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安孫子健輔
2019年5月1日 14:27
岡崎支部の性虐待ケース。断片的ながら判決理由が明らかにされて、被害の様子も伝わってきた。ソーシャルメディアには、いまだに無罪は許せないという剥き出しの感情が溢れているけれど、一方で、この被害女性はこれからどうやって生きていくんだろうという声も増えてきた。その疑問に応えたい。僕はふだん、10代・20代の若い人たちから相談を受けるNPOのスタッフとして活動している。窓口には年間200件ほどの相談が
2019年4月30日 22:14
岡崎支部の無罪判決について、色々と疑問や誤解があるようなので、念のため書いておきたい。監護者性交等罪|間に合わなかった法改正一つ目は、「親子間の性行為はすべて処罰すべきだ。」という意見について。この問題については、先般の刑法改正で監護者性交等罪が新設され、監護者が18歳未満の子どもに影響力を行使して性行為に及んだ場合は、強制性交と同様に処罰されることになった(刑法179条2項)。この監護者