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【その後】学習者さんとの相性が合わない

前回こちらの記事を書きました。

今回はその続きの話。

あれから1週間どうなったかと、私の心境の変化について書こうと思います。

誰かの参考になればいいなあ・・・。


相性が悪い、相談した結果・・・

オンラインレッスンの運営スタッフの方に連絡をしました。

これまでの学習者さんのレッスンを受ける姿勢を見てきたが、先生を変更したほうが学習者さんのためになるのではないか。

このようなメッセージを伝えた後に、運営スタッフの方からは、

親御さんに相談してみます。
先生変更についてはその後連絡させていただきます。

ということでした。

子ども向けレッスンなので、親御さんに連絡が行きます。

そして、待つこと1週間。

彼のレッスンの前日になっても、連絡はありませんでした。

結局どうなるんだーーーーい!??

まあ、運営スタッフの方も忙しいですから、私の対応だけじゃないし、あまり期待していなかったのでこんなもんだよな~、とあきらめて、

とりあえず通常通り昨日レッスンをしました。

とりあえず、レッスン継続ですが・・・

運営スタッフの方が本当に親御さんに伝えたかどうかわかりませんし、親御さんも彼に態度のことを伝えたのかはわかりませんが、

昨日のレッスン中の態度は特にいつもと変りなく、若干大人しいかなあって感じでしたね。

Skypeの後ろの背景が写真になっているので近くで親御さんが見ていたのかわかりませんが、時々挙動不審な様子も・・・

さすがにそれはちょっと心配になった・・・。

やっぱり嫌々受けてるのかなあ~。

なんて思ったり・・・。

そんな昨日は以前noteでも紹介した小学校紹介動画を使ったレッスンをしてみました。

一緒にアニメを見て、そこに出てくる言葉を使って話したり、動詞を覚えたり、みたいな感じで進めました。

やってみた感想ですが、やっぱり少し難しかったかなあ、という印象。

というのも、アニメの内容はおもしろいと思うのですが、使われている文章が長いし、文法も彼のレベルとは合っていませんでした。

文法まで教える余裕もないし、彼もそこまで知識があるわけではないので、名詞や簡単な動詞を拾って紹介していたんですよね。

ちょっとやってみるのは早かったなあ~。

でも、内容案が頭に下りてこなくて、いろんな教科書・参考書を見ても

どうせ、あれもだめ、これもだめ・・・。

っていう縛りに自分が縛られて、何も考えられなくなったんですよね。

それで前々から考えていたこの小学校紹介動画を使いました。

最終手段でした。

最終手段を使った結果、やっぱりイマイチでしたね。

結構時間かけて準備したのにこの反応か~、

って思うと次はやめよう、って思いました(泣)

学習者さんによっては興味を持って見てくれる内容だし、いろいろな活用方法があると思うので、興味がある方はぜひ使ってみてください!



いろいろ考えてみた

そして、いろいろ考えた結果、

私は子供向けレッスンが苦手だ!

そう思いました。

もう割り切るしかないですね。

苦手!難しい!

試行錯誤して、うまくいかないことの繰り返し。

こんなつらい思いは久しぶりです。

日本語教師を続けてきて久しぶりの挫折ってかんじですね。

あー自分は向いてないなあ・・・。


でも!

逆にそうやって苦手、難しい、と認めることで気持ちも切り替わって、
もう割り切ることにしました。

とりあえず今自分ができる範囲で、工夫してなんとかやってみよう。

試練ですね。

まだまだ日本語教師としての経験は浅いし、そりゃあこんな大変な学習者さんも世の中にたくさんいるでしょう。

というか、私より大変な思いをしてやっている先生たちもたくさんいると思うし。

自分だけじゃない。

子供向けレッスンの「子供」とは・・・

そして、もう一つ気づいたことがあります。それが、

「子供向けレッスン」の「子供」の範囲が広すぎる!!!

「子供」と一言で言っても年齢幅や学習者さんのバックグラウンドでかなり差が出てきます。

①未就学児の子

②小学生低学年

③小学生中学年

④小学生高学年

⑤中学生

⑥高校生

年齢別に分けるとこんな感じでしょうか。

私が今苦戦しているのは「③小学生中学年」です。

ほかにも「⑤中学生」「⑥高校生」にも教えていますが、中学生以上になれば母語ももちろんわかるし、第二言語を学んでいる学習者さんがほとんどなので、文法用語を使っても理解してくれます。

なんなら、できる高校生は日本で勉強している留学生よりもしっかりしている人もいます。

ちゃんとメモするし、わからないことは質問するし・・・。

高校生はほとんど大人と同じ扱いでもいいのかもしれません。

ネットで「子ども向けレッスン 教え方」などと検索するとほとんどが「未就学児」向けなんですよね。

「小学生向け」っていうピンポイントがあまりない。

だから余計に難しく感じます。

小学生向けの教材もどちらかというと「日本に住んでいる小学生」向けって感じで、外国で日本語を学んでいる初級の小学生にとってはちょっと内容が合わないのかな・・・っていうのも結構あったりして、教材選びも難しいポイントです。

だから余計に悩むし、準備に時間がかかる。

でも、これも試練。

きっと自分が将来日本語教師を続けていく中で何かしらの力になると思います。

そう思って、頭を柔らかくしてレッスンを考えていきたいと思いました。

教科書に縛られない授業。

ということで、朝ごはんを食べながら1つ案が浮かんだのでさっそく作ります。

さっさと作って行政書士の勉強しないと。

もう10月だ~。時間無駄にしないように・・・。

では、最後まで読んでいただきありがとうございました。

また進展があったら続き書くかもしれません。

気になる方はぜひ読んでみてください。

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