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心の苦しみの正体

かなり久々の投稿になるのですが、新しい仕事を始めてから5ヶ月が経過し、大きく変わった環境の流れに少しづつ乗れてきたかなという状況です。

さて、タイトルの「心の苦しみの正体」なのですが、実はこの約5ヶ月間ずっと心が晴れずにいました。慣れない仕事で大変だったという事ももちろんあるのですが、どうもそれだけではない感じだったんですね。

休日もずっと心が晴れない。何かに笑ったり楽しんだりしても、すぐに暗い気持ちになるといった感じです。ニュートラルな状態が0ではなくマイナスで、「何もしてない状態が辛い」状況なのです。

ゲームをしたり、懐かしい曲を聴いたり、プチ旅行したり、コーヒーを豆を挽いて入れたり、映画やアニメを見てみたり、様々な事をやってみましたが、どれをやっても終わればまた「マイナスな状態」に戻ります。

なので、何を楽しんだりしても、根本的に変えなければ何も変化しないと気づきました。

一瞬の楽しみや快楽では何も変わらないのだと。
それらを本当に楽しむ為には、ニュートラルな状態を0にする必要があると思いました。

では、自分の心に今一体何が起こっているのか。
それを色んな本やyoutubeを見て考えてみた結果、1つの仮説にたどり着きました。

それは、「理想の自分」と「自分を隠す」に囚われているという事です。

「理想の自分」は文字通り、理想とする自分の事です。これは、なんとなくざっくりと言うと、何か大きなことを成し遂げていたり、有名になっていたり、人から羨ましいと思われるような人になっているという事でした。
(僕の場合は)

でも、俳優を諦めてからは次の夢や目標を見つけることができず、誰にも何も言われず、ただ毎日働くだけの日々の生活を送る「現在の自分」とのギャップがかなり大きい事がありました。

「理想の自分」と「現在の自分」がかけ離れており、こんな自分は認めたくないというような思いが心にある状態が、苦しみや重さの正体ではないのかなと思いました。

「自分を隠す」というのは、「本当はこう」なのに、恥ずかしいからとか自分らしくないからと言って違う自分を見せる事です。

例えばアイドルオタクなのに、知られるのが恥ずかしいから誰にも言わないし、そのアイドルの話題になっても知らない風を装うという感じです。
要は、好きなものを好きと言わないという事です。

そうやって「自分を隠す」と、本当の自分が閉じ込められてしまい、苦しくなります。本当はやりたいことがあるのにやれなかったり、他人にどう思われるかを心配して嘘をついてしまったり。


まずは、何も成し遂げられていない自分を認めてあげる事。何も残せていないし、何も手に入れていない。死んでも何の影響も無い、報じられることもない「ただの人」であるという事。
何の才能も無いし特別でも何でもない「ただの人」である事を認めて受け入れる。

頭ではわかっていても心がついてこれないので、こういうのはきっと時間が掛かるんだろうなと思う。

次は「自分を隠さない」事。
年下の女の子が好きだといったらロリコンかよと昔言われた過去を思い出し、好きな女の子のタイプも言えなくなっていたり、一時期好きだった乃木坂の事もほとんど誰にも言ってなかったり、実は陰キャだったり。

高校はサッカー部で、卒業してからは俳優をやって舞台に立ったりしてるのに、全然陽キャじゃないし、むしろネガティブで根性なしで。

そうやって生きていると、自分というものがわからなくなってしまって、やりたい事や夢が見つからず、どこに向かっていけばいいかもわからない状態です。

好きなものが見つからない。努力したいと思えるものが見つからないという状況は非常に苦しく、生きる意味さえ見失いそうでした。
過去形に言っていますが、またすぐこの状況に戻っても不思議ではないです。

とにかく今は、「今の自分を受け入れる事」そして、「偽りのない自分」をせめて自分には認識させる。という事が大切になってくるかなと思います。

何も出来なかった自分。何もやりたい事が見つからない自分。すぐに生きる理由がないと思ってしまう自分。自分らしく生きられない自分。

怒られたくないだけで必死に頑張る自分。面白くもないのに愛想笑いをする自分。

全部、まずは認めてあげる。それでいいって。特別な人じゃないって。
人に感動を与えたり、SNSでバズったりなんかしなくてもいい。
欠陥だらけで、嫌いな所だらけの自分を受け入れる。

まずはそこから。

他人がどう思うかなんて気にしない。犯罪じゃなければ何やってもいいくらいの精神でいい。欲望に忠実でいい。地位も名誉も無いから大丈夫。
自分を知らず知らずのうちに騙していた。それがダメだった事の1つ。

また自分らしく歩いていけるように。
何もしていない状態がマイナスではなく0になるように。
自分の成長は、まだ考えなくていい。


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