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ワシ達は人類最強の敵と戦っている(前編)

どーも。ああたです。8月も後半になりましたな。全国のお母さま方、あと少しで学校が始まります。お昼ご飯の献立を考えなきゃいけない期間はもうちょっとで終わりますよ。

さてさて、前置きが長くなりましたが、ワシは、というか夏休みのちびっ子達は人類最強の敵と戦っております。それは

『面倒くさい』です。

日誌、ドリル、自由研究、ポスター、読書感想文、習字、フォトフレーム作成などなど、あ、リコーダーの練習もあるわ。とにかくですね、やることが多いんですよ。

そりゃあ寝っ転がってユーチューブ見たり、ニンテンドースイッチやりますわな。夏休みの宿題なんて後回しにしますわ。でも。

そんなことをするとヤツが力をつけるんです。『面倒くさい』は後回しにすればするほど強大なパワーを持つようになるんですわ。

我が家でもそうでした。簡単にやっつけられそうな日誌は終わらせることができましたが、読書感想文とか文章を書く系の宿題が残るんですよね。あいつ等絶対、夏休みの宿題四天王に入ってると思う。つえーもの。やり始めるのが辛そうです。

でも、やらなきゃ終わらない。ウチにはドラえもんいないし、頭が冴えているパパはいないのだ。小学生の頃、宿題から逃げ出したワシか多忙なワイフしかいない。

子供たちにはワシが犯した過ちを味わってほしくないのだ。どうせなら、強くてニューゲームしている状態にしたい。

というわけで、中一の長女あちゃ子の読書感想文を手伝うことにしました。あちゃ子はワイフが図書館で借りてきた読書感想文用の本を、一行も読んでおりません。ワシも手伝う! と意気込んだものの、本を理解しないと正確に手伝えない。本を読む時間はない。なので、ワシの本棚にあるヤツを一冊選びました。これでいこう。

乙一著 『夏と花火と私の死体』

まー、夏だし、ホラー系なんていいんじゃないの。
よし。親子で人類最強の敵と戦っていこうじゃないの。面倒くさいに打ち勝って、あちゃ子が胸を張って学校に行けるようにしよう。

(後編へ続く)

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