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家族や友人たちと(明治38年〜大正13年)

曽祖父の保次郎は写真が好きで、家族写真以外にも、友人と思われる方や親族と思われる子どもたちと撮った写真を何枚も残していました。写真館ではなく屋外で撮った写真もあります。

屋外写真はどうやって撮ったのでしょうか。そして一緒に写っている(家族以外の)人たちは誰なのか? 写真の裏に撮影年月はメモしてありますが、それ以外のことは残念ながら何も分かりません。

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友人との屋外撮影。写真の裏には「明治参拾八年」の手書きメモ。左側の背景がちょっと違うトーンというか、建物の位置がズレています。

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これも友人らしき人と。「明治四拾参年拾月下旬」とのメモ。

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これは大正八年撮影とのこと。やはり誰なのかは不明です。

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保次郎と娘たち、大正拾参年撮影。自宅での写真でしょうか。左の女の子が祖母、右が妹のヒメコです。保次郎はブーツを履いているように見えます。胸元にはコサージュが。オシャレ…?

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妻ヨキと娘たち。写真の裏に「大正拾参年春」「加州オールウード島キャンプ六番」とメモされているので、おそらく自宅前でしょう。

ちなみに「Orwood」のカタカナ表記は現在「オーウッド」らしいのですが、保次郎は「オールウード」か「オールウッド」と表記していました。耳で聞いた発音だと、そちらのほうが近いのかもしれませんが。

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保次郎と娘たち。これも大正拾参年撮影で、「加州スタクトン市オールウード六番農場ニテ パパ四十二才」というメモが残っています。

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最後に、年代も一緒に写っている人たちも不明の写真です。後列右は保次郎、前列左は祖母ですが、他の3人は誰だか分かりません。一緒に写真館で撮るくらいだから、親族つまり保次郎の次兄とその子どもたち(祖母のいとこ)ではないかと思うのですが……後列左の人は次兄にしては若く見えますし、確証はありません。

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