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僕は孤独に負けるつもりはない

久しぶりに文章を書いてみようと思う。
決意表明みたいなものだと思ってほしい。

独立して2年目。
正直仕事もプライベートもあまり上手くいっているとは言えない。
なかなか精神的にもキツい時間が続いているが、鬱病のほうはかなり良くなっていてもうしばらく薬も飲んでいない。
ただ一度でも鬱を経験すると、ふとした瞬間にまた深い闇に吸い込まれそうになる。
同時にこれ以上は危険だという些細なストレスサインにも敏感になったため、ギリギリのところで踏みとどまっているような状態だ。

精神的にキツい時間が続いていると言ったが、それにはもちろん仕事やプライベートのこと、お金のことなど様々な要因が絡み合っている。だが現状一番良くないことは“孤独”であることだと思う。さらに正確な言い方をすると“信頼できる人がいない”ことが大きく起因してると思われる。

30代になり同級生の中には結婚し、家庭を持つ者も少なくない。周りの身近な人達にも家庭があり、お互いに信頼しているであろうパートナーがいる。

正直とても羨ましく思う。

こんなことを言うと「結婚なんてそんな良いことばかりじゃないよ」とか「気苦労もたくさんあるよ」とか言ってくる人もいると思うが、それでも一生添い遂げようと思える人が隣にいるということはそれだけで素敵なことだと思う。

このところ何をやっても楽しくない。
幸せそうな人と一緒にいると心が苦しい。
このまま一生独りだったらどうしよう。
そんな漠然とした不安ばかりが頭の中を占領している。

寂しいとも違うこの感覚に戸惑いつつもこの感情がただの“嫉妬”であると唐突に理解した。同時に自分はなんて卑しい人間なんだと自らを軽蔑した。

そもそもこんな現実は独立前から分かりきっていたはずだし、何を今更辛いとか言ってんだ。
いばらの道だと覚悟の上で独立したんだろうが。

「こんな辛い地獄はいつまで続くのだろう」

そんな不安がつい先日まで頭の中をぼんやり覆っていた。だが、自分にとっての本当の地獄はもう知っている。

そんな地獄に比べたら今なんて大したことない。これくらいの地獄なら受け入れてやろう。いま自分がすべきことを見誤るな。目の前のことに集中しろ。

この孤独という地獄がいつまで続くかは分からない。5年先か10年先かそれとも一生続くかもしれない。しかしそれでも人は生きていかなければならない。どうせ同じ地獄を生きねばならないのなら、1年先か3年先かはたまた15年先で笑っている未来ための準備期間と捉えよう。

僕は孤独に負けるつもりはない。

@craftsmans_harbor

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