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流入〜コンテンツ〜コンバージョン

仕事としてWebサイトやシステムのプランニングやコンサル、ディレクターをやっています。

なので、タイトルのようなことはお客さんとのファーストコンタクトの際には必ずお話する様にしてます。

私がメインでやっているWebサイト構築の場合には、ほぼ素人の方を相手にする事が多いので、こういう説明は必須なんですね。

それはなぜか。

サイトを改善すれば、たくさん人が見にきてくれるという壮大な勘違いをされているからです。

今回は同業の方が見たら、「ですよね」と言う話の内容のため、同業の方のお勉強用にはなりませんのであしからず。

3つのフェーズ

顧客がWebサイトにおける目的達成する事をコンバージョンと言います。

コーポレートサイトであれば「お問い合わせ」
採用サイトであれば、「エントリー」
ECサイトであれば、「購入」
これらがコンバージョンに当たります。

では、そこにたどり着くにはどんな道のりがあるのか?

ざっくり書くとこんな感じ。

①サイトを知る
②サイトに入ってくる
③サイトで情報を見る
④情報に納得、満足する
⑤購入

これを大きく分類すると
①、②→流入
③、④→コンテンツ
⑤ →コンバージョン

これがタイトルにあげていた内容です。
これが「3つのフェーズ」であり、必ず区別して考えなくてはならないものです。

今回は、「流入」について書いていきます。

流入〜お客さんは来る?

例えば、一軒家で隠れ家的な料理屋を始めたとします。

当然どでかい看板なんて店のイメージと違うので出してませんし、隠れ家なのでほぼ一軒家の見た目です。

店内はめちゃくちゃオシャレで女の子を二人で行こうもんなら「こんなお店知ってて素敵!」ってなる事間違いなしです。

そして三ツ星レストランで修行した料理人が作っててめちゃくちゃうまい。

さて、この店にお客さんは来るでしょうか?


うん、来るわけないですよね。

その存在すら知らないんですから。
来るわけがないんです。

これをしっかり認識してもらうのがファーストコンタクトで必要なんです。

大事な事は、なんぼコンテンツを作り込んだところで、ユーザーに届かなければ見られる事はありません。

ここをカバーするのが、オンラインで言うとSEO(検索エンジン最適化)やWeb広告、SNS活用になります。

オフラインではイベント、営業活動がそれに当たります。

コンテンツ〜誰に何を伝えるのか?

ここは細かく書くととんでもないボリュームになるので、概要をざっくり書きます。

コンテンツと言っても中身は本当にピンキリです。

企業の紹介、事業の説明、CV(コンバージョン)を取るためのキラーコンテンツ、商品情報、IR情報、自社ブログ、オウンドメディアなどなど取り上げればキリはありません。

どの情報を切り取っても変わらない事があります。

それは「何を伝え、どう動いて欲しいのか」です。

「何を伝えるか」
これは大きく分けて2つです。

一つ目は企業の強みであったり、商品のストーリーといったサービス・商品よりの事。

もう一つは堅実さ・信用・柔軟性と言った企業のスタイルや価値といった部分、つまり企業ブランディングと言われるものになります。

これらを深く掘り下げて、デザインも含めた複数のコンテンツを作り込んでいきます。

コンバージョン〜その確率は数パーセント

しっかり流入を考えて実行し、作り込んだコンテンツをもってしてどうなるのか?

それは結果を見るまでわかりません。

私自身もリリースしてから1ヶ月間はいつもドキドキしてます。

上手くいくんだろうか、リニューアル前より回遊率が落ちてないか、コンバージョンが落ちてないか、直帰率が下がってないか。

ほんと怖いことばかりです。

その中でも一番変な汗かくのはやはりコンバージョン。
幸いにも今まではガタ落ちしたとかは経験ないですけどね。

コンバージョンは、本当にただの結果なので、結果が悪ければ、流入かコンテンツを修正したり、方向性を変えると言う作業をします。

これを俗に言うPDCAと言います。
Plan、Do、Check、Actionです。

よりよく変えていこうってやつですね。

これはまた別の時に書きます。

はい、今回はWebサイト企画における3つの大事なポイントについて書きました。

皆さんの会社で制作会社に依頼をすると大抵こんなことを考えてます。
考えてなかったら、完全ダメ業者なので変えましょう。

ろくでもないものしかできません。
これは断言できます。

という事で、最後にやや辛辣なこと(笑)書きましたが、今回はこの辺で終わります。

それでは!!


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