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いざ、人材紹介のキャリアスタート!

皆様、GWはいかがでしたか?
私は遠くには行かず近所でBBQや水族館を楽しみました。

さて、今回は私のキャリアの振り返りということで、1社目のことを書いていきます。

最初の会社は麹町にあったのですが、トップ画の子供の像(麹町小僧?)というのがあって、季節によって服が替わるのが面白いなーと思いながら、当時は毎日通勤していました。
なつかしい…

テレアポ・飛び込みの過酷な日々

人材紹介1年目のキャリアは、まず案件の獲得と営業の練習ということで、
朝はロープレや研修、昼間はテレアポ・飛び込み、夜はテレアポのためのリストアップ、22:00頃仕事が終わって同僚と夕食がてらの飲み会、それから1時間の通勤電車に駅から徒歩20分の家に帰宅という、今では考えられないくらい過酷な日々を送っていました。
業界や領域もバラバラで、なんでもありで、不景気まっただ中、且つ、何の知識も無い中なので簡単には案件がとれず、誤って先輩の会社にテレアポをしてしまえば、先輩に怒られ・・・毎日疲れ果てていましたが、それでも案件がとれたら褒められ、うまい具合に同期同士で競い合ったりして、自分の中では楽しい1年目を過ごせていました。過酷でしたが、コンサルタントとしての基礎体力はこのときに身についたなと実感しています。


どんでん返しの初成約

私はこの初成約のときの感動があったからこそ今でもこの仕事を続けられているような気がしています。

初成約は、ベンチャー系システム開発会社のシステムエンジニアの案件でした。

面接同席をした後に、役員の方から、
「ベンチャー企業なのでもう少し熱意や積極性が欲しい」
というフィードバックを受け、残念ながらお見送りという結果になってしまいました。
それまでの候補者の方とのやりとりから、私はその方に対し、「熱意も積極性もある方」と感じていたので腑に落ちなかったのですが、面接後、喫茶店にて率直なフィードバックをお伝えすると、うまく面接でお伝えしきれなかったけれども、熱意も積極性もあるということで、具体的なエピソードや企業様に対する想いなどもお聞きできたので、再度役員の方にその話をお伝えした上で、「もう一度だけ面接を実施して欲しい」と依頼をし、無事内定をいただけたという案件でした。
そのときは知識も無い中で、候補者の方の想いを伝えることに必死だっただけで、仕事の品質的には低かったかと思いますが、私にとってはエージェントの介在価値を感じられた、忘れられない初成約となったのでした。


壊滅的な2年目

1年目は順調な滑り出しをして、ちょっとした奢りもあったのか、2年目は絶不調・・・。

何をやってもうまくいかなくて、
6ヶ月間ゼロ成約が続き、
一方、同じ製造業チームに配属された同期は2年目にしてトップの成績、
その彼女と比べられる日々で、会社でも号泣、
「自分はできる子だ」と認識していたくだらないプライドもズタズタで、
もう今日こそ会社を辞めよう!!と思ったときに、

「そういえば今月買い物しすぎたから、会社辞めたら支払えない・・・」

という現実に引き戻され(笑)、その後にやってみたことは、徹底的にできる同期の真似をしてみることでした。
そうしたら、なんとなくうまく回り出して、やはり下手なプライドなんて持つんじゃなかったな、と大反省したのでした。


初めての転職

その反省あってか、3年目にして、ありがたくも全社2位を取って、それから色々思うこともあって、転職活動をスタート。

また25歳だったので、人材紹介以外のキャリアの選択肢もあったと思うのですが、その仕事が嫌いではなかったことと、もし違う仕事に就いて楽しいと思えなかったらどうしよう?という不安もあって、2社目も人材紹介会社を選択。

そのときの軸は、
・大手の人材紹介会社(多く人数がいるということは多くのノウハウが学べると思った)
・企業も候補者も両面で担当できる会社
ということでおのずと選択肢は一択に(そういう会社は業界にほぼ1社しかなかった)。
役員との一発面接で、その場で握手するというスムーズすぎる転職活動を無事終え、2社目に入社したのでした。


1社目では苦労も多く、決して順風満帆でもなかったので、今でも同期や前の会社の人たちに会うと、いつまで経っても「できない奴」「生意気で手がかかる奴」という扱いを受けていますが・・・
人材紹介というのは面白い仕事で、個人の方々と密接に関わるがゆえに、苦労した経験や嫌な思い出すらも、人生経験として生かせるというのが、良いところだとも思っています。
おそらく順風満帆で失敗のないキャリアであれば、人への共感も薄かったと思いますし、大変だったけどそれはそれで良かったなあと思っています。

次回は2社目に入社してからを振り返ろうと思います。
皆様、本日も良い一日を!




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