【バスケ】独断と偏見に基づくBリーグ初観戦マニュアル 戦術理解編【“選手の動き”を見ろ】

はじめに・・・



こんにちは。
 #Bリーグ もいよいよシーズンイン。ワールドカップの日本代表の活躍もあって球団によってはチケットが取りづらい状況のようですね。
そんな中、筆者のツイッターに筆者のnoteの読者からこんなリプライが届きました。

わたしのnoteを読んでくれるだけでも嬉しいのに、それでわざわざ観戦に行ってくれると言っていただいて大変ありがたいお話。
そんな彼(彼女)の質問というかリクエストは、
・選手推しの概念はあまりない
・戦術や戦略の面でバスケを知りたい
・とはいえバスケのリテラシーはあまりない
といったところ。

きっと「バスケって“スポーツとして”どこを見ればいいの?」みたいなのは共通の質問になると思ったのと
自分もバスケ経験者ではなく独学で戦術を勉強していったので、何か力になれるかなと思い記事を書きました。

前置きが長くなりましたがお付きあいください。

その1 ポジションとか役割とか

バスケのルールとかポジションとか、そのへんの説明は説明が下手くそな自分がするよりも動画だったり文章が上手い人のブログを見てくれ、って感じなので割愛しますね。


この辺の話は基本的なところ。頭に入ってるととっつきやすいと思うので、試合前に履修する価値はあると思います。

その2 まずは会場に行ってみないと始まらない

前回こちらのnoteにも書きましたが、「まずは会場に足を運んで試合を見るべき」だというのが肝要だと筆者は考えています。。
というのも、もちろんルールが分かってるに越したことはないけど、素人が見るんでも画面越しに中継で見るのとはやっぱり違います。
後で説明する、「戦術を見るためにはまずは選手の動きを見る」という点でも「会場でしかわからない」部分は大きいのですけれど、チアのパフォーマンスや会場でのオープニング演出など、ある意味試合会場はテーマパークみたいなところもあります。
今回の記事の趣旨は「会場の演出」ではないのでこんなもんで割愛しますが、今後またこれについては掘り下げようと思います。

その3 「特定の選手」を注視して眺めてみよう

上でコメントを頂いた方は「"選手個推し"というよりは"スポーツとして"どう見るか」という趣旨で伺っています。
確かにB界隈は個推し傾向が女性ファン中心に根強いスポーツとしては不思議な独特な空気が流れています。それはそうとして、"バスケットボール"というスポーツをどう楽しむか、ということを考えたときに、筆者の持論は「戦術を見るためには"選手の動き"に着目する」というのがあります。
たとえばチップオフして試合が始まったとしましょう。ホームチームでもアウェーチームでもいい。ポジションはどこでもいい。日本人でも外国人選手でもいい。一人の選手に着目して、オフェンスとディフェンス、2往復か3往復くらい、その人の動きをずっと注視してましょう。ボールを持ってなくても良い。なんならボールを持ってないときも、その人の動きから、目を離さない
そうするうちに、この人はオフェンスだとどういう動きをしたいのか、ディフェンスだとどういう動きをしている人を守るのか、みたいなのが、なんとなく見えてくるんじゃないかと思います。たとえばその選手がハンドラーの選手だったら、自分がボールを持ってコントロールするんだな、とか。シューターだったら、とにかく空きスペースをかいくぐって見つけて、シュートを打とうと走り回るんだな、とか。スクリーナーにしてもリバウンダーにしてもインサイドアタッカーにしても、ビッグマンだったらこういう動きでリングを狙うんだな、とか。
そのうち見る選手を変えると、「この選手は特段上手いな」というのが見えてくると思います。試合が後半になっていけば行くほど、「このチームはこの選手を使ったこの戦術が得点パターンなんだな」というのがわかるんじゃないでしょうか。

選手の活かし方は戦術にも活きてくるので、チームカラーにも跳ね返ってきます。たとえば、フィジカルゴリゴリ(たまにラフなファールも辞さない)のバスケを志向するオシャレ千葉こと #アルティーリ千葉 、エースに全てを託し主力を酷使する #島根スサノオマジック 、高い個人スキルを持つ選手でタイムシェアをする #琉球ゴールデンキングス 、逆に決して分厚くない選手層を采配でカバーする #仙台89ers など、見れば見るほど各チームの個性はわかってきます。

おわりに・・・

こんな感じで、「選手の動き」に注目して見てたら「ノーマークだったけど一人だけずば抜けて上手い奴がいた」みたいなことってあると思うんです。
これは筆者の余談ですが、たまたま大学バスケを現地観戦していて見てて、リーグ戦の下位争いをしていたチームで飛び抜けた選手がいたのを今でも忘れません。
それが、当時神奈川大学の3年生で75番をつけていた選手。先日のブログでも紹介した、今 #アルバルク東京 に所属している小酒部泰輝選手です。学生時代の無名時代のエースっぷりを見てたのは今でもちょっとした自慢です
別に推し選手を作る目的でなくても、こういう感じで「動きのいい選手」に目をつけておくと、後々面白いことがあるかもしれませんよ。

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