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愛猫が気付かせてくれたこと

この数ヶ月、生活の中心が家の中になる日々を送ることで、いろんな  "特別でない特別"  に気付いた人もきっと多いのではないでしょうか。

私にもそんな出来事がありました。

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私はフリーランスフォトグラファーという仕事柄、一人家で仕事をすることは日常的でしたし、リモートワークであったり、生活する上で大変だと思うことはあまりなかったかもしれません。

でも私にとっての問題は一番大切なところにありました。


”写欲がわかない"


大問題でした。

家の中にいるとこんなにも写真を撮ろうと思わないんだということに気付いたのです。

家が写真を撮りたいと思える場所じゃなかったなんて...(悲しい)

そんな悶々とする日々を送ってる中、私に自然とカメラを持たせてくれたのは飼っている猫のゴロンです。


こちらがゴロン、今年の5月で1歳になりました。

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(小さい頃の姿は1つ前の投稿をぜひご覧ください)


こうしてStayhome生活が始まる前は夕方まで出かけていることが多く、ゴロンと過ごす時間はあまり多くはありませんでした。
いつもお家でお留守番をしてくれているゴロンがどんなふうに過ごしているのか知らない飼い主だった私。

春がやってきた頃、暖かくもなってきたので風を入れようと窓を開けるとゴロンは飛んで窓の方へ行き、ずっと外を眺めていました。

朝が来ると早く開けてと言わんばかりに先に起きて窓際にいる。
鳥や車の音に耳を澄ましながら、よりリアルな世界を見るのが好きなようでした。

それからはゴロンのために、朝起きるとともに窓を開ける生活が始まり、そして私はそんな窓際のゴロンを撮るようになりました。

私の新しい日常。



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ゴロンとの日々で撮れた写真たち。


今までだって当たり前にできたこと。

でも、私は気づいていなかったのです。

ゴロンがとても外を眺めるのが好きだということも、いつも私と一緒にいたがることも、いつも同じ時間にお昼寝をして、また朝が来る頃には足元で一緒に寝ていて、私が窓を開けるのを待っていることも。

たくさん気づくことができてよかった。


家の中でも写真を楽しむきっかけをくれてありがとう。

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"Stay home,

                with you"

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