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【書評】まだそんなこと言ってるの? 『多動力 - 堀江貴文』

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あらゆるリーダーの行動指南書
有名過ぎて書評に書くのすらどうなの?って思えるほど、多くの人々へ影響を与えた堀江貴文氏の代表作の一つ【多動力】。
本書をきっかけにオンラインサロンである”堀江貴文イノベーション大学校(HIU)”へ参加した人は後を立たず、今なお参加動機の一つに語られていたりという半端なさ。
10代だったとある若者は、本書から手に取り「なんか面白いことを言ってるおじさんがいるなぁ〜」なんて感覚で堀江氏を知るなんて言うこともあるぐらいなので、世代問わず”今”を生きる人達に刺激を与えてくれる一冊です。

自分のリズムで生きているか?
「仕事の速さはリズムで決まる」という名言を抜粋します。
どれも名言過ぎるので、敢えて自分に問いたいワンフレーズです。
私の場合、気持ちがノッているときのリズムは高速ビートを刻むような感覚が発生します。
ノッているときは止まらないし、止められない。突き進むだけです。
しかし、乗らないときの牛歩ぶりは誰にも負けない自信があります(爆)
鈍足にもほどがある。
この振り幅は武器であることに最近気がつきました。
自分の感情のエネルギーを推進剤としてプラスの方向に持っていくには、リズムが良い瞬間を見逃さずに、最良のコンディションをつくり続ける下地が大切だからです。

まだまだかき足りていない恥の数
こうなりたいです!こうしようと思っているんです。●●過ぎて今はできそうにないんですけど…と躊躇している間にチャンスはことごとく過ぎ去っていきます。
一歩踏み出すということは、目の前にきたチャンスをじぶんの気持ちに素直に掴みにいくことです。
行動し続けているうちに、誰しもが陥るカンタンな躊躇は大抵クリアできます。
しかし、まだまだ足りていないのは、恥と感じる感覚が残っていることが私自身持っていることです。無駄なプライドなんで捨ててしまえばいいのに。
「誰もあなたのことなんて興味ない」という堀江氏の名言があります。
どんなに世間を賑わす有名人であろうと一時的な話題を得たあとは風のように話題の熱量は過ぎ去っていくのだから、顔も名前も無名に近い人間が一歩踏み出したところで大したことありません。
むしろ認知度UPでオトクなだけだと思ったほうが良い、ということを胸に刻みましょう。

資産のことばかり気にしていたらダメになる
小利口はバカに勝てないし、資産のことばかり気にしていたらダメになるということは、心底痛感します。年齢を重ねるほどに。
熱中できることを見つけることが出来ない時代が長かったので、その間のモヤモヤと言ったら、今振り返るとバカだなー、そんなこと気にしているなんて、っと瞬殺ものではあるですが、20代の頃はそんな時間が大半だったように思います。
そこから脱却するために本を手に取り、教養を得て、様々な挑戦にトライしてみました。もがいてみたりした結果、今が一番良いかもしれないと感じています。
お金は間違いなく大事ですが、お金のために生きるのは違います。
自分の心の中の感情を無視せずに汲み取り、行動することが最良の選択肢と私は考えます。

『多動力  - 堀江貴文』


このマガジンは、堀江貴文イノベーション大学校(HIU)の会員による、ホリエモン万博およびホリエモン祭の活動をお伝えします。