見出し画像

【2022年2月26日のこと】近代文学朗読CD、ウクライナ、ユーリー!!!

  1. 久しぶりの日日のことの日記。ルーティンは一度崩れるとなかなか習慣化に戻せない。

  2. 今日は2.26ですよ。あの日、東京は、大雪が残っていたというから、寒かったんでしょうね。84年前の話ですが。

  3. 今日は暖かくなるというので期待していたけれど、そんなに暖かくなくて、暖房だとなかなか暖まらないから、灯油のストーブをつけた。1日、部屋の模様替えに取り組む。

  4. 大きな声では言えないけど、1年前の引越しの荷物が整理できずに、まだ段ボールに入っている。本棚も未整理で、ただ突っ込んでるだけの状態。なんとかしたいと思ってから、はや半年。そろそろ本気出したい。

  5. 運転しながら、小説の朗読CDを聞くことにハマっている。今週、聞いたのは、「斜陽」「青い山脈」「二十四の瞳」。感情を乗せて朗読されると、それが自分の想像を邪魔することもあるけど、サマリー的な感じで流して聞いている。耳で聞いた後、気になれば活字で読み直す予定。

  6. 「斜陽」は若いころ読んだけど、内容は忘れていた。太宰治の後期作品は、やはり自己憐憫が強く、わたしはかなりな太宰好きだけど、この時期の作品は好みじゃない。「青い山脈」は歌を知ってるけど、こんな健全な昭和の生まれたての民主主義的な話なんだと驚く。映画も見てみよう。

  7. 「二十四の瞳」は、朗読だと、イントネーションが小豆島の言葉になっていてその発見はかなり良かった。自分で読むときは、関東のイントネーションをあたまで音に変換して無意識に読んでいるから、気づかなかった。

  8. この小説を読んだ(聞いた)のは、子どもの頃以来だったのでストーリーのディテールは忘れてたいたけれど、戦争の話なんだな、と改めて思う。わたしは、子ども関係の仕事にもかかわっていたことがあるので子どもの頃は生徒の気持ちで読んでいたけど、今は大石先生と重なってしまい、書かれていないことまで読みとってしまい号泣。

  9. 「名誉の戦死などしなさんな」というくだりに泣ける。

  10. ウクライナ!

  11. 似たようなやりとりを夕べ、ウクライナでされていたことを知る。物語でも過去でもなく現実で。現実の中で。

  12. ブルーとイエローのウクライナ国旗カラーの服のコーディネートを考えてみる。ブルーとイエローのリボンを身につけるのもいいかも、とも。意思表示と祈りとささやかなアクションとして。

  13. 「希望は戦争」の文言がまたSNSでフューチャーされていて、それが、作者の赤木智弘さんではなく、寄付したことのある貧困支援団体の方が口火を切っていたことに衝撃を受ける。赤木氏のテキストは当時からわたしは共感できないけど、あれは、戦争なんて起こんねーよ、という余裕があって、または、「戦争」がリアルに想像できていなくて、だから「希望は戦争」だなんて言ってるとこあるし、「丸山眞男もひっぱたきたい」のも、丸山がすでに亡くなっているからであって、わたしには安全地にいて狙って吠えてるようにしか思えなかった。

  14. それを面白がって取り上げたマスコミにも責任があるけど、当時はわりと有識者はスルーしていて、議論の土俵にさえ上げなかった。でも、自己憐憫的なロスジェネってる間では盛り上がっていて、それがわたしは嫌だった。2007年の話、昔話である。

  15. で、今はリアルに戦争が始まってるのに、そんな話題を蒸し返して評価してくる神経は、わたしには理解できないしはっきり言って頭に来ている。そのデリカシーの無さはなんだ?と。だいたいわたしは、その団体にコロナの時期になけなしのお金を寄付してるんだぞ、と。

  16. Twitterで反論レスをしようかと思ったけど、感情的になっても仕方ないと冷静さを保つ。ジェーンスーさんが「SNSも戦争や選挙の道具になりうるということを少し忘れていたのでハッとした」とツイートされていて、わたしも色々と怖さ感じはじめていたから、慎重になる。

  17. Twitterで自分の意見を語るのは大事だけど、すでに誤報も拡散されてしまっているし、余計な発言が誤解や混乱を招いたりしているのはやはり怖い。冷戦時代にはなかったSNS。今こそメディアリテラシーが必要か。そういえば、映画「007 トモローネバーダイ」で第三次世界大戦を起こそうとしたとき、メディアを利用しようとしていたな。まさに現実化している。

  18. この数日、今更だけどアニメ「ユーリ!!!オンアイス」にハマっていた。ネトフリで一気に観てしまう。オリンピック前に見たら良かったのにな、と思う。スケートのシーンのアニメ技術がすごい。

  19. 主役がエヴァンゲリオンのシンジに似てる!と思ったら同じデザイナーらしい。いや、主人公の自信のないネガティブなモノローグの感じもエヴァに似てる。エヴァに乗るの、乗らないの、四回転飛ぶの飛ばないの?みたいな追い詰め系。でも「ユーリー!!!」はギャグ漫画色も強いから、明るめのエヴァみたいな感じだ、なんて言ったら、ユーリーファンに叱られちゃうかしらん。ユーリー!!!を観ていたら、カツ丼が食べたくなる。ピロシキも。

  20. ウクライナの現状。パラリンピックは開催できるのだろうか。チェルノブイルの放射能レベルの上昇データが気がかり。わたしの好きなキエフバレエ団は大丈夫なのかな。果たして、わたしに何ができるんだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?