#時空の森羅万象物語 第Ⅷ章第71節
今章のメインキャラクターは、この時空物語通しての主人公である東南浅葱ですが、今までの各章でメインとなってきたキャラクターが皆それぞれに活躍する章でもあります。
終盤まではまだ話数がありますが、この章でも色々明らかになるかと思います。
虹野島に点在する祠は形も大きさも様々で、小さいものまで合わせると島内(一部は島外にも)にかなりの数存在しています。
以前にもちょこっと書きましたが、これらの祠は五行の守護者が宿っているものを含めて、リアル現実屋久島の守護神【一品宝珠大権現】の祠、そして矢筈神社をモデルにしています。
五芒星というのは、五行思想でも使用される、いわゆる五角の星型(挿絵参照)の事ですね。
一応注意書きしておきますが、この五芒星の結界を張ったのは遥か昔の巫女様で、鏡祐達が関わっていた緘口令の力とは別物です。
著者自身がゴッチャにしやすいので、念の為に書いておきます σ(^_^;)
このお話では、地震というものを「力の目覚め」「力の呼び覚まし」「刺激」「抵抗」の象徴として用いているような傾向が強いです。
そして噴火は、地震の結果(もしくは誘発されたもの)としての「暴走」「暴発」「破壊」「崩壊」「終焉」のようなイメージです。
7300年前の鬼界カルデラ噴火の際、噴煙は東北地方上空まで及んだとされています。
今まで(確か)名前は出て来ましたが、今章でようやく鬼界カルデラの外縁にあたるメンドン島(薩摩硫黄島がモデル)へも渡る事になります。
心配性な鏡祐とは真反対に何でもオープンに話してくれる織姫さんによって、かなり話の展開が進みそうですね。
リュウグウノツカイは結構有名な生物かと思いますが、リュウグウノツカイよりもアマビエの方のビジュアル記憶がどことなく適当なのは、浅葱らしいと言えば浅葱らしいのかもしれません(笑)
リュウグウノツカイ=アマビエというのはあくまでも一つの説に過ぎませんが、ありえない話ではないかなと思います。
(白澤を丑だと言っていますが、実際は人面山羊という説の方が濃厚みたいです。
そもそも、干支の話は全体的にこじつけ感が強いですね;)
今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございました m(_ _)m