新卒採用市場における課題①
双方の虚偽というのは非常に問題であると考える。
双方と言うのはつまり、学生と企業である。
学生は当然の如くエピソードを盛り
企業は当然の如く都合の良い側面を誇張する。
これは合理的なマッチングと言えるだろうか?
近視眼的に言えば合理的と解釈できるかもしれない。
学生は自分を誇張する事でより多くの内定を獲得できる。
企業は誇張する事でより多くの学生を確保できる。
まあ、合理的なのか。。。
しかし、内定を獲得すること、学生を獲得すること
それらが本当に本質であろうか??
そんな事は断じて有り得ない。
学生は所属した企業で活躍すること
企業は学生に社員として活躍してもらうこと
つまりはマッチングを経て双方に長期的なインセンティブが働く事が重要なのである。
現状は双方があからさまに目先の利益に踊らされている状態である。
双方が虚偽を行う事によりあからさまにマッチングの質が低下している事は事実である。
現状では、新卒採用市場において
"赤裸々"
と言うものが欠如している。
病院を受診する時には症状を赤裸々に告げるだろう。
誤診が怖いからだ。
新卒採用市場も同じではないか?
ミスマッチはなぜ誤診ほど恐れられていないのか。
弊害は計り知れないのにもかかわらず。
新卒採用市場に"赤裸々"というパラダイムシフトは必要不可欠である。
そのために発信を続けていく。
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