子育ては実験的

第1子の時は右も左も分からない状態で、とにかく必死。

第2子の時は第1子で失敗したなって思ったことを変えてみる。

第3子、第4子となると上でこうしておけばよかったかなって事を修正しつつ子育てをする。


すごく実験的。失敗を繰り返して親も子供と一緒に成長するんだと思う。まるで実験だなと思う。
それじゃあ第一子が失敗作なのか。そんなことは決してない。ただ、わからないことがたくさんある。余裕もない。下に行けば行くほど適度に肩の力が抜けるのだと思う。

仲が良い年上の友達に「3人生んで1人前って昔はよく言われたよねー。でも、今は一人っ子も二人っていう人たちも多いもんね。亅
私もその事を言われたときまだ長男と長女しかいなかったのであまりぴんとこなかったところもある。


今4人いて思うのは、長男は肌が弱かったのもあるけど、オムツも頻繁に替えていたし(一日20回ぐらい)ちょっと何かあれば病院に連れて行き、🍼もアレルギーの子用のものを使い(お値段が少し高め)、テッシュもひと箱400円ぐらいするものを使っていた。それが、長女は普通のミルク(ただし、名の知れたブランドのもの)になり、テッシュも普通のものを使う様になった。次女、次男になるとお店のブランドのミルク(安い)になり、テッシュもなければトイレットペーパーを使うこともある。長男の時とは大違い。そして、長男の時は必死だったからこそ鮮明に何でも覚えている。悲しいかな、下の子たちは曖昧な記憶がたくさんある(;^ω^)


そして、何より実験的だなと思うことの一つ。バイリンガル教育に関しては、長男、長女の経験から次女と次男はどうするのかを決めたところがある。
長男は1歳半からフルタイムでアメリカの保育園へ。長女は生後半年から保育園へ通っている。

小さい頃に両方の言語を入れているため、母国語の確立がきちんとされていないと思う。これに関しては本当に申し訳ないところもあるなと思う。ただ、親の私が思う二人の母国語。長男は日本語。長女は英語だと思う。理由は怒ったり、感情が高ぶったりとっさに出る言葉が長男は日本語。長女は英語だからだ。

でも、どちらも母国語とはいいがたいと本人たちは言う。つまりどっちの言葉も中途半端。その後色々と考えた結果、6歳ぐらいまではしっかり母国語を確立した方がいいという結論に達した私たちは、次女と次男は日本語をまずしっかり学んでほしいと考えている。

もちろん、長女が🏠では英語で話すので全く英語が入ってこないのはムリだけど、次女4歳は長女8歳より日本語が出来る。

上二人は「マミーたすけようか?」といつも言っていた。

help=助けるだと思っているから。

そう、英語をそのまま言うので「Can I help you?」を訳している。

今も「マスクを着る。」とよくいうので、「マスクは着るじゃないよ。マスクはなんていうの?」って聞くと、「履く」という選択肢が次にくる。マスクはつけるというのが何度説明しても覚えられない。「今から行く」英語で言うと今から来る(だって I'm coming.)だから。その他色々とあるが、なかなか難しい。


でも次女はすんなり「マミー何お手伝いする?」ときちんと言える。

昨年集団生活に慣れさせるため本当は保育園に入れる予定だったけど、コロナで入れないことに決めた。

英語に関しては学校に行きだしてからでも十分。すぐに慣れると上の子たちの経験からわかっているのであまり心配はしていない。

これもすべて経験からくる余裕なのかもしれない(長男の頃は周りの言っていることがわからなかったらかわいそうだと思っていた)


私は長女で、自分の時は厳しかったのに、、、弟たちには甘かったといつも思っていた。でも、大人になってみると(親になってみると)親も初めての子。親もすべてが初めてのことだしということがわかる。そして私が長男のことを鮮明に覚えているように私の親も私のことを鮮明に覚えている。送ってくれる荷物の中には私が子供のころから好きだった食べ物がいつもたくさん入っている。親って憶えてくれてるんだなといつもうれしくなっていたが、そのことを弟に話すと「僕の荷物の中には僕食べれないものや好きじゃないものも結構入ってるよ。多分、お兄ちゃんお姉ちゃんと間違えて入れてるんだと思う。」と言うのを聞いて、あんなに末っ子で甘やかされて育てられてるのに、案外覚えてないんだなと思った。

長男は「マミーたちは僕には厳しいけど、すごく大切に育ててくれてるし、他の子たちよりも僕のことを覚えてるもんね」とたまにいう。確かにその通り。次男が寝返りが出来るようになって「僕はいつだった?」「私はいつだった?」と聞かれてりする時、長男のことは鮮明に色々と覚えてるけど、長女、次女に関しては「いつの間にか出来てた。」って答えてしまう。

全員大切だし、大事に育ててきているつもりだけど、やっぱり子育てって実験的だなと思う。


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