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29歳 岐路

あと4日ほどで29歳を迎えます。

そんな中、10歳から始めたバスケットボール現役
生活が岐路を迎えています。

今は、
このままプロ選手を継続するのか、引退して別の道に進むのか、考える時期となっています。

悩む時間もそんなに残されている訳ではありません。時間は待ってくれず、何もアクションを起こさなければ収入0のまま、家族を路頭に迷わすことになってしまいます。

だけど、非常に有り難いことに、バスケやウエイトをする環境を提供してくださる方がいらっしゃったり、サプライやトレーニング指導をしてくださる方がいらっしゃって、なんとか現役の身体を維持しつつ、1ヶ月が経とうとしています。

また、こちらも有り難いことに、
クリニックや個別指導の依頼も何件か頂き、
なんとか食い繋いでいます。

○突如として、フリーに

プロ選手の宿命と言うべきか、次のシーズンが約束されることなんてほぼありません。
綺麗に引退できる人はほんの一握りだと言うことを知ってもらいたいです。

その"突然"やってくる選手生活の終わりに、
どれだけの選手がどんな準備をしているのか、
想像もつきません。

ある選手は自分で会社を設立し、アスリートのセカンドライフを助かるような事業を展開したり、
またある選手は、全く別業種の仕事に就いてオールドルーキーのような形でリスタートされたりしています。

私はというと、
『教職免許を持ってるから大丈夫だろ』
と甘い考えで過ごしていました。

たしかに、教職免許を持っていれば、非常勤講師なり私立の先生なりなることは可能です。
が、今すぐ、今月中になれるかというと、なることは難しいです。

でも実際に、7月から突如フリーになって痛感させられていることは、

"なにも世間のことを知っていない"
"自分の使えるスキルはごく狭い世界でしか通用しない"

ということです。

小学4年生から現在までバスケ一筋で生きてきたので、狭い世界しか見てこなかったのだと気付かされたのです。

なので、今必死に、いろんな人からいろんな話を聞き、調べ、知識を増やし、本やネットから学んで、実際に動いて、改善する、ことを繰り返しています。

とても大変ですが、
自分でやりたいことをやれる、
という部分では良いなと感じています。

○私が現役選手に伝えたいこと

今はプロ選手として、好きなことに没頭でき、周りからチヤホヤされる存在ですが、
バスケを取った自分はどうなのかな?ということを考えていてほしいです。

とある選手は、地元貢献のために自分で事業を立ち上げ、企業と繋がってさまざまなイベントや地域おこしをおこなっています。

子どもたちにプロバスケ選手が夢や希望、憧れを抱く存在になりたいという、素晴らしい考えを持っている選手もいます。

一方で、
今が楽しければそれでいいや、とナアナアに過ごしている選手は、切り替えが難しいかもしれません。

なので、
・日頃からSNSの発信をやってみる
・気になった本を1日10分でいいから読む
・いろんな人の話の将来の夢や希望を聞く
・バスケ以外のことも考えてみる
など、小さくていいのでコツコツとやっておくことをオススメします。

どこかで、そのコツコツがつながってくるはずです。

私の現在の状況を鑑みて、
今一度、自分の将来について見つめ直してみてはいかがでしょうか。

私は、
フリーになってから、さまざまなことにチャレンジしています。
また、沢山の人とも繋がれたし、沢山のことを勉強出来ており、ご縁に感謝しています。

もうすぐ29歳になりますが、
プロ選手を続けるか、別の道を探すか、
真剣に考えて選択します。
ラクな方向にだけ流れないように注意しながら。

楽しい30代を送るためにも、家族と楽しく過ごすためにも、29歳の選択を真剣に選びます。

最後まで長々と書きましたが、お付き合い頂きありがとうございました!

ではまたSNS更新を楽しみにしていてください♪

あべみ


頂いたサポート支援金は、バスケで困っている子どもたちのサポートをするために使わせて頂きます。