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今週のジャンプ#36・37


おはようございます。

波乱のジャンプ新連載4連弾開始ですね。

久保帯人先生の短期連載期間で、西洋ファンタジーぶっこまれ、

仲間りょう先生でギャグ漫画蟲毒がさらに加速、

画力ジャンプでレッドオーシャンになりつつある、お化けの退魔物「仄見える少年」、(というか読み切りで約ネバのコンビで同じテーマ扱うっていうね!!地獄かよ!!)

それから新人さんの新作マンガ1本…

今回はベテラン・中堅・連載経験者の作品がそろい踏みで、さらにアクタージュ終わって更にややこしい展開になりましたね。

「週刊少年ジャンプ 2020年36・37合併号」


●退魔物について

なんだか退魔物本当に多いんですよね…

人間が人間を裁く=私刑的な展開ってやっぱり難しいんですかね。

現代のアクションにとっては、人を殺すのではなくて、人以外の物を殺すのが楽とまではいいませんけど、人が人を裁くため理由を作り出すのが本当に難しくなってきてるんでしょうね。

その点、鬼滅の刃って人を切ってるっていう意味で腹括ってるよなというのはつくづく感じますね。

ヒロアカでは、ヒーローとヴィランという側面から正義と悪について描こうとしてますが、しかしながら正義の味方と悪の味方の在り方は常に表裏一体なので、ヴィジランテっていう自警団の話がスピンオフとして成立するし、そういったグレーゾーンな話が逆に面白かったりする訳ですよね。

チェンソーマンの場合はもろ悪魔で、デンジにはある意味教養がない所で成立してる部分ありますけど、鬼滅とは逆の事してるとも言えてるわけですわな。

人はガンガン死ぬけど、まともな感傷を描いてらキャラクターはごく一部だけで、とことん振り切ってるわけですわな。

●アクタージュ

滅茶苦茶盛り上がってからの…お疲れ様でしたという。。。

先週分の感想では、貴重なスポ根枠として書いてた矢先、これは雑誌にとってもきつい一撃になりましたね。

また、個人的にマンガとして面白い作品だったので、久しぶりに単行本も買い、ジャンプを買い続ける要員として大きくあった作品でした。

今、ジャンプを購読してるのはこの作品があったからというのが大きいです。

なので、色々と複雑な意味でがっかりしたのと、宇佐崎先生まじで生きてくれ…って感想しか湧かないですね.,

まぁ読者として感想以外の事をこういう場で書いたってしょうがないんですけどね…

ただ、おっかけてた作品がこういう形でついえるのって、ガッシュの裁判沙汰あった時にもう先生の作品サンデーで読めないのかっていう絶望を味わってから、きっついなぁってのが割り切れない感情として僕の中にあるので、もうどうしようもないよなと思いつつ、単純にかなしいです。

ガッシュは終わってからサンデーから去ったけど、アクタージュはそうじゃないもの。

なんにせよ、作品というのは作者と割り切って読む、もしくは作家論として紐づけて読む物だと思ってますけど、この紐付けというが作家の不祥事という分断から湧き出る悲劇に繋がり、ただ、終わってしまうというのは単純にね、誰も救われませんですわ。

今週の感想としては、ガラスの仮面をジャンプで本当にやろうとしてんだなって感じを想起させる内容でよかったし、その結果として監督との初めての映画が「紅天女」になるはずだったよなって所で、ああ、読めなかったですね。って感想ばかりでてきます。

