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新チーム結成後は【基準】を決める

こんちには。おかげです。

今日は、夏の大会で敗退が決まってからの話をしたいと思います。

新チームが始まる時にまず行うことは【基準】を決めることです。

これを決めると秋や春に向けての目標が明確になるからです。練習も具体的になります。

例えば、

県内の新チームをざっと見回した時に、星稜の奥川投手(便宜上過去の投手にしました)が県内でNo.1の投手とします。そうしたら、基準を奥川君にして、奥川君を攻略するために具体的な練習をしていくということです。打者によってどの球種を狙っていくのか、または捨てていくのかを実際にマシンを使ったりしながら、個人戦術を考えていきます。

練習では150km越えのストレートに張りつつ、外のスライダーを振らされないような練習を組んでいくなどしていきます。こうすることで、日々の練習が具体的で実践的になります。

自分の形で良いスイングができるのは当たり前。それは冬の練習や、個人練習でやること。全体練習ではチームとして勝つための練習をしていきます。

チームとしても、奥川君が投げてくる星稜に対して、何対何で勝つのかを日頃から考えておきます。チームのレベルにもよりますが、どの道このチームを倒さないと甲子園は無いわけですから。

そして、練習試合や、公式戦では奥川くんを「基準」にして対応していくのです。例えば、この投手のスライダーは奥川に比べて少し曲がりが早い。この投手のストレートは奥川くんに比べて外が遠く見える。などゲームの中で対戦した打者がイメージを共有する時にも具体的でイメージしやすくなります。

今回は具体的な投手で考えましたが、普通にチームそのものにも使えます。

他にも戦力の確認など色々することはあるのですが、基準を決めると選手の目標や練習が具体的になるのは間違いないです。是非参考にしてみてください。

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