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月刊青木真也

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2021年10月の記事一覧

Voicyフェスと青木真也は物語の人だなって話。音声は物語を伝える武器として超有効な武器。

Voicyフェスと青木真也は物語の人だなって話。音声は物語を伝える武器として超有効な武器。

今年、力を入れてきた一つにVoicyがあります。

1月のジェームスナカシマ戦のプロモーションを考えていたときにAbemaの映像とnoteやその他の記事を駆使してプロモーションするスタイルに何かを足せないかと考えていました。そんなときに音声であれば生の感情をそっくりそのまま伝えることができると考えたのです。

実際に試合前後の感情を声でそのままお伝えすることができました。
再生回数は多くはなくとも

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平田樹欠場と我がプロ格闘技軍には兵隊がおりませんの巻

平田樹欠場と我がプロ格闘技軍には兵隊がおりませんの巻

平田樹さんが高熱で10月29日の大会を「欠場」。

「高熱が続く」体調不良とのことでまずは大病でないことを祈ります。
欠場を決めた判断も責任も平田樹さん本人です。その判断に関して僕が意見を言う立場にもいませんし、プロ格闘技選手は全て自己責任ですから、平田樹さん本人の判断を尊重します。どうかお大事にしてください。僕は自己管理不足で自己責任だと思うので、同情はありませんし、欠場は恥ずかしいことだと思い

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RIZIN31 谷間の大会ほど神興業 好事魔多しで最後はバットエンド

RIZIN31 谷間の大会ほど神興業 好事魔多しで最後はバットエンド

なんともメジャー感のない大会になってしまった横浜大会です。
そもそも谷間の大会だと覚悟していた上に斉藤クレベルのフェザー級チャンピオンシップが崩れてしまったこともあって、谷間の大会に誤魔化しが効かなくなった感が出てしまった大会です。

今回はピアアリーナですが、横浜と言えば横浜アリーナか文化体育館だったわけですが、横浜は集客に苦戦する土地です。DREAMの青木ハンセンで青木戴冠のときは平日開催だっ

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セコンドしてきました。人に必要とされる喜びと幸せ。

セコンドしてきました。人に必要とされる喜びと幸せ。

セコンドを頼まれることが年に数回あります。

今回は週に一度技術練習を見ている小川選手のタイトル戦のセコンド依頼を受けて、小川選手の所属TRIBE MMAの長である長南さんと二人で仲良くセコンドをしてきました。格闘技界を代表する保守の長南さんと青木真也。認識はなくともリベラルに分類されるであろう青木真也と長南さんのセコンド共演を心配する声もありますが、お互いに「調和」を大事にしていますので心配ござ

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「青木学校」と「優しさ」と奇妙な関係

「青木学校」と「優しさ」と奇妙な関係

「青木学校」と称して平田樹さんと週二回技術練習をしています。
「青木大学」としてしまうと一気に可燃性が増す気がするので「青木学校」のネーミングは適当です。陸軍中野学校的なネーミングも考えたのですが、陸軍練馬学校(TRIBE MMA)と被るので青木学校でよかったです。青木学園だとこれまた一気に色が変わってしまうので、やっぱり学校がいいですよね。はい。

学校と言っても何かを強制するわけでもなく、格闘

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RIZIN.32 見所解説と与太話 ※追加カードあり次第追記していきます。追記完了!

RIZIN.32 見所解説と与太話 ※追加カードあり次第追記していきます。追記完了!

RIZIN沖縄大会開催発表。

唐突感は否めない沖縄大会です。格闘技界にいる人間からしますと榊原さんがPRIDE売却後の7年間は沖縄でサッカーチームの運営をしていた関係は周知の事実であります。トルシエが監督だったりと色々と凄かったし、ヤマ師榊原さんの真骨頂であります。

国内外問わず成功者は球団を買う傾向があるのですが、あれは何ですかね。球団を軸に信用が上がったり、その他のビジネスに展開したりがあ

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ヤマときどき下山の巻 支えられて青木真也ができています

ヤマときどき下山の巻 支えられて青木真也ができています

試合前後の公私に渡るゴタゴタ劇の代償はそれなりに大きく関係各所にご迷惑をおかけしておりました(おります。今なお継続中)。仕事の滞りや不備がないことだけが格闘技選手を生業にする者としての矜持でありまして、プロ格闘技選手としてなんとか踏み止まっていられるのも仕事に穴をあけないからだと思っています。まあ割としんどいんですけどね。身体とメンタルは直結しますし。

試合前に色々とあってヤマに直行。試合のとき

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グラップリング戦とマイクを終えて。絶望しても希望を信じて生きていこうと思う。

グラップリング戦とマイクを終えて。絶望しても希望を信じて生きていこうと思う。

グラップリングマッチが終わりました。

グラップリングマッチだからか、試合前のプロモーションがいつもに比べて効いていなかったからなのかはわかりませんが、試合前の緊張感はいつものMMAの試合と比べたらそれほどでもなく淡々とこなした試合になりました。試合後にインタビューも動画も出ているので(動画は再生数がすごい)そちらで事も足りるとは思うのですが、試合を振り返って今ある感情を書き記していこうと思います

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試合。虚構の中で青木真也は人間らしさを描きたい。あちらこちら命懸け。

試合。虚構の中で青木真也は人間らしさを描きたい。あちらこちら命懸け。

虚構。秋山嘘ばっかり。綺麗事ばっかり並べてる。
青木真也とのオファー4週間持ったままにして試合を断った。
何がどっかではやるでしょうだよ。やらねえじゃねえか。
プロ格闘技選手やってるんでしょう。情けねえ。

青木真也には格闘技がある。格闘技があればいい。
格闘技に全てを懸けて。青木真也でいることに全てを注ぎ。
気がついたら38歳で独りぼっちですよ。過酷な人生だなあとは思うけれど、誇れるのは目の前に

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RIZIN31 試合見所と緩やかな与太話 修斗対DEEP 勝ってサイパンにいきたい!の巻

RIZIN31 試合見所と緩やかな与太話 修斗対DEEP 勝ってサイパンにいきたい!の巻

緊急事態宣言が明けた10月。待ってました。

緊急事態宣言明けと言っても緊急事態宣言慣れしてしまっていた側面は多分にあって、コロナ渦前の生活に戻れることもなく、とりあえず大きく変わらないけれど緊急事態宣言が解除された10月です。

格闘技業界は9月の半ばから興業が多くなっています。コロナの影響よりも東京オリンピックの影響(会場など)だと思っています。コロナに関してはどうしようもない部分があり、その

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RIZIN LANDMARK vol.1 試合と与太話の巻

RIZIN LANDMARK vol.1 試合と与太話の巻

コロナ渦にも関わらず、格闘技業界ってもんは「不要不急ではない」とか「文化芸術こそ今の時代に必要だ」とか、どことなくそれっぽい言葉を並べて、歩みを止めずにやってこれました。無理くりだとしても誇っていいガッツだと思います。

コロナ渦で休止を余儀なくされた業種がほとんどの中でそれでも歩みを止めないプロレス格闘技は今後も無くならないともいえるし、メジャーなものではなく、あくまでサブカルチャー的に根付いて

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