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「あびら教育プランとわたし」Vol.10〜日常を離れ、自分を探究して気づいた“ワクワク”〜

あびら教育プラン」に何かしらの形で関わってくれた方々の想いを聞く連載企画、「あびら教育プランとわたし」。
8月の約3週間「地域おこしインターン生」として「あびら教育プラン」に関わってくれた、”ぴーくん”こと東條陽(とうじょう ひなた)さんに、インタビューを行いました!

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自己紹介をお願いします。


東京都出身、法政大学社会学部3年の東條陽です。大学では、政策を通じた社会課題の解決について学んでいます。
また、会員制のコミュニティ運営のインターンや駄菓子屋の運営ボランティアを行なっています。
今回が人生初の北海道で、食も空気も風景も何もかもが楽しみでした。

インターン参加のきっかけは、FoundingBase(あびら教育プランの運営会社)が主催するオンラインイベントに参加したことです。
そこで、FoundingBaseが行なっている事業や「地域のことが好きな人を増やす」という言葉に惹かれ、応募しました。


今回のインターンの参加理由を教えてください!

当初の目的としては、自分の目標である「地域と子どもを繋ぐ駄菓子屋さんの開店」に向けて、安平町で行なわれている取り組みの中に何かヒントがあるのではないかと思い、それを学びに来ました。
しかし、安平町に来て、まずは自分自身をもっと探究する必要があると感じました。そこで、安平町での活動を通じて、「自分のワクワクの源は何なのか。」を探し、自分の大切にしたい軸を見つけることを目的にしました。
そして、その暁には、「果たして本当に駄菓子屋を開くことが自分に合っていることなのか。」という根幹を問い直すための期間にしようと目的を改め設定し直しました。

主にどのような活動をしましたか?

僕は、大きく分けて二つの軸で活動しました。
ひとつがあびら教育プランのスタッフとして、遊育やあびらぼのサポート、最後には遊育の事業のひとつである「ぷれいば(遊び場運営)」の企画をすること。また、安平町のローカル番組である「あびらチャンネル」の制作や出演を行いました。
そして、もうひとつが、地域のお祭りの準備、運営、片付けまでのお手伝いなど、地域活動への参加です。

まず、教育プランに関する活動を幾つか、ご紹介します。
ひとつ大きな活動として、町の盆踊り大会に合わせて開催された、やってみたいことを地域に開く「遊育マルシェ」の事前準備・当日運営のサポートをしました。
※マルシェの様子はこちらから!
そこでは、子どもの「やりたい」をすくい上げ、深め、実現させる場作りや、子どもたちの次の「やってみたい」を引き出す仕掛け作りに携わりました。
また、放課後教室「あびらぼ」への当日運営のサポートも行ない、「自分の中にある好き」を発掘するためのワーク設計に携わりました。
そして、3週間で学んだことや感じたことの表現の場として、遊育の遊び場である「ぷれいば」内でオリジナルのミニイベントの企画にチャレンジしました!

次に、地域活動への参加では、住民の方々と関わってお祭りの準備から片付け(そして、打ち上げにも、、)関わったり、他にも地域の方にヒアリングに行かせて頂きました。
ヒアリングでは、「自らを生きる」を掲げ活動しているはやきた子ども園さんやコミュニティカフェを運営するこま猫屋さん等にお邪魔し、お互いの立場からの対話をする中で、新しい気づきや学びがありました。

盆踊りで仮装しました!笑


活動してみて印象に残ったことは何でしたか?

あびら教育プランの事業に関わる中で、「探究」というテーマが僕自身に刺さりました。
「自分とは?」という問いは勿論のこと、場作りをしたい自分にとって「居心地とは何だろう?」「居場所とは何だろう?」「楽しいとは何だろう?」という点においての探究は、まだまだ深めていこうと考えさせられるきっかけになりました。

また、住民の方と交流する中で、住民の皆さんの主体性の高さにも驚きました。その中で特に印象的だった事が、運営を行う住民の方がいきいきと活動している事です。一人一人が役割を持ち、その役割を楽しみながら行なっている姿勢に、地域としての強さを実感しました。


約3週間、安平町の教育や社会教育に関わってみて、どんな軸が見つかりましたか?

僕は大きく二つ、大切にしたい軸がある事に気が付きました。
ひとつは、子どもの「笑顔」や「楽しい」という感情を引き出したいこと。
そしてもうひとつは、子どもにとって、「ここが自分のふるさと」だと思える場・街を作りたいということです。
生まれ育った東京とは違う環境や活動に触れながら、自分のワクワクや違和感を見つめ直したことで、これまでの自分の中にあった言語化できていなかった思いを、活動を通して言語化することができました。

今回の経験を今後にどう活かしていきたいですか?


今回見つけた大切にしたい軸と社会の需要を結び付けながら、今東京で行なっている活動に還元し、挑戦していきたいと思います!

みんなでランチをしたときの写真です!


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ぴーくん、ありがとうございました!
今回見つけた軸を今後の活動にどんどん活かしてもらえたらと思います!

あびら教育プランでは、今年度も地域おこしインターン生を募集中です!
ご興味ある方や、話を聞いてみたい方はWEBサイトのお問い合わせフォームより受け付けております!

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