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本当の自分(スピリット)で生きるヒントは、インナーチャイルドが知っている!


私たちの心は、二つにわかりやすく分けることができます。

①エゴ(不安や恐れベースの人格) と ②スピリット、魂(本当の自分)

”どの感情がエゴなのか、スピリットなのか”
この判断は非常に難しいですが、訓練することで理解することができます。
この判断を理解することこそが、本当の自分で生き、本当の意味で満たされる生き方を選ぶことに直結しています。




1.インナーチャイルドが癒されていない状態とは?

  • 過去の出来事や感情にとらわれて、同じことをぐるぐる考える。

  • 人や状況は変わっても、似たような問題が生じる。

  • 自覚していなくても、「自分を愛してほしい、大切にしてほしい」という  欲求を他者に求める。

  • 隠された承認欲求を満たそうと、他人をコントロールしようとする。

  • 特定のカテゴリーで、被害者、加害者を生む思考意識が強く働く。(他人に対してどうしても許せない言葉や言動がある)

抑圧された感情や偏った感情、思い込みによる自己制限などが原因で、自分を許せない=他人を許せない状態。
主に身近な対人関係に多いですが、既に思い癖や思考パターンに刷り込まれている可能が高いので、”インナーチャイルドボタン”が発動すると、自分以外の問題であっても、自分のことのように不快になったり苦しくなったりすることもあるでしょう。

2.ほとんどの大人がインナーチャイルドを抱えている。

種類は違えど、ほとんどの人々がインナーチャイルドを抱えています。
インナーチャイルド (満たされなかった感情)は、幼少期のトラウマだけでなく、大人になってからの感情体験でできるものもあります。
「チャイルド」と付くと子どもというイメージ強いですが、解釈としては、”自分の中の純粋な気持ち、繊細な心の領域が傷ついた”と考える方がわかりやすいかもしれません。
もちろん時間が経過した体験ほど、さかのぼって癒すことが困難になるケースが多いでしょう。「こんな感情があったなんて!」と、私自身も気づかなかったことも多々ありました。
本来なら感じたくない、居心地の悪い、向き合いたくない感情であることがほとんどです。


3.インナーチャイルドとエゴの関係

これは個人的経験と考察の中で、もっとも大切ではないかと感じています。
”インナーチャイルドボタン”(過去の傷が再び痛み出すポイント)が発動するとき、エゴは凄まじい勢いで暴れ出します。
エゴは本来、私たちを守る”過保護な親”のような性質なので、”スイッチが押される=どうしても許せないことをされる”ことに過剰反応を示し、傷つけた対象をあらゆる方法で非難し、許すことができません。
この”許すことができない”というのが、インナーチャイルドボタンが発動している証拠です。
私たちがどうしても許せないポイントが、その人それぞれの”思い癖”や”思考パターン”を認知する手がかりになるのです。
この認知がわかれば、癒されたも同然です!大抵の人たちがこの認知を避け続けます。(私もそうでした…笑)


4.インナーチャイルドの癒し方

  • 心理カウンセリングを受け、カウンセラーの誘導でインナーチャイルドを癒していく。

  • セルフセラピーを取り入れる。
    (イメージ療法や自動書記、オラクルカード等)

  • 子どもの頃の禁止事項を、大人の自分が書き換える。
    (可能な範囲でやりたくてもやれなかったことをしてあげる、など)

  • 自分の好き嫌いを知る努力をする。
    (自分に本当に合った運動、食事、生活スタイルの確認)
    ※特に嫌いなもの、やりたくないことなど、ネガティブにフォーカスする※

上記内容に気がつけなかった頃は、満たされない感情を他人のせいにしたり外に求めたりしていました。
あらゆる心の違和感、病気、自分の問題はすべて、”自分自身で癒すことが可能である”ということ。この認知が最近広まりつつあります。
真実は人の数ほど存在し、答えは常に私たちの内側に存在することを体験できる時代。
自分の人生に起きるあらゆる問題を、自己責任(自作自演)なのだと理解することは非常に難しいけれど、間違いなく人生で一番の自己成長の鍵となるでしょう。
”インナーチャイルド”は、私自身が今まさに取り組んでいる課題です。取り組み続けてる課題と言った方がいいかもしれません。
(直視するのが面倒過ぎて、遠回りと迂回を繰り返して取り組んでいるので…笑)
カウンセリングやセッションを受け、本も何冊も読みましたが、一番効果的であったことを伝えていけたらと思います。

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