なんだかなぁ。

最後に、銀河鉄道の回は本当に好きでした。本当に。

アクタージュありがとう。さようなら。

以上です。

●あやかしトライアングル

夢落ちかい!と思いつつヒロインの欲が全面的に押し出されてるって感じの回でしたね。なんだかんだうまく話し持っていきますわ。

●チェンソーマン

マキマさん…

来週がなんか色々な意味で大事ですねこれ。

●灼熱のニライカナイ

今のジャンプにない全ての要素を持ってますね。

普通にド安定枠ですね。

今の若い層っていうよりは、ジャンプを購読してきた層になじみのある展開運びだと思います。

ジャンプ新世代向けというよりは旧世代向けのギャグとエロ、そしてアクションだと思います。つまり、背負ってる系譜としては銀魂路線で解釈してるってことなんですけど。

新世代としての対抗馬はアグラビティ―ボーイズだと思ってるので、どっちか残って片方消えそうだなって感じがします。

新世代vs旧世代の戦い。勝つのはどっちでしょうかね。

●僕とロボコ

今週もうまいですね。

コマ数は100コマいかずですけど、ボリュームやパロディは申し分ないですね。

パロディの矢吹先生ネタについてボンド君がわけわからんと言ってるのもいいですね。

最近貴チャンネルズみてるんですが、母ちゃんのボケ、ツッコミは石橋っぽいなぁとちょっと笑っちゃいましたね。

ビジュアルの違いでギャグとしてパンツを受けとれるのかどうかって所で詰めていくと色々面白そうですしね。

今回の話は分析してもおもろいかもしれません。

●呪術廻戦

今週面白い展開でよかった。

自分で制御できない式神呼び出してきて、宿儺戦わせる展開って面白いな!!!! 

久しぶりに呪術廻戦で興奮しました。わくわく

●破壊神マグちゃん

なんかこの少年どっかで見たことあるんですけど...忘れました。

なんか、こういう聖剣使いで吸血鬼倒そうとするけど云々みたいなキャラクターってどこから来てるのかなと思ったけど、僕の中では高橋留美子が原点かもなぁとか思いました。

そんなことはどうでもいいのですが、とりあえず安定の100コマ越えです。

それで聖剣使いの彼の関係性もこの中に入れていくと面白くなりそうですね。

敵としてしかマグちゃんを見れない彼が入り込む事でより関係性のもつれと、その誤解を解く存在としてのヒロインはかなり重要になってきますね。

要は錬君のライバル枠になりそう。

ってな感じで、構図としてはランマとか犬夜叉なんだよなぁ。

他注目ポイントとしては、流々ちゃんのメンタルは結構強い方だと思うんですがそれでも、聖剣君には色々びっくりしてましたね。っていうのと家族殺そうとした彼に対しては色々と確執が生まれるのか、みたいな所で色々面白くなりそうなところ。

そして、新しいキャラクターガンガン出てきてますが、今の所お話として性急感を感じないのは、一話毎のボリュームの厚さと、一話で聖剣君の一族の存在について示唆していたのが大きいと思ってます。(読み切りよりも、そこらへんの描写が一話の時点で厚くされていたのは、聖剣君を出すためだと思われますね)

このままセンターカラー取って欲しいなぁ。

頑張れ!

●マッシュル

本格的に、バトルマンガっぽくなってきましたね…

呪文の強さの概念投入+大ゴマでごり押しって所ですが。。。

うーんボリュームがまた更に落ち気味なのが気になる。

センターカラー取ってるのはいいことですが、どうなるかなぁ…

●僕勉

あ、大人になってからにするんかー!っていうのはびっくりしたのと、医者って大学6年あるからちょうど2年のブランクの差が埋まって、それぞれ新人っていう所にもっていきやすいなっていうのと、ドクターコトー展開かよ!!

文乃と違って、他の邪魔入らないじゃんって感じで、やりたい放題ですね…

みたいな感想しかありませんでした。流石筒井先生で、展開としてはありえねー!って思いつつもそうだったらいいな~みたいな感じの絶妙なポイントは抑えてきますね。

というか今までのメインヒロイン全部つぶしてくるとは… って意味で離島を舞台にしたのは、まさに舞台装置としての役割って意味合いが強く感じられて鼻に付く所もありますが。

そういうのも含めて楽しむマンガとも思うので、なんだかなぁと思いつつよんじゃいましたね。

●ミタマ

お疲れ様でした。

シュール味の切れ味が薄れてきて、ちょっときついなぁと思う展開が多かったので、ハゼレナが短大生って来た所で、あっ…とは思いました。

そして、予想通り終わってしまいましたね。

●タイムパラドクスゴーストライター

お前。。。終わるのか?って感じで、謎が開示されちゃいましたね。

●〆

今週は割と満足度が高かったです。個人的には呪術廻戦が両面宿儺出てきてから結構好き。

後は怒涛の新連載組がね…どうなるかって所ですな。

色々ジャンプ大変だと思うけど、頑張ってください!

そして、明日からジャンプ以外の感想も書いていくけど、今ジャンプラも中々熱くなってきたので、やっていこうと思います。

読み切りやばやばだったり、海獣8号ヒットしたり、歯医者さん出オチどころかおもろくなってきてますねとか、さっちゃんが滅茶苦茶熱いとかね!!!!!

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