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夢の香りよ とどけ 〜お礼にかえて

 キレイごと。

 自分で言うのもなんだけど、僕のnoteはほぼキレイごとだと思う。

 だから、ある種の人たちにとっては、読んだ後、カロリーオフの食べ物を食べた後、あるいは気の抜けた炭酸飲料やアルコールフリーのビールを飲んだ後のように物足りない思いをするかもしれない(あくまでもある種の人たちにとって、という事で一般論ではないです)。

 また、眉をひそめたり、唾をつけたりして、不快な思いを味わわせてしまうかもしれない。

 僕のパートナーの職業がキレイごとの世界なので、あまり変なことは書けない、という事情もあるけれど、いつ頃からか僕の中から「キレイごとなんてうんざりだよ、へん!」みたいな生き物が消えて、「大切な人を大切にしたいって素直に言えばいいじゃん」という生き物が居座っているせいでもある。

 その影響かどうかわからないけど、現在の僕は仕事でも家の中でもマイペースで割と穏やかに過ごしている。

 父親代わりをしていた(つもりになっていた)妹の息子も成人し、真面目過ぎるくらい真面目に働いている。

 アクション映画をたまに観ている効果なのか、ここ何年も誰かに腹を立てることもない(腹立たせることはあるかもしれない)。

 ただ、(おそらく皆さんと同じように)日々の心配事は山のようにある。

 たまには泣きたくなるけれど、しっかりと立てている。

 と自負している。


 僕より奥さんの方が毎日外で辛い思いをしているので、(奥さんがこちらの年齢を鑑みてたまに心配してくれるので)無理しない程度に出来る限りのサポートをしたいと思っているし、大体おちょけている。

 ここでカミングアウトしてしまうと、僕はだいたい家でおちょけている

 奥さんを笑わせるために。

 笑顔を欲しがり、汗だくでおちょける時もある。結果は言わずもがなで、一割程度の打率だ。

 また、演芸の世界は本当に厳しい道のりだと思っていて、この先、長い長い道のりをどう歩いていくか、そればかりを考えている。

 もちろん真剣に話をする時も沢山あるが、時々、水が低い方に流れていくように物事を悪い方に考えてしまう時もあって、そんな時には互いに軌道修正をするようにしている。

 

 これまでnoteで「何かを伝えたい」という意識はそれほど持たずに書いているつもりだけど、どうだろうか。

 ごくたまに、こんな風に真面目に(?)お礼を書いたり、ドラム缶に貯まった雨水を流すように何かを表現したり主張したりはしているが、ラブレターや掌編などを書いて楽しんでいければ良いなと思っている。

 そして「読んだ人が少しでも明るい気持ちになったらめちゃくちゃ嬉しい」という、欲のような物は湧いてきている。

 

 最近、そんな僕のnoteを紹介して頂ける機会があり、恐縮している。恐縮しながらもちゃっかりマガジンを作ったりして大喜びしてもいる。

 僕の記事を添えて頂き、素敵な記事を書いて貰えるだけでしあわせな事なのに(キセキなのに!)先日はファンレター(ギュッと濃縮された短歌!)まで頂いてしまった。

 

 そして、この度、またとてつもなく凄い物を頂いてしまったのである。

 それは、

 「やーんポイント」


 いや違った。

「やーんポイント」特設会場

なる場所が現れて、そこに遊びに行ったら、僕の「百字のラブレター」という100文字で書いた文章が、なんと「歌」になっていたのである

 自分の書いた文章がメロディに乗って、綺麗な歌声で歌われている経験が初めてだったので、味わった事のない衝撃があった。

 再生ボタンを押すと、暖かくて、どこか懐かしくて、とても好きなメロディが流れた。

 自分が書いた地味な「文章」が「歌詞」というヒーロー(ヒロイン)に変身してしまって、そのままどこかの誰かを救ってくれる。そんな感動が訪れた。

 これが音楽の力なのだろうか。

  

 穂音(ほのん)さんとは、「夢の香り」という穂音(ほのん)さんの記事をきっかけに仲良くさせて頂いている(この曲がまた良いのです)。 

「白の戦記 : 超新星覚醒」という希望の物語を読んで、読み終えて感動したのも惹かれる要因となった。

 数多くのありがたいコメントや楽しいコメントを頂き、仲良くさせて頂いているのと同時に、同じ企画に参加させて頂くことも多く、いつしか一緒にnoteの広場で遊んでいるような感覚に(勝手に)なっている。

(Twitterにも載せて頂き感謝!)

 しかし、穂音(ほのん)さんは、「尾も白い犬のはなし」シリーズや、アナグラム詩でもわかる通り「お犬愛が凄い人」という人物像ははっきりしているのだけど、それ以外は何だか掴み所のないような不思議な人だなとも思っている。

 街中ですれ違った人の匂いにふと引かれて「どこかで出会った匂いだな」と思う感覚に似ているかもしれない。

そしてこう思うのだ。

「ああ、夢の香りだ」


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

穂音(ほのん)さん、本当に、

ありがとごじゃいます^ ^

(音源には音源でお礼をと思ったのですが、

それはまた別の機会にさせてください!)



追記・

「100文字の世界」で機会を頂いた、

ニャークスのヤマダさん

花 丸恵さん


ありがとごじゃいます!

 

 

 


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