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完璧の盲点。

最近はパタリと書くことがなくなった
履歴書。

私は小さい頃から書くことが好きなので、
それが履歴書であろうとまったくかわらない。
ちなみに面接も大好き。

昔、就職氷河期時代によく
何十社も履歴書を送ったけど、どこにも受からない。
と話している人たちをみては
『入れるならどこでもいい』
という感覚がわからずにいた。

今、学校に行ってるように一日のほとんどを過ごす場所になるかもしれないのに、そういう選び方でいいんだ。
人それぞれ色んな選択の仕方があるのだと思い知ったあの頃。

私は複数の会社を受けることはしたことなく
とりあえず興味がなくても受かれば
という選び方をしてこなかったので
恋愛はことごとく本命と付き合うことができなかったが
仕事だけはやりたいことをやってきたといえる。
出来る範囲でやってみたい職業には就けたのだ。


何度か、一旦保留や断られたにも関わらず
後日採用になったことがあった。

働きだしてある程度経つと
不思議と採用に関わった上司がいきさつを話してくれるのだがそれはいつも同じ内容だった。


履歴書と面接が完璧過ぎたから見送った。

ん…?
なんでそうなるの?


いうほど完璧じゃなかった。
というのは、一緒に働きだせばすぐにわかるのだろうけど、あまりに完璧だと扱いにくい人だと思われるらしい。
かといって、盛って書いたわけでも話したわけでもないんだけどなぁ…。と思いながら。

良しも惡しになるんだと。
大人社会もこれまた難しそうだと思った。


私は
出版業界、旅行業界、映画業界、新聞社、アパレル、
インストラクター、ホテル業界などで仕事をしてきた。

たぶん次にパートかなにかで働きたいと思ったら
扱いにくそうなオーラを消して、
いくつか端折って履歴書を書くのだろうと思う。

面接は楽しくてどうしても前のめりになるから難しいなぁ…。
って、一体なんの心配をしているんだか。

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