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【幼稚園へ娘を担いで行った】こと

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3歳になった娘は幼稚園へ行くことに。

我が娘はとても自分のペースを持っています。
それまではあまり困ることも無かったので、
貴方のペースでどうぞ。
と思っていたのですが、
幼稚園に入るとそうもいかない。

そもそもペース云々の前に

人見知り場所見知りが、尋常ではない!!

朝幼稚園へ行くにも
「きょうはいかなくてだいじょうぶ」
と、制服を着ない。
「むりだよぉだってごはんもたべられないし」
と、泣いて動かない。
どうにか連れて行っても、
先生の顔を見た瞬間

「えんりょしますので」

えんりょ…します…とは??


と、どこで覚えたのか分からない敬語を使い、
猛ダッシュで門まで走って逃げ出したので、
全力で追って取り押さえ、引き渡す。
そんな日々が続いたので、

結局

幼稚園バッグと靴を手に持ち、

娘を肩に担いで

そのまま先生に渡す

そんな毎日。

お帰りのお迎え時には、基本的に
「まだお弁当とにらめっこしてますねぇ」
と、1時間ほど前に終わったはずのお弁当の時間が、1人だけ続いている。

独自の時間が流れています。

そして

ひと口も食べないで帰ってくる。

Σ(゚д゚;)ェ!!

またある時は
「今日はウインナー1本食べられました~」
と報告が。

ウインナーって……

ポークビッツですよ!と!

おにぎりに卵焼きにブロッコリーに
なんやらかんやら入ったお弁当の中の

ポークビッツ1本!!??

ぶはっっ!!!!!

そんな日々が続き、ついには先生から、
「成功体験が欲しいので、小さなパックにひと口大のおにぎりと、ウインナーだけ入れてもらってもいいですか?」

という事で、娘が赤ちゃんの時に離乳食を冷凍するために使っていた、3cmか4cm四方のタッパーにコロコロおにぎり1個とポークビッツを1本入れて持たせるという

世のキャラ弁的
手の込んだ素敵お弁当とは
真逆の!!!!

お弁…と…う?みたいなやつ

を持たせて登園。

当時アドラー心理学を学びに行っていた己。
講師の方にその話をすると

「アドラー心理学は結果を判断して上から言葉をかけるのではなく、過程を横から肯定してあげることが大切なのですよ」
「だから、ウインナー1本しか食べて来なかったの?ではなくて、今日はウインナー1本も食べられたんだね。お母さんうれしいなぁ」
「と、その過程の事実を受け止めてあげてください」


できるかぁああぁああぁ!!!!!!!!!!


こちとら毎日4時半起きで弁当作ってるんじゃ!
(当時はもう1人作らねばならない人がいたので♪~(´ε`;))

と、心の中では思いながら

「あうただですね♡♡」

とにっこり(だったかは定かではない)

あうただとは、
あ ありがとう
う うれしい
た たすかる
だ だきすき
という、アイメッセージ(自分を主語にメッセージを伝えること的な?)

多分そんな感じな事を習った気がします。。。多分。。。

そんな具合で、
GWに突入し、

長い……思いのほか長い……。。。

と思っていたら、
GW明けに仲の良いお友達が出来て、
あっさり幼稚園へ行くようになりました。


イッタイゼンタイドウイツコトデスカ?


( ᐕ)Do you kotodesukaaaaa??

大人が頭を悩ませなくとも、
勝手に解決することもある。
どんなに嫌がっても、毎日休まず担いで幼稚園に連れて行ったので、勝手には解決していないかもしれないけどもが!!!!

ウインナーを1本食べた日。
娘は毎日お弁当も食べないけれど、トイレにも行かないそんなお子様でした。
なので、その日はとうとう先生に
「トイレに行くか、ウインナー食べるか、どっちはしなさい!!」
と怒られたようで、渋々ウインナーを取ったと本人から聞きました。

『Lv.3になった娘は饒舌という魔法を覚えた』より


そんな思い出を残しておくために書いてみました。
行き渋りをした時には、
話を良くするとか、
楽しい場所だよ~と伝えるとか、
嫌だよねぇと共感するみたいな?

どれかで行ってくれたら万々歳よ!!

たが!
Lv.3の子どもはあぁ言えばこう言うのでね!
説得してたら、1時間なんて秒で過ぎていくわけです。
なので、やめて強制連行です。
毎日。
娘にとっては地獄でしょうが、地獄も慣れる。
多分最悪な方法なんでしょうけど、

幼稚園大好きになったので結果オーライということで!
(* ᐕ)*


本日も最後までお付き合いいただき、
有難うございました。
それではまた明日!
あーとん

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