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21.03.19. ポジティブチェンジを読んで

『ポジティブチェンジ  メンタリストDaiGo  日本文芸社』

変わるための鉄則:頭はいらない 根拠はいらない 希望はいらない

 人間は変化を避けようとするため変わろうとしても考え始めたら変われない理由が出てきてしまい、行動をすることができなくなってしまう。そのため何も考えず、行動をして変えていくことが大事。変わるための準備はいらない。行動を変えることによって何が必要になるかが目の前に現れる。それをこなしていく。

 準備をすればするほど、計画を立てれば立てるほど、それで満足してしまい人は行動にうつさなくなってしまう。やることtodoリストが多ければ、迷ったり、優先順位をつけたりして、それもまた行動にうつせなくなってしまう。

 目標を立ててそれを目指して努力するより、日々できること今日できたことに着目し、行動し、できたこと変われたことに喜びを感じ、達成感を味わうことで目標を立てていなくてもその目標であったであろうことに到達できる。


7つのスイッチ

・時間  行動を変えるためにまず時間の使い方を変える。朝目が覚めてからの2時間が非常に有効な時間であるためその時間にクリエイティブな仕事や行動をすると捗り、能力が最大化される。朝はポジティブであり、夜になるにつれてネガティブになる。早く起きることによってポジティブな時間を増やし、早く起きるために早く寝ることによって、ネガティブな時間を減らす。時間がある程度決められていて、縛りがある人の方が残りの時間で使い方を変えることがしやすい。すべての時間が自由な人は、まず時間割を日毎に作ってみてそこから変えれるところを変える。普段の習慣(歯磨き、お風呂)の前後の時間に行動をプラスすると、忘れにくくそれも習慣になる。

・言葉  言葉は自分自身に返ってくる。思ってることを口に出して発した時耳から聞いて自分のことを理解する。人の悪口を言いそうな時、その人のいいところを探して口にする。人を褒めることを意識すると、ポジティブな面を見る癖がつく。自分の癖を探し、普段使わない言葉をあえて使ってみる。(予測変換は使わないと意識する。)なりたい人、憧れの人の言葉遣いを真似する。相手の中心の言葉を自分中心の言葉に変えると、指示や命令ではなくなり、相手に判断を任せることができる。〇〇それをやれ!⇨〇〇がそれをやってくれると私は嬉しい。

・友人  無意識のうちに友人の望む人になっている。それは、脳が人間関係に無意識のうちに対応するようになるから。いい友人に囲まれている人はいい顔をしており、ますますいい人に巡り合える。バカと付き合うとバカになる。自分を変えたければ一緒にいる人変えることが手っ取り早い。親しくなりたいと思う人がいたら、親しい人かのように頻繁に連絡をとる。嫌われるのが怖いと言って何もしなくても、行動して嫌われたとしても、嫌われることで失うものは何もない。嫌いになるのは相手次第のことなので自分は関係ない。行動したことが自信につながる。人間関係や人脈を手に入れるため、相手の行動と同じ生活リズムをとってみると、出会う人が変わってくる。

・モノ  どんなものに触れるかで性格も変わる。特に手、顔、口から得る情報が影響を与えやすい。モノを減らせば、興味が散ることも避けられるし、迷うことが少なくなるため、行動に集中しやすい。モノを減らせば減らすほど、人は変わりやすくなる。

・環境  今いる環境を変えることで変わることは可能。引越しや転職など大きく変わることができない場合でも、デスク周り、普段聴いてる音楽、室温、香水、食事選びを変えることで環境を変えることができる。特に香りは変えるとその香りに人間が慣れるため、匂いを感じなくなる。その時に人は変わったと言うことになり変化が分かり易い。環境を常に変えられる状況を自分で作っておく。あえて家を購入せず、賃貸にずっと住むようにすると、更新ごとやことあるごと、環境を変えることができる。

・外見  外見が変われば周囲の扱いも変わる。外見を変えるときは、服の色と顔の周りを変えると効果が高い。普段着ている服の反対の色を着てみる。そこに根拠はいらない。理想の自分や、なりたい自分がいるなら、その人が身に付けているであろうモノを身につける。それによって周りの目も変わり、対応が変わってくる。

・食事  低GI食品を食べて血糖値の上昇を緩やかにして集中力を保つ。食事するモノ、一緒にする相手を変えてみる。自分で料理をしてみるとその大変さもわかり、どうしたらもっと効率よくできるかを考えて行動するようになる。


5週間の実戦でポジティブチェンジ 

1週目 A4の用紙に 「今の自分」「これからの自分」「行動」を表にして書き出す。

2週目 新しいこと日記を毎日つける

3週目 めんどうくさいを行動のサインにする

4週目 超恥ずかしいことをする (行動の変化、恥ずかしさに慣れるため)

5週目 敵を利用する 「相手」「相手の特徴」「利用価値」を書き出す

その後はこの週のタスクを繰り返したり自分なりに新しいことを追加して行動していくと、どんどん自分も変わっていくでしょう。


その他気になったメモ:

セロトニンの分泌を上げる方法は ①日光を浴びる ②1日に30分くらい運動をする ③食事バランス セロトニンが分泌すると、ストレス発散、心を楽にする、未来に希望を持つと言った作用がある。

他人と自分を比べることは、必要ない。比べると言うことは、自分を変えることではなく、他人になろうとすること。

過去の自分にとらわれている人ほど、未来を変えることができる。なぜなら、今の行動が、過去となり未来を作ることをわかっているから。

行動することで、脳にドーパミンが出てより行動できるようになる。やる気が出るから行動するのではなく、行動するからやる気が出る。


『感想』

本の題から想像していた内容とは違っていたけれど、自分が変われない理由がわかった。行動すれば変われることは、振り返ってもそうであったと実感した。特に7つのスイッチが変わったとき私は変わっていたと、過去を思い出してもわかった。この本を読んだおかげで、変わるきっかけを具体的に知ることができたし、いかに行動することが大事かと言うことがわかった。特に自分は考え込んでしまうのが癖で、その通り考えすぎて行動しないのがオチ。できることから行動していこうと思う。新しいこと日記。手帳に毎日書いている日記のところに今日からつけたそう。

変わりたい人はぜひ読んでみてください!


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