いよいよ仕事復帰!
お腹でスクスク育った大きな子宮筋腫。
子宮全摘手術を受けるまでと、その後の日々の徒然を記録しています。
~第30話(最終話)~
手術後、約1ヶ月半の間、自宅療養をしていたが、いよいよ明日から仕事に復帰する。
過ぎてみるとあっという間なようにも感じるけれど…いや、でもまぁここまで長かったこと!
○体のこと
手術直後は、圧倒的に体が変化してしまって、もう以前の自分には戻れないように感じていた。
自分の体なのに自分で自由にならないようなもどかしさ。
お腹の中身はふわふわしていて、何だか定まらない感覚。
それも術後1ヶ月頃から徐々に自分の支配下に自分の体が戻ってきたような感覚があった。
お腹の中の配置も定まったようだ。
さらにそこから1週間経ち、手術から5週間後、受診してお風呂の湯船に浸かる許可をもらえた。
5週間ぶりに浸かった湯船の気持ち良さったら!
しばらくシャワーだけの生活に慣れて、湯船浸からなくても意外と平気だな、なんて思い始めていたけれど、やはり湯船は必要だと再認識した。
運動もあまりに激しい運動は不可だが、普通に運動することは可能に。
その日の晩から早速、以前は毎日湯船の中でおこなっていた体をひねるストレッチをしてみたり、腹筋を多少使う運動をしてみたり…。
まだガッツリ腹筋を鍛えることは勇気がなくて、恐る恐る…だけどお腹に力を入れられるようになった。
手術後たぷーんとしていたお腹も、少しずつへこんできた。
手術で1回切断された腹直筋はもう復活しないという情報をネットで見かけたりもしたが…この感じだと復活する!復活してきている!と確信している。
ウォーキングは、ゆっくりゆっくりしか歩けなかったけれど、術後1ヶ月過ぎから、少しずつだけれど速く歩けるようになり、もともと早歩きだったので、今では以前ほどではないものの、ある程度速く歩けるようになった。
仕事復帰前日の今日は少しの距離だけど久しぶりに自転車に乗ってみた。
しばらく乗ってなくても乗れるものだな!と思った。
特にお腹の中に響く感じもなく、良い感じ!
今後は、手術から3ヶ月後にまた受診し、そこで腟断端面の縫い目がしっかりくっついていることを確認できたら、性交渉の許可が出るだろうと医師に言われている。
それまでは性交渉は厳禁ね!とのこと。
心配されなくても、腸が出ちゃう恐怖から、しばらくそんな気にはならなそう…。
○心のこと
手術後特に問題なく穏やかに落ち着いていた精神状態だが、思いがけず時間差でひどく気持ちが落ち込むようになった。
↓詳細は第28話へ↓
https://note.com/abecoo/n/n5e6caa60b27c
このあと努めて日々家事に育児に忙しく過ごしていたら、あまり気に病むことなく過ごせるようになった。
時々、以前は気にしなかったような些細なことに敏感に反応して落ち込むことは今でもあるけれど、今はそんな風に落ち込む暇があるというか…
仕事に復帰して忙しい日々が戻れば悩む暇もなくなるように思う。
まだ半年くらいは術後な感覚だと経験者から聞いているため、自分の体に相談しながら、無理はしないように気をつけようと思う。
しかし、これからは確実に良くなっていく一方なので、自信は持って、明日から日常生活に戻りたい。
第30話まで綴ってきた子宮全摘に関するお話もここでいったん1つの区切りかな、と思う。
また後日談があったら書きたい。
noteに書くことで、気持ちがとても整理されて、この一連の私にとって大きな出来事を冷静に乗り越えることができたと思う。
さぁ、次からはどんな話を書こうかな。