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2024/03/03 現に花束をみる、わるいゆめ。

2024/03/03 現に花束をみる、わるいゆめ。

三月、わるいゆめをみる。

軋む感覚に目を覚ます。生活の中の歪みの果てでぼうっとした輪郭を取り戻そうともがき、浮上した先には朧気になったあなたの柔らかさがある。

よく、夢をみる。そこにはあなたがいたり、いなかったりする。笑っていたり、泣いていたり、怒っていたり、喜んでいたり、悲しんでいたりする。でもそれは脳に散らばった記憶の断片が結びついた幻覚で、微弱な電気信号の明滅を取りこぼしているだけに過ぎ

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2024/02/04 ぼくの間違い、あるいは動脈

2024/02/04 ぼくの間違い、あるいは動脈

冷たいタイルに触れている。ぼくが間違っている。ぼくが間違っている。ぼくが間違っている。

想うことが苦しい。何をも、誰をも、想いたくない。幸福も不幸も愛も呪いも通り過ぎればただの事象になる。感情に付随される痛みは感覚だ。慣れたらどうってことはなくなる。「時が解決してくれるよ!」という論は、時間と共に痛みという感覚に慣れていくから感じとることができなくなって、いずれ恒常化されるよ!ということだ。ずっ

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2024/01/24 ビニール袋に入れられた憂鬱を食む。

度重なる最低で心が死んでいく。
大体がおれのせいだよ、ということに帰結され更に鬱になり、仮眠が酷くなっていく。22時に眠り、16時に目が覚める。ビョーキだろ。

眠れない→起きられない→クソクズ→メンタルが死ぬ→眠れない→起きられないを繰り返し、消耗している。まあおれのせいなんですけどね、全部!

はー、死にて!死んで何になるって全部消せちゃうんですよね、便宜上。でもその続きに地獄ってやつがあるな

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2023/12/14 クラッシュ、フラッシュ

フラッシュバックで死に、メンタルが崩壊している。もう良くないか、いつまで縛られ続ける日々を送らなきゃいけないんだ。おれがわるいのか。殺せるなら殺してる、とっくに。おれの中で死んでくれない。無くならない、すべてが。恋とか愛とか信じない方がいい、始めない、存在しない方が何より楽じゃないすか、ねえ。信仰にしてしまうおれが悪いんですか。そんなつもりはないのに、神様だと思ってしまうよ、いつの間にか。対等など

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光の名を冠して、ぼくの。

光の名を冠して、ぼくの。

新しい靴を履く君を遠くからずっと眺めている。また君も私を置いてずっととおくへ、行って行って行ってしまうのですね。光を、放つ、いや君そのものが光で、私はそれを地の底から見つめて、手を伸ばして、縋り付く、それは空を掠めて、届きはしないのは明白だった。掠めた手は誰に握られることなく、朽ちて灰になっていく。私はそれをかき集めて、抱きしめている。

おまえは面影を追い続けている?という問い対する答えはYES

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2023/09/13 ビリーヴァーズ・ビリーヴァーズ

酷く悲しい夢をみたが内容は覚えていなかった。
ただ酷く悲しい気持ちで目を覚ました。

好きなバンドの音楽は今日もかっこよくて、好きなアイドルは今日も可愛かった。それは今の私の人生において普遍で、それだけが逃げ場だった。
私はずっとここから逃げられない。
ギターロックを安物のイヤフォンから漏れ出るほどの音で流して夜の、田舎の暗くて大嫌いな腐臭のする町を歩いている。
家に着けばそれなりのありふれたよく

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2023/08/19 必要悪

過眠、過眠、過眠。

起きて寝てまた起きてアルバイトへ行く。

ありえない速度で鬱が来ている。
感情って無くせないですか。
昔みたいな苛烈さで死んでやろうと思うことは少なくなったけれど最近はどんなに楽しくてもずっと心の端々が暗澹としていて、いつか知らないうちにそいつに喰われて私は本当に死ぬんだろうなと思っている。

感情はいつも私の少し手前で私と向き合うように立っていて、それはもう簡単に、あらゆる

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2023/07/17 ゆるせ

人間は好きか?

