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11月初旬、モエレ沼公園@札幌。 10月に訪ねた際には、紅葉がはじまったばかりで 秋の風景を観たかったから。それだけのために、足を運んでみた。 プレイマウンテン -虹と出逢う その日の天気は、午前中は雨。バスの乗車時間はずっと雨で、降車後は、小雨がぱらついていた。風もあって雲の動きは速く、時折、太陽が少しだけ顔を出した。 荷物をロッカーに預け、まずは、前回も訪れたプレイマウンテン方面を目指す。 登り始めたら風雨がいきなり激しくなり、どのみち雨を防ぐ場所
豊島、棚田。 あまりに印象的だった風景が観たくて、再び訪れた。人気の場所のため前回はとにかく人が多かったので、今回はあえて、美術館休館日に。 高松港-家浦港 早朝、高松港。 高速船チケット売り場。これらの島々への出発点。 窓口。この日のチケットは船内で。 朝の明るい陽光が水面に反射し、あたりに光を拡散している。 船が入港してきて、 後方デッキに、いつものように落ち着いた。乗客も6人程度と少ない。 デッキの客は、わたしと、このお届け物。島の食堂に
「北の大地へ!」を合言葉に、札幌に集まって、 友人たちとイベントを愉しみ、打ち上げと札幌の夜パフェ文化を満喫したあと、 ひとり旅モードに入って、モエレ沼公園へ再び。 雨上がりの道を、モエレ沼公園まで 札幌駅からは1時間程度。いろいろな行き方があるが、この日は、地下鉄から路線バスに乗り、豊畑バス停から20分ほど歩くことにした。 実は、朝は激しい雨だった。天気は依然として変わりやすく、時折傘をさした。 公園全体図 モエレ山が迎えてくれる。 公園全体図
瀬戸内海、豊島。ひたすらのんびりと、島旅。 海に向かって広がる棚田の前では、言葉を失ってしまう。 このダイナミックな場にふさわしいカメラのレンズを、一本予備で持ってくればよかったと後悔。次はちゃんと備えて来よう。 絶景の棚田を後に、のんびり次へ この場所は、下の路線図⑥。ここから④を目指して歩く。 上り坂の途中に、ため池と牛たちを発見。 やがて、前方にバス停が見えてくる。 「清水前」。 「唐櫃岡の清水共同用水場」 このバス停すぐの場所に、日本
高松港、快晴。 この日は、豊島(てしま)へ。 高松港-豊島(家浦)港、高速船で50分 フェリーではなく、高速船で向かう。 デッキ席に座り、風に吹かれる。 船は、気持ちよくぐんぐん進んでいく。優雅にゆったりと進んでいくフェリーとは好対照だ。 見慣れた島に近づく。男木島だ。 やがて、直島の島影が見えてくる。 ここは、フェリー乗り場のある宮浦(みやのうら)でなく、本村港。バス停の名称は「直島港」だ。 乗船時間約50分、豊島・家浦港に到着。 実
高松港からフェリーに小一時間乗り、直島・宮浦港へ。 草間彌生の「赤かぼちゃ」に挨拶をし、 町営バスに乗って、終点の「つつじ荘」前まで。 海を前に、はるか右手に、その黄色い作品はこんなふうに見える。 野外展示を意識して制作,94年に展示 本作には長い歴史がある。 直島が「アートの島」と一般的に知られる前から、この場所に在った。 台風で破損,一時避難も ただ、島の桟橋に展示されているということは危険と隣り合わせだ。何度か台風などで破損し、長い間、「台
フェリーで直島を訪れるとき、真っ先に視界に入る屋外作品、草間彌生の「赤かぼちゃ」。 瀬戸内国際芸術祭の紹介でも、直島のアート「01番」。 この作品よりもずっと前、「アートの島・直島」の黎明期に展示されている(※台風で破損したりして、現在のものは昨年再設置された)黄南瓜と並んで、この島のシンボル的存在だ。 12月には、クリスマスの飾りで周囲が彩られていたり、 塗り直し中、だったりもした。 フェリーからの[赤かぼちゃ] まず、高松港ー直島(宮浦港)間のフェリ
