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研修概要「友だちづきあいに悩む子どもたちー社会学から学ぶ」早稲田大学 石田 光規 2024.6.16

「友だち」ってなんだろうよくイメージされる「友だち」の定義 ・気を使わなくていい関係 ・中身を隠さなくてよい関係 ・合理的ではない関係 →現代において、本当にそんな関係の相手が存在するのか!? 「友だち」の再定義 ・互いが「友だち」と認識することで成り立つ関係  →「友だちだ」という気持ちで成り立つ関係 「友だち」の特徴 1.序列を意識させられる  →その他の関係(仕事など)より、「友だち」のほうがより良いイメージ   (本音を出せる・いざというとき助けてくれる)

    • 研修概要「子どもの発達意欲とあそび・自由時間」神戸大学名誉教授 二宮 厚美 2024.6.9

      子どもにとってのあそび・自由時間とはあそび・自由時間とは何か  あそびはそれ自体が目的である活動「自己目的的活動」であるといえる。また、自己目的的活動ができる時間こそが「自由時間」である  自己目的的活動はその活動の過程そのものが楽しく、面白い活動である 子どもにとっての発達意欲とは  人間的意欲の二大源泉は「目的・テーマを持って活動すること」と「共感・応答関係を築くこと」である  このことから子どもの発達意欲は以下の2つに大別される ①あそびなどの中で、目的を持ち、そ

      • 研修概要「愛着の形成についてみんなで検討してみませんか」白梅学園大学 安形 元伸 2024.2.21

        愛着(アタッチメント)の成立愛着は子どもの負感情に適切に対応することによって成立する ネガティブな心をニュートラルな状態にする働きかけをすることによって、子どもは「ほっとする」経験をする →「ほっとする」経験が積み重なって「安心感」「安定感」が生まれ、  「保護してもらえると言うことに対する安心感」が子どもに形成される 愛着と愛情は異なる 「愛情」は多様な意味を含む、子どもに正感情をもたらすが、必ずしも愛着ではない 行動の不安を見抜き、安心に変える・初対面の相手にいき

        • 研修概要「“大人”マナーと伝え方のノウハウを学ぼう ~伝え方編~」高橋有子先生 2024.2.18

          大人の伝え方の3つの極意1.なんのために伝えるのか、意図をしっかりと持つ 2.自分の主観を加えず、誰が報告しても同じ内容になる(客観性)ように 3.相手が話しているときには遮らず、傾聴する 児童同士のトラブルの伝え方7か条1.謝罪+結果(仲直り、怪我の有無)を先に伝える  「お父さんごめんなさい、今日〇〇くん喧嘩になってしまいまして、もう    仲直りはできてるんですけど……」 2.事実→どう対応したかの報告  (いつ・どこで・だれが・だれと・何が・なぜ・どのように) 3.

        研修概要「友だちづきあいに悩む子どもたちー社会学から学ぶ」早稲田大学 石田 光規 2024.6.16

        • 研修概要「子どもの発達意欲とあそび・自由時間」神戸大学名誉教授 二宮 厚美 2024.6.9

        • 研修概要「愛着の形成についてみんなで検討してみませんか」白梅学園大学 安形 元伸 2024.2.21

        • 研修概要「“大人”マナーと伝え方のノウハウを学ぼう ~伝え方編~」高橋有子先生 2024.2.18

          研修概要「PEP TALK〜気になる子どもたちのために、効果的な声かけを〜」乾倫子 先生(日本ペップトーク普及協会) 2024.2.18

          ペップトークとはペップ(pep)とは日本語で「元気」「活力」 ペップトークはスポーツの試合前に監督が選手を励ます短い声かけのことを言い、基本的にポジティブで分かりやすい内容になっています 当研修ではスポーツの試合前以外でも日常的にペップトークを使うことで、相手や自分の自己肯定感を高める方法を学びました ペップトークの4つのステップ①受容 事実の受け入れ 何よりもまず、心の中に余裕がないと事実を受け入れることができません このステップでは心の中に溢れる、マイナスな感情の一

          研修概要「PEP TALK〜気になる子どもたちのために、効果的な声かけを〜」乾倫子 先生(日本ペップトーク普及協会) 2024.2.18

          研修概要「災害時における学童保育と人権」冨永良喜先生2024.1.20

          まとめ概要  ストレスの対処法、心を落ち着けリラックスするための手法はいくつもあるが、ストレスについて小中学校の9年間で学ぶ機会は小5と中1の保険体育の時間でそれぞれ1時間ずつしか確保されていない(2024年現在)また、領域としては道徳にも含まれる内容だと考えられるが、現在の学習指導要領では道徳の時間は実技的な内容を取り扱うものとされていないことから、子どもたちは十分に心の健康と向き合う時間や知識が取れていないと考えられる  そうした中で、特に災害時に避難所生活の中で子ども

          研修概要「災害時における学童保育と人権」冨永良喜先生2024.1.20