誰のことも救えなかったとシャワーを浴びながら呟いてしまった。別に、誰のことも救えないなんて分かってるし、その人たちが救いを求めていることはないってことも分かっている。私は自分の目の前で誰にも苦しんだり傷付いたりしてほしくないと本気で願っているけどそんなの勝手に共感して同調して痛みを感じて傷ついたような感覚になりたくないからだ。なんて傲慢。自身のことだって一片たりとも救えたことなん

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2023/07/07 願えば叶うって、そんな。

2023/07/07 願えば叶うって、そんな。

七夕。願いって叶わないらしいです。

無料公開の「おやすみプンプン」を一気読みする。
罪の話。優しさって結局何にもならないし、最悪凶器になるじゃんね。
舞台が町田駅周辺で知っている景色が随所にあり、苦しくなった。

物語と景色が相まって、忘れなきゃいけないと、努めて、記憶から消そうとしているものがぶわあとあふれて本気で今から町田駅に行ってそこで死んでやろうかと思った。

すきだった人、ほんとうに何

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2023/07/04 あさきゆめみし

どこに行こうと身体からは逃げられないよ!
おとなになりきれない、肉体の檻から出られないんだって!

灯りのない公園で音楽を聴きながら煙草を吸って、缶コーヒーを飲んでそれだけ。

傷つくことが怖い?傷からしか痛みを得られないでしょう?痛みしか遺らない、痛みでしかそこにあったことを実感できない生き物なんだよ、かなしいよね。ねえ、神様っている?私の信仰はあなただけだよ。あなたが紛うことなき神様で、でも同

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地獄ゆき

地獄ゆき

此岸と彼岸のほんの隙間、天国と地獄のちょうど境い目の駅の待合室でずっと電車を待っている。
毎日、ぽつりぽつりとひとが現れて、呼ばれるように、きっとごくランダムに、ホームに滑り込んできた電車に乗って行ってしまう。
きっと私が乗るべき電車は、私を地獄のずっとずっとずっと向こうの地獄の最果てみたいなところまで乗せていくだろう。終点から引き返す術はなく、すこし先まで歩いて進んで、そのあとは暗くて深い深い穴

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2023/06/23 微糖

許せないが増えていく、
自分のこともそれ以外のことも。

夜に公園で煙草を吸うことだけが今の逃げ場でそれ以外はずっと地獄。あとは必要以上に眠って意識を飛ばしてしまえば何も考えずに済む。
ブランコに乗りながら煙草を吸って、目の前に落ちている石で利き手五本の指を全て粉砕することを考えていた。

どんなにお酒を飲んでも薬を飲んでも煙草を吸っても痛みを感じても根本的な解決には一切ならない。脳がぼやけて一時

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2023/06/21 Love二錠

生活はつづいていく。
生きようが死のうが起きようが眠ろうが薬を飲もうが腕を切ろうが生活は変わらず続いていく。
誰かの恋が実って、誰かの恋が終わって、彼と名前も顔も何もかも知らない女の子が愛し合って、私の人生から彼の実体が消えても、続く。

私がどれだけ苦しんでも悩んでも泣いても足掻いても世界は極めて相対的に何も変わらずぐるぐる回っていってくれる。そういう世界だから無理やりにでもそこに溶け込んでしま

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2023/06/16 おわりにしましょう

それは動物、ふさわしくない薄笑いを浮かべた。
連想ゲームさえできなくなった脳のこと。

自販機で缶コーヒーを買って公園のブランコで煙草を何本かふかす。最近は夜になるとそうしている。

地獄はこの身のすぐそばでせせら笑っているし、楽園はずっと遥か遠くで微笑んでいる。螺旋を描きながら墜落していくのは至極簡単なことだが、落ちた先の暗闇から自らの四肢で這い上がっていくことは到底容易ではない。

私はずっと

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