幼稚園の工作から垣間見えたドイツと日本の違い
三歳の息子は、週五でドイツの幼稚園と、週一だけドイツ幼稚園後に日本の補習校(日本国籍を持つ子が通える学校)に通っている。
補習校とはいえ、三歳は年少組にあたるので日本の幼稚園を体験させてもらえる貴重な場所。この補習校に通い始めて、ドイツと日本の幼稚園の違いが如実に感じられる事がひとつ。
それは、工作である。
ドイツ幼稚園の工作
息子が通っている幼稚園だけかもしれないが、一歳半から三年間通わせているのに、工作物を持って帰ってきたことは数えるほど。
幼稚園に通い始めたら、お絵描きしたり工作したものを持って帰ってきて、置き場所に困ったりして〜なんて思っていたが、そんなことは全くなかった。。
そして、工作で使う材料が、これまた凄い。ゴミの再利用がほとんどなのだ。たとえば、トイレットペーパーの芯や、新聞広告など。
トイレットペーパーでは、消防士を作ってきた。新聞広告は、ハサミで切り刻んで、紙に貼ったものを最近時々持って帰ってくる。
ゴミの再利用具合がさすがドイツだなぁ…と思う。
日本幼稚園の工作
一方日本幼稚園の工作は、芸術度が違う。息子は、今まで補習校で、ハロウィン飾りやクリスマス飾りを作って来た。
三歳が作ったものとはいえ、工作自体のアイデアが良いので、作ってきた工作物は部屋に飾っている。そろそろ工作物が増えてきたので、置き場所にも困る時も近いかもしれない。
結論
ゴミを再利用した工作をするドイツ幼稚園。材料にこだわった工作をする日本幼稚園。息子が日本幼稚園で作ってくる綺麗な工作は好きだけれど、無駄に紙を使わず工作をさせるドイツ幼稚園はさすがだとも思う。工作だけでも、ドイツと日本の違いがわかっておもしろいですね。