりも平均的にとても良いのです。  ただし、オークションで収集する際は現物確認ができないので、出品者を選ばなければなりません。若干の経験値も得ましたので、次回からの参考になりそうです。  中には、多数の傷があってそれが雑音源となって音楽そのものを正常に聴くことが出来なかったり、キズが大きくて針飛びが起こったりしたものがありました。  破棄せざるを得ませんが、

幸せなアナログレコードとの再会(2)

 (承前)  音質が良いと感じる理由ですが、レコードという媒体そのものの優秀さと相まって、最近導入した「ケンブリッジ・オーディオ」のアンプや、「レガ」のプレーヤーがエントリークラスでそろえたにもかかわらず、優秀機だったのかもしれません。躍動する音楽の本質に触れることが出来ていると思います。    オーディオで「40万の法則」といわれるものがあります。システムの最低音域と最高音域の周波数の積(掛け算)が40万になるときに、人は「いい音」だと体感するというのです。    例えば

幸せなアナログレコードとの再会(1)

 先日の記事でご紹介しましたとおり、アナログレコード熱の再燃に伴いエントリークラスですがアナログプレーヤーを購入しました。  また、以前そのすべてを処分して手もとから全くなくなってしまった、アナログレコード(LPレコード)をいちから再収集中です。    オークションですから、同じ出品者から落札してまとめ発送をしてもらえれば送料が割安になります。やむを得ず1枚単位落札というケースもあります。その場合送料が割高になりますが仕方がないことです。  現在、厳選した内の約30枚が

レガのアナログプレーヤーでレコードを懐かしく聴く。Rega Planar1 mk2

 先日の記事では、ケンブリッジ・オーディオのアンプ、TOPAZ AM10と CDプレーヤー、CD10をご紹介しました。  AM10は、PHONO入力端子付き、つまりレコードプレーヤーをつないで、シンプルにアナログレコードを聴くことができます。  買う前の検討時点では、あるに越したことはない、いつか役に立つかもぐらいの気持ちでいました。ところが…… レコード熱が再燃 過去にレコードは収集してきましたが、数年前に全て1枚残らずまとめて売却処分しました。保管場所などの家庭の事

エントリークラスの製品で音楽を楽しく聴く。ケンブリッジ・オーディオ TOPAZ AM10とCD10

 オーディオについては、ここ数年「断捨離」「軽小短薄」の流れを志向してきました。そのつもりでした。が……アンプとCDプレーヤーを新規で導入しました。  一体型のネットワークCDレシーバー、DENON RCD-N9との入れ替えです。RCD-N9はこちらの記事の通り、別用途に回しました。 ◯TOPAZ AM10とCD10 アンプ「TOPAZ AM10」とCDプレーヤー「TOPAZ CD10」は、イギリスのオーディオメーカー、ケンブリッジ・オーディオの製品です。  どちらも、

小型スピーカーでいい感じに音楽を楽しむ。DENON SC-N10-BK

 夜、控えめな音量で聞いたり、何かしながら気軽に音楽を楽しみたい。  そんな思いから一体型のレシーバー、RCD-N9(RCD-N10の一つ前のモデル)に合う小型のスピーカーを買いました。    DENON SC-N10です。白色もありますが、RCD-N9に合わせて黒色を選びました。  予想以上に良い音なので驚いています。レシーバーと並べてみた感じもいいので気に入っています。  DENON製で、このレシーバーに合わせて開発されたようです。  デザインの統一感や音質の良い

ビクターのスピーカー、SX-500DOLCEⅡを導入しました。

 スピーカーは、いろいろ試しましたが現在DALIの「ROYAL TOWER」を使用しています。違うスピーカーと聴き比べてみたいという気持ちがありました。  ビクターSX-500シリーズのスピーカーを欲しいと思いながらずいぶん年月を経ましたが、先日購入しました。 ○SX-500DOLCEⅡ  1988年発売の、初代SX-500から6代を数えるロングセラーのシリーズが2008年に生産中止になりました。「SX-500 DOLCEⅡ」も今では中古でしか入手できません。   実は

アンプが戻ってきた

修理中だったアンプ、LUXMAN L-510Xがなんとか連休前半の今日戻ってきた。 なにせ、40年近く前の製品だ。 しかも後述の要因で設置環境を工夫する必要がある。 でも、ちゃんと修理してもらえるからありがたい。 さて、さっそくレコードから音出しチェックをした。 おお、この音、い~ぃ音。 自然で、柔らかく、心地よい。 CDも、ネットワークプレーヤーの音も問題ない。 このアンプのシリーズは知る人ぞ知る、Aクラスアンプの典型で放熱量が半端でない。 それは、まる

アナログレコード盤のホコリ対策について

これが最近わたしが思いついたアナログレコード盤のホコリ対策です。わたしの独創ではないかもしれませんがご紹介します。 見てのとおり、カートリッジの頭に白いシートが貼られていてちょっとカッコ悪いし、見た目変なのですが、これが結構効果ありなのです。 今回のコロナ渦中のある日のことです。袋から出した使い捨てマスクの中に耳ひもが外れたものがありました。たまにあることですが、製造不良でしょうね。 それで思いついたのが、これを適当な大きさにカットしてカートリッジの頭に貼り付けたら、ほ

オーディオシステムの入れ替え

昨年の秋に、それまでのオーディオ・システムを大幅に入れ替えしました。 スピーカー:SPENDOR→→→DALIに買替 プリメインアンプ:LUXMAN→→→TEACに買替 CDプレーヤー:SONY→→→TEACに買替 ネットワークオーディオプレーヤー:ONKYO→→→変更なし アナログプレーヤー:DENON→→→売却 アナログレコード→→→売却 総合すると:「断捨離」 重厚・ヴィンテージ・アナログ嗜好→→→軽少・エントリークラス・ディジタル志向 旧システムには

オーディオシステムのさらなる断捨離へ

オーディオシステムの「断捨離」勢いがやみません。 昨年の秋に、それまでのオーディオ・システムを大幅に入れ替えしました。 が、最近またさらに「断捨離」を進めました。 スピーカー:SPENDOR→→→昨秋、DALIに買替→→→変更なし プリメインアンプ:LUXMAN→→→昨秋、TEACに買替→→→Pioneerに統合 CDプレーヤー:SONY→→→昨秋、TEACに買替→→→Pioneerに統合 ネットワークオーディオプレーヤー:ONKYO→→→変更なし→→→Pione

オーディオシステムの現在

「現在のオーディオシステム」では平凡かなと思い倒置しました。あまり変わりませんか。笑 オーディオのことは直近で3月に投稿しましたが、その後機材の入れ替えを行いました。 スピーカー: SPENDOR→→→昨秋、DALIに買替→→→今春、変更なし→→→今秋、変更なし プリメインアンプ: LUXMAN→→→昨秋、TEAC→→→今春Pioneerのネットワークオーディオプレーヤーに統合 CDプレーヤー: SONY→→→昨秋、TEACに買替→→→今春Pioneerのネットワーク