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ロゲットカード

ダムカードやマンホールカードなど、これまでだとマニアックだとされてきたスポットのコレクションカードが密かなブームになっています。
本当にこういうスポットがカードのおかげで注目を集めるのはとても嬉しくて、ひっそりと写真でコレクションをするということをやってきた身としてはとても良い状況になったものだよなぁとしみじみと感じます。
以前はマンホールの写真を撮っているという話をしたら「え?マンホール??なんで?」っていう感じのところから会話がスタートしていましたが、今なら「色々なデザインがあるんだよね?」みたいな形からスタートするのですから雲泥の差と言えます。(マンホールカードは以前記事にしましたので良かったら・・・

沢山の公共系カードが登場する中、私の中で長年待ち望んでいたカードが今年登場しました。

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それは全国統一観光スポットカードとして登場したLOGet!CARD(ロゲットカード)。というコレクション。
詳しい話は公式サイト公式ツイッターYouTubeチャンネルをご覧になって欲しいのですが、私がとても惹かれたのは観光スポットカードであるということ。

私の1番の趣味は「旅」です。これまでに数えきれない時間とお金を使って、日本中(少しだけ世界も)で楽しんできました。
旅は景色を楽しんだり、ショッピングを楽しんだり、食事を楽しんだり、人々との交流を楽しんだり、移動そのものを楽しんだり、寝る場所を楽しんだりとあらゆる楽しみが詰まっていると感じています。楽しむ要素が満載ですから、旅の終わりにはとても肉体的には疲れているのだけれど、精神的にはリフレッシュできていて、私には無くてはならぬものになっています。
旅では何か行った先々の証を欲しいなぁと思い、昔はキーホルダーを買っていました。あとメダルとか鉄道の切符とか。各地にあるスタンプは見つけたら必ず押すようにしていたり、なにか記録を残したいんですよね。ここに行ったぜ!って。

旅を続けていると、もっと沢山の人に知られて欲しい・・・と思う観光スポットというのが日本にはまだまだ沢山あることに気がつきます。
「もっと知られて欲しい」と思う場所というのは、活気が無く近くはシャッター街になってしまっていたり、とても寂しいことになっている場所に多いのですが、そんな場所にも素敵なスポットが沢山あるのですね。
人気観光地とセットで訪れる人が増える秘策はないものか・・・。私を楽しませてくれたこの場所に活気が戻ってくる方法はないものか・・・などと、移動中に何度考えたことか。

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そんな中で登場したのがロゲットカード。私はこのカードが持つ可能性にとても惹かれています。
まず私の何かを残したいという欲求を満たしてくれる可能性を秘めています。種類が増えていけば、行った先々のカードがストックされていく。それは自分だけの旅行の記録と言えますし、ガイドブックにもなります。
何千種類って発行されたら凄いですよね。

次にロゲットカードが盛り上がってくれると、例えば普段の旅行だったら行かない場所にも、カードがあるから行くという人が生まれます。これは統一フォーマットという物が持つコレクション性によるものですが、カードがあるから行くという人が現れると、そのスポットだけでなく観光地全体が活性化することになります。
その地での滞在時間が増えれば、食事もそのエリアでとることになりますし、宿もその場所になるかもしれません。どれだけ滞在してもらえるか?は、その土地で観光業に関わる人にとってはとても大切なことだと思うのです。

また、今は各地域で頑張っている観光地が連携を取るきっかけにもなるかもしれません。統一フォーマットっていうのはそういう可能性を秘めています。
例えば、北海道の五稜郭は有名ですが、長野にも五稜郭があるんです。長野の五稜郭はあまり知名度がありませんが、もしカードが登場したらセットにしたくなる・・・とか。軽井沢からも遠くないですから、ついでに行ってみようとなるかもしれません。
山梨の猿橋、山口の錦帯橋など奇矯をテーマにするのも面白いかもしれません。カードをもらったから、次の旅行にも奇矯を入れてみようとか。

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まだまだ産声をあげたばかりのロゲットカード。
私は勝手にものすごく大きな期待を寄せています。新型コロナによって瀕死の状況になってしまった日本の観光業を立て直す上でも盛り上がって欲しい。そんなふうに思っています。

まずは1枚、ゲットして欲しいアイテムです!

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