そんなわけで、直島に短い旅をした。2022年は月に一度は訪れて、瀬戸内国際芸術祭2022を含めて1年楽しみ尽くしたので、もう暫くは訪れることはないのではと思っていたのだけど。 格安の航空券情報とホテル情報を目にしたら、条件反射的に予約をしてしまっていた。天候はずっと雨と曇り予報だったのだけど、島の転機は雨予報から快晴に逆転することが経験上多く、今回もそうなった。 それなりの枚数の写真を撮ったので、順次紹介していこうと思う。まずは李禹煥(Lee Ufan) 美術館の「
連休明けの高松空港。今回は、とても短い旅。 東京では2日連続で「極めて危険」の熱中症情報が出ていた。ここでは湿気に加えて、すぐにでもひと雨きそうな雲が空に広がっていた。 高松空港敷地、フェンスの向こう 空港の敷地内に設置されている、イサム・ノグチの[TIME AND SPACE]へと急ぐ。空港ビルを背にして、駐車場を抜け、道路を一本隔てた先にその作品はある。 ちなみに、(おそらく歩行者を想定しない)リムジンバス等の専用道路を横断する、は結構ドキドキではある。
初夏、快晴、モエレ沼公園(札幌)。 引き続き、写真とともに振り返っていく。 海の噴水 春から秋までの、1日のうちのとても限られた時間に運転される噴水。 限界を知らないかのように、高く、高く。言葉はもう必要なく、ただ眺めるだけで爽快だ。 近寄ればこのように大迫力が楽しめる。そして、ガラスのピラミッドやモエレ山など、高いところから眺めるのも気持ちがいい。 夜にはライトアップされるそう。交通手段の限られた旅人には、ちょっとハードルが高いかもしれない。 モエ
6月、札幌。イサム・ノグチの壮大な作品、モエレ沼公園。 今日はこの公園のシンボル的な存在、ガラスのピラミッドを。 青空に映える透明なピラミッド バス停「モエレ沼公園東口」と第一駐車場側から近づいていくと、モエレ沼越しに、こんなふうにピラミッドは現れる。 強い風が吹き、木々が揺れる。 初夏の緑の向こうにそびえるガラスのピラミッドは、青空の下でひたすら爽やかだ。 中に入ってみる。 陽光が射しこむHIDAMARI(陽だまり) ピラミッドの名前は、HID
快晴、直島。 村営バスに乗って、ベネッセアートサイト直島エリアとへの乗り継ぎバスと連絡する、つつじ荘まで。 この日の海は、こんなふうに静か。 そして彼方には、ずっとここにありました、というように、黄色いかぼちゃが佇んでいた。遠くからでもこの存在感。 ■12月24日に避難→26日に復活 そもそもその前に長い不在があり、10月に復活したと思いきや、再び不在。それ自体も、もはやアート作品のような雰囲気だったのだけど、 それは、この、在る姿が強烈にインプットさ
瀬戸内海に来ている。高松港のホテルを拠点にフェリーで直島に渡る、いつものパターンだ。 澄んだ海と、晴天に浮かぶ雲たちがとにかく素敵だ。今日だけで1000枚近い写真を撮り、収拾がついていない。まずは手短に、直島といえば草間彌生による、赤と黄色のかぼちゃの話題を。 ■赤かぼちゃの中に再び入る(写真) 瀬戸芸の開催中に、直島の宮浦港でいつも人気の赤かぼちゃの中に入り、ちょっと内省モードになった話を書いた。 休日でクリスマスの今日。赤かぼちゃの周囲も、クリスマスモード
高松空港のイサム・ノグチ遺作[TIME AND SPACE]、そしてイサム・ノグチ庭園美術館を訪ねたのが2月のこと。 イサム・ノグチ庭園美術館は、きれいに掃き清められた敷地内に、作りかけも含めた作品群がそのまま遺された、作家の気配が濃く残る場所だった。「先生はちょっと出かけています」と言われても違和感がないほどに。イサム・ノグチは1988年に「戻ってくる」と言い残してニューヨークに旅立ち、そのまま逝去したのにもかかわらず。 イサム・ノグチが手掛けた札幌のモエレ沼公