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長編オンライン演劇『模範解答:素晴らしく人生』を見て、ド素人が感想言います③

全4回って書いてたんだけどね、もう1回分増えた。
それが、今回。
いや、前回のとこに載せようと思えば載せれたんだ。
でもドエライ長くなるので、分けた。

そんなわけで、
~まずは単純にスゴカッタ部分 分かりやすく語ります。その3~
を書いていく。

【宣伝がスゴイ】待ち遠しくなるしかけが沢山

前回【タイトルがスゴイ】で紹介したが、ロゴもダサカッコ良く、1つのアート作品のようなタイトル画像。
もう一度載せとく。

宣伝動画やチラシもカッコ良かった。
直接貼ったらマズイかな~と思うので、Twitter投稿を貼っておく。

この宣伝動画を前もって見れたのは、チラシ現物を手にすることができた一部の人だけらしく、
受け取った人としては、ちょっと特別感がある。
遅れて、Twitterでも公開された。

そしてチラシ。
あ、チラシって呼ばないでフライヤーというらしい(笑)。
(リハーサルじゃなくてゲネプロ みたいな?)

そして、Twitterを宣伝と盛り上げのツールとして、継続活用している。

研究員が叩き込まれている「正しい人間」を育てるためのマニュアルが、
1つずつ公開されていく。

公演日までのカウントダウンも始まる。

他にも、稽古の中の写真や動画が度々あげられるので、
色んな意味で素の状態の役者さん達が見れたのも、楽しみの1つだった。

さて、役者さん達それぞれのツイートも覗いてみると、
多くの方が同時進行で他の作品に出たり、活動をされているが見え、
この人がどんな役でどんな演技を見せてくれるのだろう という
そんな楽しみもできた。

TVにも出るような有名俳優さんだと、こんなカンジかな~
という想像がついてしまったり、前もってイメージつけてしまったりもするが、
無名(世間一般的に認知度が低いと思われる)の俳優さんを公演前から応援するというのは、
なんとなく“私が育てました”じゃあないけれど、それに似たような気持にもなるもんだ。

【音楽がスゴイ!】とにかくカッコいい

まずは聞いて欲しい。

柊キライ「エバ」

前々回①のに基本情報にもあるが、きちんと申請してテーマソングとして正式に使われている。
当たり前のことだけど、SNSや配信サービスの発達で、著作権という大事なことがすっ飛ばされる傾向にあるので、念のため書いておく。

音楽のことは全然分からないのだが(あ、演劇のこともだけどw)、
出だしからもうカッコいい。アラフィフBBAにもそう思える。

YouTubeの説明欄を開くとこう書いてある。


本質を見失わないで欲しい歌です。

まるで物語の核心にふれているみたいだ。

これを聞いていただいた上で、次の「スゴイ」に移りたい。

【OP/EDがスゴイ】こちらの感情の高ぶりを見越したよう

オープニングやエンディングって、けっこう重要だ。
お笑い芸人じゃないけど、つかみは大事!とはよく言ったもので、
最初でつまづくと、う~ん見なくてもいいかも…となりかねない。
特に無料の動画があふれている現代では、そういう感覚が顕著になってきている気がする。

オープニング、良かった。
ありふれた家族、ありふれた日常…ん?そう?
およそ一般家庭家とは思えない部屋の中、白衣…

前々回①の【画面割りがスゴイ】にも書いたが、
物語の導入部分からオープニング&タイトルへと繋がる場面。

曲従(左上)が持っているマニュアルを1条読み上げるのに合わせて、
それぞれのキャラクターに沿った演技をしながら、1人ずつ画面に追加されていく。

まるで監視室のモニターに、1つずつ電源が入っていくかのような演出。
そう、そうだ、監視されているんだ!と気づく。

そして、流れるテーマソングとタイトル画像ババーーーン!
また載せちゃうwww

さらにエンディングは、もうちょっとしたトランス状態。
そのくらい興奮していた。

前回【視聴者参加型がスゴイ①】でも書いたように、視聴者投票によるマルチエンディングで、見ている側も色々な思いを抱えながらの結末。

からの、ハイ!さきほど紹介したこの曲!流れます。

曲もカッコいいのだが、歌詞をよく聞いてもらう・映像内の歌詞を見てもらう(又は説明欄に書いてあるので読んでもらう)と、
ここまで2時間かけて見てきた作品の場面場面が、また思い返される。

本当に物語の世界観にも、テーマにもすごく合ってると思う。

たまに、何でこの曲にしちゃったんだろ…みたいな映画とか演劇とか、申し訳ないけど、ある。
それがいっさい無し。

そして1人ずつ出演者が出てくるが、これも録画ではなくライブ。

役とは違うような素の表情で登場する人、
役やシーンを絡ませて登場する人、
役のまんま登場する人。

チャットでも惜しみない拍手や感想が次から次へと!

そしてラスボス登場して、手で画面をかき消すようにして現れる
スタッフ等のクレジット。
左下にかき消した残像。
どうやってやってるのかは不明www

あー、マジで4回全部見ても良かった!しくった!
そう思えた瞬間。

【主宰者がスゴイ!】大学生の感性とパワー

彼らと作品については、次回もう少し話すとして、ここでは簡単に。

演劇公演の裏方を何度かやったことがあるが、たった一部でも大変だった。
家庭のこともあるし、仕事もある。寝る時間を削って準備するしかなかった。

おそらく主催の2人もそうだろう。
大学での勉強、バイトもあったかもしれない、そして公演。
責任と緊張でいっぱいだったんじゃないかな。

そして、若い二人が、年齢の離れた出演者も含めて、これを取り仕切ってまとめたことは、本当に感心する。
本人達の演劇界の良い大人達の中で、見守られ、学ばせてもらいながら、
成長させてもらっているだろうことが、顔ぶれを見ても伝わってくる。

えんげき空間 大暖縁
主宰者 池本想雨、月見里りた

2人に改めて拍手とエールを贈りたい。

次はあるのかな?
心から楽しみにしている。

そして、
~まずは単純にスゴカッタ部分 分かりやすく語ります。~
シリーズの最後のスゴイ!を………↓

【役者&スタッフがスゴイ】

これについては、次の次の投稿で、書いていきたい。
要するに予告?(笑)


********************

というわけで、

「長編オンライン演劇『模範解答:素晴らしく人生』を見て、ド素人が感想言います③」
~まずは単純にスゴカッタ部分 分かりやすく語ります。その3~

でした。
読んでくださりありがとうございました。

次回は、ストーリーを追いながら、なぜこの作品がささったのか…
を書くことにする。




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