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昔の自分と今の自分

何だかうまくいかない、調子が悪い、ネガティブ思考なときによく思うことがある。

「昔はいい意味で周りのことを気にしてなかったな~」

周りが何をしていてもそれに影響されることもなかったし、ネガティブ思考に陥ることも少なかったし、
何となく自信もあったような気がする。

自分の好きなことをやって、
毎日が楽しかった。

「私はどうして変わったんだろう?」


高校、大学、大学院、就職を振り返って色々考えてみた。

周りに頼っていた自分、
問題にぶつかったときにそれから逃げていた自分。

「過去にこんなことをしてたから今こうなっているんだ」
「今からでも反省してやり直そう」と…一度納得しかけてやめた。

過去の自分を反省しても、
今の自分は変わらないんじゃないか?と思ったからだ。

過去は過去。
大事なのは今じゃないか?

過去を分析することで気付くこともあるかもしれない。
でも過去にとらわれて「こんな過去があったから、今の私はこうなんだ」と決めつけてしまったら、今は動き出さない気がする。


それに過去の私が楽しかったのは、今よりも人に感心がなかったかもしれない。
自分が良ければそれでいいと考えていたからかもしれない。

今はもしかしたら、過去よりも人のことを思えるようになったのかもしれない。
だから考え過ぎたり、傷付いたり、自分を責めたりするようになったのかもしれない。

もしそうだとしたら、私は私なりの人生を通して立派に成長しているし、自分の歩んできた道を認めてあげてもいいのかもしれない。

学生の頃の自分より、
新婚の頃の自分より、
去年の自分より、
昨日の自分より、
今の自分を信じて、今を大切に生きたい。

過去のどの自分も否定せずに、
まとめて抱き締めて「格好悪いかもしれないけど、いいんじゃない?全部私だ」って言ってあげられるようになりたい。

今を大切に生きるために必要なこと、考えるべきことを考えられるように私はなりたい。

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