見出し画像

放送大学大学院全科履修生に出願


ここ数か月の学び

 卒業研究に着手して4か月近く経ちました。指導教官には私の漠然とした問題意識を具体的な課題に落とし込んでいただき、テーマを絞り込むことができました。いよいよ本文の執筆に着手…といったところです。
 今学期は卒業研究以外の放送大学の授業は大学院の科目も含めて3科目しか履修しなかったので、その分卒業研究と院試のための試験勉強に時間を使うつもりでいましたが…、正直思ったほどの進捗ではありません。
 言い訳をするようですが仕事でちょっとしたトラブルに巻き込まれてしまいまして、とんでもなく忙しくなってしまいました。もちろん守秘義務があるので具体的なことは書けませんが、最大限ぼかして書くと上長が悪質クレーマーの不当要求に安易に迎合しまったがために現場が大混乱に陥った、といったところでしょうか。困ったものです。
 そんな状況でも、休日は可能な限り勉強に時間を割いていました。自宅ではなかなか集中できない性分なもので、集中できる勉強場所を求めてスタバやネットカフェなどを放浪した結果、地元にあるコワーキングスペースが一番使い勝手が良いという結論に達し、休みの日はそこにこもっています。

はじめてのコミケ、そしてコロナ

 漫画家として活動している友人から売り子の手伝いをしてくれないかと頼まれて、初めての夏コミに行ってきました(勉強しろよ、という話ではあるのですが)。
 お盆時期の3連休、東京のホテルは予約を取るのも難しいような時期ですが、我々放送大学生には裏技があります。そう、大学本部にあるセミナーハウスです。なんと一泊2,200円でふつうのビジネスホテル並みの設備に泊まることができるのです。放送大学の本部にははじめて訪れました。

 放送大学本部の最寄り駅は海浜幕張駅ですので、新木場でりんかい線に乗り換えればコミケ会場の東京ビッグサイトはそれほど遠くありません。
 はじめてのコミケは圧倒されることばかりでした。人、人、人、熱さと日射し、突然の雷雨、そして文化の坩堝ともいうべき幅広いジャンルのサークルの数々…。今年のコミケは2日間で26万人を動員したそうです。

 とても楽しかったのですが…帰ってきて2日後、38℃の発熱が。案の定、コミケでコロナをもらってきてしまったようです。まあ、26万人も人がいれば、どこかで陽性者と接触してしまったとしても仕方ないでしょう。
 5日間の自宅待機、症状が治まれば勉強に時間を割けるかなとも思っていたのですが、現実はそう甘くはありません。熱は3日間続き、熱が下がった後も咳が数日続きました。幸いに世間で言われるような味覚障害とか後遺症とか、そういうことは全くなくちょっと酷いインフルエンザ程度の症状で済み、今は全快しています。

院試の願書を提出

 そんなこんなで寝込んでいるうちに、放送大学大学院全科履修生の願書の提出期限が迫ってきました。ここ数か月思ったほど勉強に割けなかったので、正直今年出願するかどうかは迷いました。研究計画も全然煮詰まっていませんし、筆記試験対策も進捗今一つです。それでも、勢いで出願しました。
 一次試験(筆記試験)は9月30日、あとひと月ほどしかありません。時間は全然足りませんが…人事を尽くして天命を待つだけです。
 9月中に一週間夏休みをとって、セミナーハウスに泊まり込んで放送大学附属図書館で一次試験に向けた最後の追い込みをしようと思っています。
 修士号という夢の実現のため、越えなければいけない一つ目の壁です。どういう結果になろうとも、挑戦したという経験が意味のある大切な一歩になると信じて、力の限りを尽くしたいと思います。
 それでは。

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?