見出し画像

女性議員5割の悪夢

 日本は女性の政治家が少なすぎる。オトコ社会の弊害の象徴だ。と言われる。


 確かに現実はそうだ。国連のUNウィメンなどの調査によると、国会議員に占める女性の割合は、日本はOECD加盟国最低で、世界で165位。女性閣僚の比率は15%でG7で最低だ。

世の中が男女半々なのを考えれば、女性の国会議員や閣僚は確かにもっといてもいい。


 しかし、数さえ増えればいいというものではない。問題は「質」である。

いやしくも国民の代表として国政を議論したり、大臣として国民生活に関わる重要な判断を下すのであるから、しっかりした人に役割を担ってもらわなければならない。

ただ、その部分がすごーく不安なのである。


 主な女性国会議員や女性閣僚のこれまでの実績を見てみよう。


 ○稲田朋美 安倍総理にかわいがられ、防衛相に就任も、部隊視察にハイヒールでさっそうと登場し大ブーイング。国会で何を聞かれてもまともに答弁できずサンドバック状態に。

 ○片山さつき 東大出身、エリート官僚から政界入り。「ミス東大」が惟一の売りだが、そのたびに「こんなのがミス東大?」とあきれられて現役東大生やOBにとっては頭痛の種。

 ○小渕優子 ピカピカの2世議員だが、さしたる実績なし。政治資金規正法違反に問われたときに、事務所のパソコンを電動ドリルで壊したワイルドウーマン。

 ○豊田真由子 「このハゲー」「ちーがーうーだーろー」で一世を風靡。インパクト大賞。

 ○蓮舫 人には厳しいが自分にはやさしい。二重国籍問題では苦しいいいわけを連発、仕分けで見せた切れは人を責める時だけというのが露呈。グラビア時代が最盛期。

 ○野田聖子 国会審議中に話を聞かず、おしゃべりして友党の公明党からも叱られる。小学生レベルだが、次期女性首相を本人だけは狙っている。

 ○山尾志桜里 「保育園落ちた、日本死ね」のSNSの書き込みを国会で取り上げ時の人となるが、早速文春に妻帯者男性との不倫疑惑を書かれて轟沈。

 ○福島瑞穂 憲法9条を金科玉条とし、これさえ守っていれば中国も韓国も北朝鮮も何があっても日本には攻めてこないと信じているメルヘンおばさん。

 ○森雅子 法相。国会で、「東日本大震災の時検察官は最初に逃げた」とトンデモ発言をしようやく注目される。辞任候補。

 ○三原じゅん子 頑張って調べたが、主だった実績は見つからず。「セクシーナイト」で燃え尽きたか。

 ○橋本聖子 五輪相。東京五輪中止や延期の議論の中でもほとんど目立たず。スケートと自転車で太ももは鍛えたが、それが議員活動に役だつかは疑問。

 もちろん、男性議員にもめちゃくちゃな人はいる。

でも、女性議員のこれまでを振り返ると、もし、女性議員が今の2倍、3倍に増えたら、残念な議員も2倍、3倍に増えるのではないかという疑念が拭い去れないのだ。

若い今後を担う女性が憧れ、モデルにするような女性議員はほとんどいないと言っていいと思う。

優秀な女性は、おそらく別の道を歩むであろう。

有能な女性議員を増やすためには、ドイツのメルケルをトレードで日本に招き入れるぐらいの大胆な方策が必要なのかなあ、と思う次第である。
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?