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2012年(8年前)にレーシック手術を受けた話。

この記事は、私の体験記であり、レーシック手術を推奨するものではありません。一切、報酬は得ておりません。

先日、人間ドックで視力検査があり、両目とも1.0以上でした。レーシック手術を受けてから、すでに8年が経過していますが、見え方に特に変化はありません。

レーシック手術を受けた際に、まとめておいたブログの記事を再編集してみます。

レーシック手術を受けると決めた理由

2012年6月29日(金)に、品川近視クリニックでレーシック手術を受けました。術式は、最高級アマリスZレーシック(現在は、アマリス750Zレーシック)です。

2日経ちましたが、とても快適な見え方と状態を保っています。左1.5、右1.2と、術前に希望していた視力になりました。

そもそも、なぜレーシック手術を受けることになったかというと、中学2年から眼鏡、大学2年からコンタクトを使い、約15年にもおよぶコンタクトレンズとの戦いがありました。始め、2週間使い捨てのコンタクトを使っていましたが、10日くらいで乾燥感がひどくなり、結膜炎にも何回もなりました。収入が安定してくると、1日使い捨てのコンタクトに替えましたが、年間のコストが7万円ほどになり、2ヶ月に1回の通院も面倒になってきました。また、コンタクトをつけたまま寝てしまうこともあり、目の酸素不足により、血管が黒目に浸潤してくるようにもなっていました。

両目とも裸眼で0.04と近視がきつく、裸眼で10分といられなくなっていました。

コンタクトを買いに行った時に、これまで掛かったコストを考え、「レーシックを受けよう!」と思いたち、4つの病院の適応検査を受けました。

レーシック手術の病院探し

適応検査のためということもありますが、病院の設備、先生の信頼性、清潔感などをチェックするためでもありました。特に、術式の説明が丁寧かどうかがポイントでした。いくつかの病院からは、手術費用が30%割引になるモニターに当選したと連絡をいただいていましたが、そんなことは関係なく、自分の目を託せる病院を選ぶようにしました。

それと、術式は各病院のもっとも高額のものを選ぶつもりでいました。大事な目のことなので、ケチるつもりはなく、自分にできるリスクヘッジはしっかりやっておこうと考えていました。

品川近視クリニックを選んだ理由

品川近視クリニックに決めた理由は、同僚や友人でレーシック手術経験者の多くが品川近視クリニックで受けていたことと、その全員が術後の経過が良く、術後数年経っていても視力が落ちていないことでした。

社内SNSで、レーシック手術を受けた方にアンケートを取ったところ過半数の方が品川近視クリニックで受けていたことも決め手でした。病院も清潔感があり、手術に使用される機材が最新なことと、症例数が多いことも大事な要素でした。

最後まで気になっていたことは、検査と手術の担当医とほぼすべて違う先生が担当することでした。手術の担当医を知ったのは術後でした。

レーシック手術当日の流れ

手術当日は、17時にクリニックに行き、まずは術前検査を受けます。適応検査の時よりは項目が少ないですが、最高級アマリスZレーシックを受ける人用の検査項目もあるとのことでした。

検査が終わったら、会計カウンターに案内され、手術費用を支払いました。私は、クレジットカード一括でお支払いしました。生命保険の給付金申請に必要な診断書の作成費用9,000円も一緒に支払いました。

会計が終わったら、手術フロアに案内されました。

手術フロアの入り口で靴を脱ぎ、クリーンルーム用のサンダルに履き替え、ロッカーにバッグや靴を入れました。その後、自動ドアを2つか3つ通り連れられて行くと、術前の診察に案内されました。その際、頭に髪の毛を止めるためのキャップを被りました。

手術フロアは、衛生的な状態にするため冷温になっているのに、バッグにシャツを置いてきてしまい、Tシャツだった私はかなり寒い思いをしました。

術前の診察は、ちょっとゴツい感じのスポーツマンっぽい先生で、その先生が手術の先生だったようです。(定かではありませんが)診察でも特に問題はなく、「なにか聞きたいことは?」と言われたので、「1.2〜1.5くらいの見え方になりたいです」と言ったところ、「あなたの場合は、それくらいまでしか視力検査でも矯正できていないので、そこを目指しましょう。」とのことでした。

結果的に、視力はその通りになりました。

それから、控え室のようなところに行くと、約20人ほどが手術を待っていました。テレビで術後の目薬の使い方を説明していました。私より前に呼ばれていった人たちも術式は、最高級アマリスZレーシックでした。

少し待っていると、名前を呼ばれ、点眼麻酔などの目薬を3種類ほど点眼されました。その後、手術室の前まで案内され、部屋の前に置かれた椅子で目を閉じて待っているように言われました。その際、再び目薬をさされました。腕時計を見ると、ちょっとぼやっとしていました。

18時23分に、手術室に入りました。

手術室に入る段階で、すでに眼鏡を外していたので、何人いたのか定かではありませんが、おそらく6〜7人ほどの医師、看護師、技師などの方々がいたと思います。機械の下のベッドに寝かされ、看護師さんに位置を微調整されました。動かないようにと言われましたが、首がちょっと不自然な角度に固定されていて、途中から首が痛くなりました。思っていたよりも自分は落ち着いていましたが、手に握った眼鏡が手に食い込んでいました。

