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自由に価値を感じて、自由を求めていく話 

月末月初を毎回バタバタ過ごしています。今月末こそは落ち着いて過ごしたいと毎月誓いつつ、毎月同じような月末月初を過ごしています。もう少し余裕を持てるようにしたいです。

ちょうど2月1日の練習でBJJLABの竹浦正起さんとご一緒させて頂いて、世間話をしつつ「お互いに月末月初は毎月余裕がなくなるねえ」といった趣旨の話をしていました。二人とも少しだけ普段よりも削られています。

単純に事務作業や確認作業に仕事で忙しくなるのもあるけれど、実際に身体が取られる忙しさよりもその月が終わって新しい月の売り上げを見てスタートダッシュに焦って削られているところがあります。

もう少し余裕を持って過ごしていきたいし、余裕を持った方が青木真也業にも良い作用が出るのはわかってはいるものの、なかなか仕事を減らせずにいます。なぜ仕事を減らして余裕を持てないのかを考えると「仕事を断れない」とか「人に頼めない」とか、それっぽい理由は出てくるけれど、どれも芯を食っていなくて、芯の部分を言うと「売上が減るのが怖い」に尽きると思っています。

売上が減るのが怖い問題。これはフリーで仕事している多くの人が直面する問題だと思っていて、実際に同じような悩みを抱えている方は多いと思います。僕は23歳でプロ格闘技選手になって、自分の名前で仕事を始めた時から、売り上げが減る恐怖とずっと闘ってきました。この恐怖からはいくら稼ごうといくらカネを貯めようと解放されませんでした。フリーで仕事をしていると、この恐怖や葛藤は自分だけのものなのかと追い詰められるものですが、多くの人が抱える問題であって、向き合い方を残し示していくのは大事な気がして、記事を書いております。

売上を手放してでも自由にならねばならぬ。なんだかんだで仕事や売上に縛られていて、好きなことをやってはいるけど、完全な自由を手に入れているかと言われれば首を傾げるところがあって、ここは新しい選択が必要であって、それこそ宗旨変えするくらいのことが必要なタイミングなのかと思って日々考えています。価値観をアップデートするタイミングなような気がしています。あくまで気がする話であって、直感な部分は大きいのですが、僕は直感で生きてきて直感を正解にしてきたので、遠からず近からずな話だとは思います。

ここからは1歩踏み込んだないようになるので課金購読と月刊青木真也の読者の方々が読めるようにさせて頂きます。しっかり踏み込んで書きたいのでご理解いただけたら幸いです。仕事と売上の底なし沼に迷い込んでしまった我々にとっての何かになればと思います。

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