2度目の出産:生活の優先順位が大きく変わった話

先日10月末に第二子を出産したばかりのKです。

今日は、学びの話やキャリア選択の話から少し離れ、私自身のマインドチェンジについてお話しさせてください。

第二子無事出産!ところが…


臨月手前で逆子になった第二子。

手術経験がない私は、帝王切開を何とか避けたく入院日前日まで鍼灸治療に通ったり、体操したり…

そして迎えた入院当日(計画帝王切開前日)の朝。先生:さぁ〜逆子は治ったかな?!..
あーしっかり頭が上だね!笑。予定通り帝王切開しまーす。
私:(絶句)

こうして翌日午後、予定通り計画帝王切開で第二子は取り出され、特に心配な事もなく手術は終わったのでした。

しかし、問題はここからでした。

体重が減る我が子。退院できない?!

退院日まで後2日になった日。
小児科の看護師さんが言いにくそうに、
『赤ちゃん、実は体重が中々増えないんですよねー。体重が増えない子は退院が難しいので、退院日までミルクは規定量の最大値まで必ずあげて下さい。』

ん?体重が増えていない?

確かに、第二子は2300gちょっとで産まれ、少し小さめでした。
そして、生後1週間ほどは一回にあげるミルク規定量が10ml/日ずつ増えていくのですが、小さく体力のない我が子はいつも1時間かかって、休み休みしながらなんとか下限量まで飲める状況でした。

退院できない…
お陰様で元気に産まれ育っている第一子の産後には考えもしなかった『子供の健康上の懸念』に直面し、頭が真っ白になりました。

母と娘の1時間超の授乳トレーニング

それから何としても彼女の体重が増える事だけを考え、何時間かかっても規定量を飲ませる授乳耐久トレーニングが始まりました。

周りのお母さんが長くても30分以内で授乳を終え自分の病室へ戻る中、私たち親子はポツンと新生児病棟に居残りをします。

50-60mlのミルクを飲み切るために、すぐに疲れて寝てしまう娘の服を脱がせたり座らせたりたたき起こしながら、3時間毎/1時間超えの闘いは続きました。

結局、過程を見ていた看護師さん・小児科の先生の勧めで、私だけ先に退院し、彼女は入院延長になりました。

仕事第一→子供第一になった私2.0

自分の子供に健康面の不安があると知った日、大きな不安と共に、私の価値観が大きく変わりました。

『子供や家族が健康で楽しく過ごせることが何より幸せ。そのために今より時間が必要なら、仕事を変えてでもやろう』と自然に思ったのです。

これまでの私は、第一子が生まれた後も仕事第一でした。

就業後や休みの日も仕事のメールやチャットを確認し、キャリアを拡げるために自己研鑽する時間をいつでも探していました。
子育てや家事はできる限りアウトソーシングサービスや親戚の助けを借りました。

子育ては思うように事が運ばない事の方が多いのでついイライラし、子供に早く早くと急かしていました。

でも今回、第二子に少しケアが必要になり、私が仕事優先にできたのは、第一子が健康なお陰だったんだと初めて知りました。

振り返ると、産育休から復職した後、第一子と一緒に遊んだり話を聞いたりする時間はほぼ0でした。

大事なことに気付かせてもらえた今回の出産。

とは言え、一日24時間の持ち時間は変わりません。

一日のほぼ全てを仕事や自己研鑽に使ってきた私が、子供との時間を増やしながら仕事も自己研鑽も諦めない生活スタイルを築けるか?!

私自身の試行錯誤を通じて、同じようなジャグリング生活をしているワーキングペアレンツの方々向けに、リアルな経験や情報を発信していきたいと思います。

今日もここまでお読みいただき、ありがとうございます😊

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