アメリカ生活② ~18/19 Season~
Hello!
Ayaです。
皆さんお元気ですか~?
甲子園が中止になってしまいましたね…実は私、兄の影響で小さいころからよく野球観戦に行っていました。そのためプロ野球も甲子園も、野球観戦が大好きです‼笑
毎年猛暑の中、戦う高校球児たちにエネルギーを貰っていました。この事態なので、仕方ないのはありますが、ショックです💦どうにかして何年後かにできないものかなと思ってしまいます…(._.)
さて、前回に引き続き、アメリカ生活のことをお話ししていきます!
今回は1年目の18/19 Seasonについてお話していきます(^^)♡
9月すべてが新しいアメリカ生活をスタートさせ、10月に"Napoli"(ナポリ)、12月には"Nutcracker"(くるみ割り人形)、2月に”Cinderella"(シンデレラ)とプロの公演に出演させていただく機会が増え、日本にいた時とは比にならない公演数を経験しました。
大体5~7回の公演数ですが、12月のくるみ割り人形の公演は19回。クリスマスのこの時期は世界中のカンパニーがこぞってこの作品を上演します。 アメリカのクリスマスは、家族で過ごす大切なイベントで、街中のライトアップもとても盛んです。その中に、1つのイベントとして”くるみ割り人形”も毎年恒例となり、家族みんなで観に行くことが多いようです。小さい子供たちもたくさん観に来ていました!
日本のお正月のような感覚なのだと思います。友達と過ごすというよりは、家族で過ごす人が多いです🎄アメリカのお正月は逆にとてもあっさりしています。
こんなにたくさんの公演数をこなしたことがなかった私は、舞台に立つ回数が多いことに嬉しさを感じるとともに、体調管理、身体のケアの大切さを実感しました。疲れて帰っても、次の日にまた公演。それがプロになるということ。精神面の強さも必要だと思いました。
19回公演が終わった時の達成感はそれは素晴らしかったです!
シーズンの後半は、セカンドカンパニーのツアーが始まりました。
ツアーといってもオレゴン州の中の小学校や、施設で小さなステージを作って踊る小規模の公演ですが、お客さんが目の前にいるので、1人1人の表情がよく見えて、(舞台だと暗くてお客さんの顔を見るのはほぼ不可能です笑)それも新鮮でした。
ツアーで行ったアストリア。とっても景色がきれいでした♡
9月から始まり6月に終わるシーズン。6月の最後には、スクール全体の公演があります。
その公演で1年目に、バランシンの”セレナーデ”(→興味のある方はYouTubeでぜひご覧ください♪)というとても有名な作品を踊ることができました。2年目の今年は残念ながら中止になってしまいました。
この作品は、ロシア生まれの有名な振付家:ジョージ・バランシンがアメリカにきて初めて振付をした抽象バレエです。いつか絶対踊ってみたい作品だったので、とても嬉しかったです!
NYからゲストの先生を招き、バランシンのスタイルを習いました。
バランシンは、「20世紀のバレエに最も大きな影響を与えた人物」(オックスフォード・バレエ・ダンス辞典 バランシンの頃)
と言われています。
彼の作品は、音楽とダンスの関係を網羅しており、さまざまな振付技法によって音楽を表現しています。バランシンの作品はとても音楽的です。
私はバランシン作品を踊るのがこの時初めてでした。強靭な身体と音楽性、体力をも必要とするこの作品は私にとって、チャレンジングでした。
参考:https://search.proquest.com/openview/ed1147a7bc01a93ae32c8fd776d02741/1?pq-origsite=gscholar&cbl=18750&diss=y
本番、青いライトに照らされて、右手をかざすあの瞬間を、今も鮮明に覚えています💙一生忘れない大切な舞台になりました🌟
その後みんなでシーズンお疲れさまパーティーをして、私は日本に一時帰し、夏は日本で教室の発表会に出演しました。
圧倒的に公演数が増えた1年目は、正直生活に慣れることに精一杯でした。
プロの方々と一緒にリハーサルをするうえで学ぶことはとてもたくさんあります。尊敬できる先輩ダンサーの近くで、クラスやリハーサルをできることはとても刺激的です。こうなりたいという存在が近くにいる環境に感謝するばかりです。
シーズンの流れはこんな感じです。いかがでしたでしょうか~?
感想はぜひコメントで教えてください(^^)
次回は、今シーズン(19/20 Season)について書いていけたらなと思います。
それでは、今日もいきましょう~!
☆今日の英単語☆
Domestic:国内の
アメリカの国内線のことを、Domestic Flightって言います!聞いたことある方が多いかもですね(^^)
In short, the purpose of the regulations is to protect domestic industries. (要するに、その規制緩和の目的は国内産業の保護だ。)
参考:DUO3.0
それではまた次回!
最近、読んでくださっている方からの連絡が増えてきて嬉しいです♡
最後までありがとうございました(^^)
Thank you♡
Aya
ありがとうございます!!感謝です♡♡ バレエを踊るためのポワント代に使わせていただきます。