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日本語教育能力検定試験に合格するためにしたこと①音声暗記編

今まで書こうかどうか迷っていたトピックの1つ。

「日本語教育能力検定試験の合格するためにしたこと」

このようなブログ記事や情報はインターネットやSNSで探せばいろいろ出てきますよね。

私も誰かの合格の力になりたい!と思い、書くことにしました。

今年の試験までが登録日本語教員の経過措置の対象となる試験になるから受験者は多いのかな?

今回の記事は
・すでにどんな試験(出題範囲、形式等)か知っている方
・勉強中だけど、なんか行き詰っている方
・勉強の気分転換をしたい方

向けに書きます。

そもそも日本語教育能力検定試験がどんな試験なのかわからないっていう人はまずはHPで確認してみてください。

一気に書くと量が多くなるので少しずつ書いていきます。

合格に向けて頑張っている方の息抜き的な読み物になるとうれしいです。


私の受験記録について

そもそも、筆者のくりんさんは合格したの??

と疑問の方もいるかもしれないので説明しておきます。

私は平成30年(2018年)の試験に合格しました。

独学ではなくて、養成講座に通いながら勉強をして、養成講座の修了のタイミングで試験を受けました。

もう5年も前ですね。はやい。

合格結果がなかなか届かなくて不安になっていましたが、無事大きな封筒(合格通知書)が届いたときは本当にうれしかったです。

クリスマスに近い日に届いたので、少しはやいクリスマスプレゼントになりました。

合格してから5年も経っているのでちょっと記憶があいまいなところもありますが、インスタグラムの記録も見て思い出しながら書きます。

暗記するために工夫したこと

今回の記事では暗記するために工夫したことを書きます。

検定試験は暗記が大変な内容が結構あります。

文法はもちろん、教授法とかいろいろあります。

そしてその中でも特に大変なのが音声ですね。

口腔断面図は暗記するしかないです。(懐かしい・・・)

じゃあどうやって暗記したらいいか。

ポイントは

五感をすべて使って覚える

です。

「音声」はただテキストを読んでも、だたCDを聞いても覚えられません。

普段私たちは無意識に日本語を話しています。

「あ」の音どうやって出すんだっけ?

「ん」って口閉じるっけ?

みたいにいちいち考えたりしません。

音声を勉強するときはこの「無意識」に意識を向ける必要があります。

私のおすすめの暗記方法

私がおすすめする暗記方法は

①目と手で覚える。
口腔断面図を見てどの音なのかわかるようになる。
子音の声帯振動・調音点(どこで音を出すか)・調音法(どうやって音をだすか)をすべて書ける(書けなくても選択できる)

私は養成講座でもらったプリントを使っていました。
他にもヒューマンアカデミーの「日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド」の聴解のページにあるものも使えます。

https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798167190

最新版は5版です。

私が使っていたのは4版なので同じものかどうかわかりませんが、おそらく
同じようなページがあるかと思います。


これを完璧にします。これは4版のページのものです。


②自分で発声してみる。

次は口腔断面図や用語を見ながら実際に発声してみましょう!
この時に舌の位置を確認したり、声帯が震えているかどうか、音の出し方を意識して発声してみる(大げさにパ!カ!タ!って破裂させたり、ザジズゼゾをゆっくり言って摩擦っぽいのを感じたりする)

これを繰り返していけばだいたい覚えられると思います。

そしてあとはひたすら練習問題ですね。

アクセントの問題もだいたい同じです。

CDに合わせて言ってみる。
答えの通りアクセントの場所を確認する。
わかるまで、自分が納得するまで何回も言ってみる。

目と手と耳と口を全部使って覚えるのが一番覚えやすいと思います。

カフェとかで勉強しているときはごにょごにょ言いながら(声に出せなくてもイメージしながら)やっていました笑

最初は面倒だなあと思いますが、続けるしかないですね。

あとは口腔断面図の絵を机の近くの壁に貼って毎日見るようにしていました。

壁に貼っていた写真がインスタにあると思ったのですが、なかったです・・・。

暗記したい内容はやっぱり目に見えるところに貼ったりして意識的に覚えるようにしたほうがいいと思います。

これなんだっけ?って言うときにすぐ見ることもできるし、参考書のページを探す手間も省けます。

つらいけど頑張ろう!

勉強の最初は絵も用語もわけわからなすぎてやる気が全然出ません!!

私もそうでした。

大学の時に音声学を勉強していたので、見たことはあるし、用語も知っていたのですが、改めて勉強しなおすとなると最初は

うーーわ、またこれやるのか・・・(絶望)

とやる気がなかなか起きませんでした。

でも、少しずつ覚えたり、わかってくると楽しくなります。

手が勝手に動くようになります。

「音声は難しい」っていう壁が少しずつでも低くなっていくと勉強のモチベーションも継続できます。

なので、今つらい。なんかやる気がでない。っていう方はこのつらい時期を乗り越えればいつか楽になります。

やった分だけ自信になりますし、絶対合格できると思うので踏ん張って頑張りましょう!

私も今別の資格試験勉強をしています。

正直この試験も暗記ばかりでつらいです(泣)

私が今年受験する試験は違いますが、受験時期はほとんど同じなので日本語教育能力検定試験を受ける方と一緒にがんばろう!って思いながら勉強しています。

ということで今回は「聴解暗記編」でまとめました。

次回の内容はまだ決まっていませんが、近いうちに書きたいなあと思います。

では!

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