レーシック手術開始

まずは、右目の手術でした。緑の光を見ているようにと言われながら、まつげを固定するテープが貼り付けられ、まぶたを固定する器具が取り付けられました。上からシートのようなものが掛けられ、その上に機械が置かれたかと思ったら、みるみるうちに緑の光が見えなくなり、宇宙の星々を見ているような不思議な空間が広がって来ました。

機械が外され、横から「24秒です」(記憶が定かではありません)という声が聞こえたかと思ったら、レーザー照射が始まったらしく、ちょっと焦げ臭い臭いがして、「80%です」、「はい、終了です」と聞こえてきました。

そのあと、目に何かを塗っているような感覚と見えた感じがあり、角膜をかぶせているような感じでした。次に、左目の手術でしたが、こちらはおそらく22秒だったような気がします。

終わると、緑の光が術前よりも、鮮明に見え、眼前の機械が見えていました。ただ、ちょっとだけモヤが掛かったような感じがありました。

手術室を出ると、ちょっと暗い安静室に連れて行かれ、リクライニングチェアに座って、目を閉じて休むように言われました。手術を担当した医師の名刺を渡され、そこで初めて、手術の担当医を知りました。最高級アマリスZレーシックの場合は、役職付きの医師が担当すると聞いていたのですが、そのとおりでした。

ちょっと目を開いて腕時計を見ると、18時34分でした。手術室に入ってから出るまでに、約10分でした。その後、40分ほどリクライニングチェアで安静にしていましたが、途中、目薬を点眼されたりしました。

術後の検査に案内され、手術とは別の先生が診察し、問題ないことを確認され、術後に点眼する目薬と保護用ゴーグルを受け取り、点眼の説明を受けて終了でした。

この段階では、おそらく0.5くらいの見え方のようでした。ちょっとモヤっとした感じなだけで、まったく痛みもなく、涙が出続けることもなく、ゴロゴロ感もなく、自然な感じでした。

手術当時34歳でしたが、両親は心配だったようで、手術当日に上京して、手術に付き添ってくれました。

術後の過ごし方

家に帰り、テレビやパソコンに向かわないように気をつけて、ちょっと暗めにした部屋で、1時間に1回、処方された目薬を点眼して、目を閉じ、ゆっくり休んでいました。夜10時過ぎに、ちょっとだけドライアイがひどくなった時のような痛みが出たので、痛み止めを点眼しました。痛み止めを点眼すると、すぐに痛みは無くなりました。

寝ている時に目を擦らないようにプラスチックの眼帯を付けて寝ました。夜中に、眼帯を固定するテープが気になって何回か起きましたが、その際、目を開けると周りがしっかり見えていて、うれしくなりました。

翌朝(6月30日)、起きてすぐ保湿用の目薬を点眼し、日課の体重測定をしてみると、以前は、表示部分を目に近づけないと見えなかったのに、体重計に乗った直後から体重の数値が見え、一晩での変化にビックリしました。

モヤッとした感じもなくなり、コンタクトを使っていた時と変わらない見え方になっていました。

翌日検査

翌日検査に行くと、左1.5、右1.2になっていました。眼鏡やコンタクトのときに、1.2〜1.5だったので、ほぼ同じになりました。見え方の違和感もまったくありませんでした。診察でも、問題ないとのことでしたが、またしても違う先生でした。痛み止めの点眼薬のみ回収され、紹介制度の説明を受け、手続きをしたら終了でした。約20分ほどで翌日検査は終了しました。

翌日検査のあとは、1日5回ほど点眼薬を使い、保護ゴーグルをつけていたものの、親と食事に行ったり、東京ソラマチや浅草寺に行きましたが、まったく問題なく、見え方の変化もなく、快適でした。近視がひどかった裸眼のままで街を歩いたことが無いので、見えなかったものが見えるという感動はありませんが、コンタクトや眼鏡を使わずに見えているこという不思議な感じがありました。

レーシック手術に掛かった費用

手術費用などは以下のとおりです。(2012年当時の費用です。現在は変わっていると思います)

最高級アマリスZレーシック 両眼32万円
紹介クーポン -5万円
診断書作成費(生命保険の給付用) +9,000円
合計 27万9,000円

私が入っている(現在も)プルデンシャル生命の手術給付金の対象にレーシック手術が含まれていたので、5万円の給付があることを術前に担当者に確認し、診断書のフォーマットをもらっていました。実質、22万9,000円で受けられたわけですが、コンタクトのコストに換算すると約3年分になります。 通院する時間を考えたら、もっと短い期間に値するかもしれません。

レーシック手術から8年が経過

冒頭にも書いたとおり、レーシック手術から8年が経過していますが、両目とも1.0以上でした。見え方も良好で、コンタクトを使っていたときに悩まされたドライアイや結膜炎もありません。

あくまでも私個人の体験とその後のプロセスなので、積極的にレーシック手術をおすすめするわけではありませんが、私はレーシック手術を受けて良かったと思っています。

この記事は、私の体験記であり、レーシック手術を推奨するものではありません。一切、報酬は得ておりません。









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