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【2021年2月12日のこと】テイクアウト事件/マインドフルネス/辰巳芳子さん玄米スープ

1. 世界の片隅からこんにちは‼️
2. 昨日は車を出してもらってテイクアウトのお好み焼きを買いに1時間かけて行ったのに、「うちはテイクアウトしてません」と言われ門前払いにあった。
3. 「食べログにテイクアウト出来ますって書いありましたよ、今の時期、それ見てくるひとだっているでしょう、どういうことなんですか!」と文句を言うも軽く流されてしまい激怒。
4. なんなんだ!なんなんだ!この怒り、どこへ流したらいいんだ!
5. ならば、この前、テレビで話題になっていたオリジン弁当ののり弁が食べたいからそちらをテイクアウトしよう!と気持ちを立て直す。スマホでオリジンの店舗を調べたら近くにあった。が、地図を見ている途中でスマホの電源が切れてしまう。
6. こういうときに限り充電器を持ってきてない。でも場所の見当はついたから車で目指してみた。
7. が、しかし、である。行ってみて愕然としたけれど、目指したオリジンはオリジンのデリカであり、スーパーの一角にお惣菜を少し卸しているだけで、わたしの知っているオリジン弁当屋ではなかった。
8. つくづく、ついてないときは何をしてもついてないんだと思う。昼ごはんを待っている家族には連絡すらできない。
9. 結局はスーパーでオリジンではない惣菜を買って帰宅した。腹も減ったが腹もかなり立ってしまう。
10. こういうときこそ大正時代に意識高い系に流行ったという「静座」みたいなのがいいんだと閃き、マインドフルネスをしようと思いつく。
11. マインドフルネスは、ちょうど去年の春、在宅勤務中のときに狭いベランダで日向ぼっこをしながら、マインドフルネスアプリを聴きいて挑戦し、音声に合わせて深呼吸したり瞑想したりした。
12. しかし、わたしは、雑念が多く、深呼吸が苦手。だもの、気持ちが落ちつくどころか、逆にできない自分にイライラしてしまいそうになり困っていた。リラックスにも訓練が必要のようだ。
13. 夕方、清らかな気持ちになりたくて辰巳芳子さんのドキュメンタリー映画『天のしずく』のDVDを観た。映画を観ていたら、自分も辰巳さんこだわりの「いのちのスープ」を作ってみたくなる。
14. 近くの農協に行って玄米を1キロ買ってきて、洗米し、水に浸す。ざるにあげて一晩水切りをした。
15. 今朝、玄米をゆっくりと20分くらいホーロー鍋で炒った。「米のぷちぷちいうバゼル音や香ばしい香りを感じて」と辰巳芳子センセイは語っている。こういうとき、わたしは、ついラジオを聴きながら作業をしてしまいそうになるけど、辰巳流に全集中して五感を澄ましてみた。
16. 小さな音を注意深く聞くのは、湯の沸く音にも耳を傾け楽しむ茶道に似ていると思う。玄米を木べらで気長に炒るのは気持ちが落ち着くし「無」に近くなる。これこそ瞑想に近いかも知れぬ。
17. いつもは、つい「ながら」行動をしてしまうわたし。掃除しながらプライムビデオを観たり、ラジオを聴きながら散歩したり、半身浴しながら読書したり。でも、目の前のものに集中する=マイルドフルネスは、こういう所作からできるかも、、、
18. なんて。
19. 玄米スープの味は薄味だけど、滋味に溢れていて胃袋にしみる。温度により味が変化するのが不思議。しみじみとひと口ずつ味わいながら飲み干す。ソーサーつきのノリタケのコーヒーカップで呑んでみたのもスペシャル感が出て朝から気分がいい。
20. スープを飲み終えて、ダイニングの窓を豪快に開けて、冷たい空気を腹の底から吸う。腹も身の内。みなさまも心と腹はお大事に!

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