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浦和レッズ始動│◎補強診断◎リカルド・ロドリゲス監督招へいに見える新機軸と課題◎橋岡大樹の移籍後も考察 メディア公開練習:厳選写真も掲載!│轡田哲朗×塚越始対談

 浦和レッズが1月18日に大原サッカー場で始動した。リカルド・ロドリゲス新監督を招へいしたクラブは、スタイルの深化と「ACL出場権獲得」を目標に掲げる。

 過去にない形での選手補強、そして強化部がリカルド監督を招へいした経緯と背景、そこから浮かぶ期待と課題。さらには欧州移籍が噂される橋岡大樹の未来は――。

 クラブを長年にわたり丹念に取材してきたフリーランスの轡田哲朗氏とサカノワ編集長の塚越始氏による対談形式で、その“現場”の情報をもとに、新シーズンに向け、浦和を深く掘り下げて、建設的に考察するコンテンツになっています。

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塚越 それぞれの立場によって昨年は「目標」が見えにくいシーズンでした。大槻毅監督がベクトルを示した1年を挟み、リカルド・ロドリゲス監督が就任した今季、クラブはコンセプトをより定着させることと「ACL出場権」を具体的な目標に掲げています。それは現実的だと捉えますか? もちろん、今は開幕前で新体制が発足した直後とあって、期待値がかなり高まっている時期ではあります。

轡田 「目標」という言葉であれば、何を言っても良いのかなと思っていました。ただ西野努テクニカルダイレクター(TD)が「最低限の目標」と、ノルマというニュアンスを出してしまったのが気掛かりです。

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